桃月なしこ［イベントレポート］「前作に続いて今回も参加できて嬉しい」『映画THE3名様Ω～これってフツーに事件じゃね？！～』初日舞台挨拶 登場

想定外の大ヒットとなったシリーズ初の劇場版『THE3名様～リモートだけじゃ無理じゃね?～』から2年、ファミレスに集合するジャンボ、まっつん、ミッキーは、お馴染みの佐藤、岡田、塚本が続投。『Ω（オメガ）』として新装再開店でパワーアップしてスクリーンに帰って来た。

佐藤は“台風の影響が大変な状況の中、こんなにも大勢の方に集まっていただいて嬉しいです。僕ら自身もこの日を迎えることを楽しみにしていました。観客のみなさんも僕らが楽しんで作ったところでビビットに反応して笑っていただき、映画館で笑える作品を作れたことが嬉しいです。長いこと応援してくださるみなさんの力があってここまでたどり着けた作品です”と、満員御礼の会場に感謝した。

岡田も“今日から映画が公開されて覆面のスペシャルゲストの謎も解けるので、みなさんにもこれからどんどん広げていただき、一緒に『THE3名様』を盛り上げてもらえたら嬉しいです”と喜色満面。

そんな岡田が映るタブレットを持って登場したのが、出演者の安藤玉恵。台風の影響で予定されていた仕事がなくなり、プライベートで同作を鑑賞しに来たことからサプライズ登壇となった。安藤の予約した上映時間が迫っていることもあり、安藤は詰めかけたファンに感謝を述べたあと、キャスト陣から“映画を楽しんでね～！”と見送られて降壇となった。

塚本は“サンサンという台風が来ている日に『THE3名様』が初日を迎えるという……”と“3”繋がりの偶然に驚きながら、“ここにいる全員で楽しみましょう！　サンキュー、ファミー！”とコール＆レスポンスで盛り上げた。

小林は“今回は店員も重要な役回りなので、まさにみんなで作り上げた『THE3名様』という気がします”としみじみ。桃月も“前作に続いて今回も参加できて嬉しい”と喜び、プロデュース＆監督の森谷も“今日を迎えるまでドキドキでしたが、観客のみなさんの笑い声に勇気をいただきました”と感極まっていた。

この日、ポスターや予告編でも話題になった覆面男の正体が明らかに。その人物は、『THE3名様』スタート当時から原作＆作品ファンを公言してきた櫻井翔。櫻井はサプライズで“覆面役をやらせていただきました、櫻井翔です。今回このような形でサプライズゲストとして出演する機会をいただいた時は、自分にとっても信じられないような大きな嬉しいサプライズでした。しかも撮影当日が僕の42歳の誕生日でみなさんにお祝いいただき、たくさんの嬉しいが詰まった現場でした。当時は刑事役の連ドラをやっていたところだったので、今回は覆面という真逆に位置するような役をやらせていただき、自分にとっても貴重な1日でした。嬉しかったのはお芝居という形でみなさんとご一緒できたのが1番のプレゼントで、幸せな1日になりました。これからもいちファンとして、この先々の『THE3名様』のみなさんのご活躍や作品の大きな反響を期待しています……今後とも、櫻井翔をどうぞよろしくお願いします！”とビデオレターを寄せた。

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これに佐藤は“最終的にはチャクライ（櫻井）の売り込みかよ！”とツッコミつつも、“本当にありがたい。撮影当日も主演する連続ドラマ最中の忙しい中で、しかも誕生日という特別な日に1日だけスケジュールをもらってブワーと撮った”と櫻井の参加に感謝。同時に佐藤は“1日しか撮れないのでチャクライが映るカットを優先的に撮り終えた森谷さんが、まだ俺たちのカットが残ってるのにも関わらず、もう作品を撮り終えたみたいな顔をしていた”と不満を述べて、その矛先となった森谷監督は“必死に撮っていたので、撮り終わった瞬間にクランクアップした感覚になった”と告白。

最後に塚本は、舞台挨拶の全国キャンペーンに向けて“今日がスタート！　ファミー！”とPRし、岡田も“始球式がなくなったり、台風にぶつかったり。もっている『THE3名様』だと思うので、これからも『THE3名様』を続けていきたい”と意気込んだ。佐藤は“作品がスタートして来年で20周年を迎えます。同じメンバーでもの作りができるのは自分にとって大きなことで大事な宝物です。続けられている要因は応援してくれるみなさんがいてくれるからこそ。みなさんの情熱はほかの作品に負けないくらい、1番くらいに伝わっているので、これからもみなさんに満足してもらえるような『THE3名様』を作り続けていきたいです”と力強く宣言した。