【連載】江籠裕奈のディープ可愛い論 第6回「ロリータになれて嬉しかったな」

【連載】江籠裕奈のディープ可愛い論 第6回「ロリータになれて嬉しかったな」

【連載】江籠裕奈のディープ可愛い論 第6回「ロリータになれて嬉しかったな」

“可愛い”が大好きな江籠裕奈が、今気になっている“可愛い”について思いのままに綴っていく本連載。今回のテーマは“私の独り言”。ロリータファッションを主軸に近況を語る。

江籠裕奈です!
10月ですね〜。
大人になるにつれ1年があっという間に終わるなんて言うけど、もうすでに一瞬なんだけど?って気持ちです(笑)。
今回は私の独り言を書くので、のんびり読んでいただけたら嬉しいです!

ずっと昔からロリータファッションに憧れがありました。
憧れたところで私にとっては、現実的じゃない夢だけど子どもの頃“なりたいな”って思った夢がみんなあるように、すごく純粋な“いいな”が詰まった憧れ。
雑誌をめくってロリータファッションのページがあったら真剣に眺めるし、中には入れないけどロリータを扱うお店の前だけはちょっとゆっくり歩いてみるくらいには今でも心がわくわくします。
理由はわからないけど、私の心をくすぐる理由がどこかにあるんだと思う。

少し前に前髪の縮毛矯正をかけに美容室へ行った帰り道、どうしようもなく悲しい気持ちになって、あの子は私と違ってこうだからいいな。
結局自分のことをわかってくれるのは自分しかいないんだ。なんて考えながら自転車を漕いでいたら、ロリータドレスを着た可愛い女の子とすれ違いました。
話したこともないただ一瞬すれ違っただけの誰かに対していろいろ勝手に思うのは失礼すぎるけど、可愛くてカッコよくて羨ましかった。
それが何を意味しているのか、もしかしたらなんの意味もないかもしれないけど、私の中の純粋な“いいな”が久しぶりに溢れた瞬間でした。

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