あまいものつめあわせ、#Mooove!［TIF2024メインステージ争奪LIVE決勝戦レポート］夢のステージを目指した2組の激闘の結末は？

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取材＆文：竹内伸一
撮影：河邉有実莉

みんなのおかげで夏が好きになりました！

会場のスタートのかけ声から、いよいよ決戦の火蓋が切って落とされた。先攻はあまいものつめあわあせ。SEに合わせて手拍子が巻き起こる中、6人がスキップを踏むように軽やかステージに登場。背中を向け、腰を振るようなダンスを全員で綺麗に揃えると、振り向きざまのポーズもばっちりと決め、見応えのあるオープニングから彼女たちの決勝が始まった。

“最高の想い出を作りましょう！”の声とともに「恋するシースルー」へ。ポップなサウンドに乗って可愛らしく歌い踊るも、その声にはやや緊張感も。しかし、間奏では6人で綺麗にターンを決める。その統率の取れた動きからは、この日にかける想いがうかがえるようだった。さらに落ちサビの後には6人で大きくジャンプ。こちらも見事にシンクロさせると会場は大いに湧いた。

「キライライ」のアップテンポな4つ打ちビートが流れ出すと、“まだ行けるよね！”の煽りとともに、ガッツポーズを作り横移動を開始。会場も一緒になって踊り出し、“クラップ！”の声がかかると手拍子を打ち鳴らした。さらに間奏では激しいダンスを披露し、見せ場を作り、大サビでは拳を振り上げながら叫ぶように熱唱。最後にポーズを決めると、めくるめく熱演に会場から大きな拍手が送られた。

さらにテンポの速いパンクナンバー「超絶あまつめ流星群」へとつなぐと、6人はさらに激しくダイナミックなパフォーマンスを観せながら、“一緒に！”“クラップ！”と会場を焚きつけていく。間奏では“全員楽しんでいる？”“みんなの声、届いているよ！”“みんな、まだまだ行けるよね！”などと、その熱い想いを言葉に乗せた。するとその動きはますます加速。全力疾走さながらに激しく動き回り、ライヴを盛り上げていった。

“めっちゃ楽しい！　みんなありがとう!!”の絶叫からラストの「恋の女神様っ！」へとなだれ込む。今度は可愛らしさ全開で、飛び跳ねるように歌い踊る。さらに曲中の“女神様！”の絶叫をきっかけに、可愛らしさに激しさが加わった賑やかなパフォーマンスに。その楽しそうな表情からは最初の硬さは消え、ライブを楽しんでいる様子がうかがえた。

最後のMCで“みんな最強！”“アイドルって楽しい！”“みんなのおかげで夏が好きになりました！”など、ファンへの感謝とそれぞれの想いを叫ぶように伝え、6人はステージを去っていった。