©2024『SOUND of LOVE』製作委員会
染谷有香 主演映画『SOUND of LOVE』、艶麗な音の世界がくり広げられていく本予告公開
染谷有香が主演を務める映画『SOUND of LOVE』が、本予告を公開した。
染谷有香演じる明葉の魅惑的な声、吸い込まれてしまいそうな不思議な存在感。そんな明葉に奔走されながらも真実の愛を求める樫尾篤紀演じる守屋、自身の欲望に忠実でセクシーな和田聰宏演じる三上、守屋との未来を信じるが本心は謎の希代彩演じる玲美。
本予告は、これまで見たことのない艶麗な音の世界がくり広げられていくさまが感じられるような仕上がりとなった。
映画『SOUND of LOVE』場面写真
オピニオンコメント
尾崎世界観(クリープハイプ):
映画を“観た”というより、映画に“触った”という感覚になる初めての体験だった。
誰かが耳の穴に指を突っ込んできて、それをずっと掻き回しているような。
作品の中に入っていくというより、作品が中に入ってくるあの感じが、今もまだ残っている。
燃え殻(作家):
いっとき、スマホも忘れ、現実のあれやこれやも横に置いて、映画館の暗闇の中、目と耳だけを研ぎ澄ませましょう。
TOWA TEI(DJ):
僕も明葉こと有香さんの声、大ファンなんですが、非常に時と場合を選ぶ音響系フェチ映画でした! こういうのをボーっと観てたい時間もきっとある。今自分は何が観たいか? 映画選びってDJに似てるよね。
呉城久美(俳優):
この映画を観ている間、主演の染谷さん演じる明葉がずっと私の手を取ってスクリーンの中へといざなってくるそんな感覚に襲われました。明葉のたてる音、誘う声、白い肌、どれも現実味がないほど美しく、あれを映画館で観て平常心でいられる人はただ者ではないと 思います。とかいってたら、いつの間にか繋いでいた手は剥がされていて冷酷に突き落とされます。なぜか悪い気はしない。むしろこっからの明葉がめちゃくちゃいい。人はこれを快感と呼ぶのでしょうか。
AFRO(MOROHA):
観終わった後、耳の奥に生温かさが残った。ラストシーンの臓器のような表情が忘れられない。
祖父江里奈(テレビ東京ドラマプロデューサー):
世の中にはさまざまなフェチシズムがあるけれど、よりによってマニアックなやつを抱えちゃった人は、その性癖に振り回される人生を送ることになる。七転八倒しながらも快楽を求める姿ははたから見ると滑稽なんだけれど、その必死さにどこか愛おしさを感じてしまいます。変態って切ないな、と思わせてくれた映画です。
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