【連載】江籠裕奈のディープ可愛い論 第4回「イメチェンって、本人にとっては一大決心、大イベントなんです」

【連載】江籠裕奈のディープ可愛い論 第4回「イメチェンって、本人にとっては一大決心、大イベントなんです」

【連載】江籠裕奈のディープ可愛い論 第4回「イメチェンって、本人にとっては一大決心、大イベントなんです」「江籠裕奈のディープ可愛い論」第4回

2024.09.12

“可愛い”が大好きな江籠裕奈が、今気になっている“可愛い”について思いのままに綴っていく本連載。今回のテーマは“イメチェン”。最近2年振りに髪色を変えた江籠が、“髪型を変えること”についての自身の想いを語る。

江籠裕奈です!
実は最近2年振りに髪色を明るくしました。
飽き性な私にしてはブームが長く、2年間ずっと黒髪だったんですがついに。
2年前は毎月いろんな髪色にして楽しんでいたけど、TikTokで偶然見つけた可愛い子が黒髪ロングだったので、勝手に影響されて黒髪にしてエクステをつけてロングにしました(笑)。
それから気づいたら2年が経って、もうその女の子は気づいたら黒髪ロングじゃなくなっていたけど、なんだかんだ気に入ってたし、周りからも好評だったから流れでそのまま。

今回急に思い立って髪を染めたのには自分では深い理由はないと思っているんですけど、どこか自分でもわからないような小さい気持ちの変化があったのかなとも思っています。
迷ったらわくわくする方を選びたいという気持ちがまだ自分にちゃんとあったことを実感できて嬉しかったです。まだ頑張りたいって思ってるんだって。

初めて髪を染めたのは18歳の時でした。
グループにいた時は髪を明るくするのは高校卒業後からと決まっていて、もちろんルールは守ったし憧れてもいなかった。
アイドルという文化がそうなのか、私がいた環境がそうだったのかはわからないけど、当時は“黒髪じゃないと……”みたいな雰囲気があったのは覚えています。
その頃の私は現状に感謝しているけど満足はできていないもどかしい気持ちでいて、何かをきっかけにして自分自身を変えたいと思っていました。そんなことを考えながら過ごしているうちに急に“よし、髪を染めよう”と決心したんです。

1度心が決まってからの私は行動が早くて、すぐにスタッフさんに話しに行きました。
ありがたいことに雑誌でイメチェンの企画を組んでいただけることになって、長かった髪を短く切って髪を染めた。
一大決心ではあったけど、小心者なのでファンの方々からの反応が不安で仕方がなかったです(笑)。
想像より受け入れてもらえて、なにより私のどうにか変わりたい気持ちを受け取ってくれた方がたくさんいたことが幸せでした。
アイドルという仕事をしているから、需要の有無はもちろん考えなくちゃいけないことだと思うけど、自分自身の気分が変わる、わくわくするってものすごく重要。そんなことを身をもって感じた出来事でした。

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