小越春花(NGT48)、出演映画『こころのふた〜雪ふるまちで〜』を一言で表すと「人間界の魔法のような映画」東京公開記念舞台挨拶にて

小越春花(NGT48)、出演映画『こころのふた〜雪ふるまちで〜』を一言で表すと「人間界の魔法のような映画」東京公開記念舞台挨拶にて

小越春花(NGT48)、出演映画『こころのふた〜雪ふるまちで〜』を一言で表すと「人間界の魔法のような映画」東京公開記念舞台挨拶にて

映画『こころのふた〜雪ふるまちで〜』が、本日6月15日(土)にユナイテッド・シネマ豊洲にて、<東京公開記念舞台挨拶>を開催。NGT48の小越春花や、今森茉耶らが登壇し、オーディションや撮影当時の話を語った。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。

<映画『こころのふた〜雪ふるまちで〜』東京公開記念舞台挨拶>ユナイテッド・シネマ豊洲(2024年6月15日)

若手発掘育成と地方創生を目的とした『私の卒業プロジェクト』。

今年は新潟を舞台に第5回目となる『こころのふた〜雪ふるまちで〜』を製作。新潟県新潟市と燕市を舞台に、地元に根付く文化に触れながらも、高校を卒業していく若者たちがどのような一歩を踏み出すのかが見どころとなっている。3月29日(金)には新潟で先行公開をし、そして今回東京での公開を記念し舞台挨拶が、ユナイテッド・シネマ豊洲で行なわれた。地元NGT48で活躍する小越春花、下川恭平、今森茉耶、渡邉多緒、阿部凜、草野星華、美波、八条院蔵人、大熊杏優 、そして北川瞳監督が登壇した。

新潟を舞台に、若者たちの心の機微を描き出した同作の世界を堪能したばかりの観客から登壇したキャストに対し、拍手が湧き起こった。そんな観客の熱気を目の当たりにした小越は“私自身、すごく緊張していますけど、短い時間ですが、みなさんと楽しい時間を過ごさせていただけたら”と挨拶。そして白石学を演じた下川は“実は僕はすぐ近くが地元というか、もともと近くに住んでいました。この映画館の客席にも何回も座っていたので、感慨深いです。出演者としてここに立てているのがとても嬉しいです”と晴れやかに語った。

同作の劇中では、国の重要文化財に指定されている萬代橋が印象的に登場する。芸能事務所にスカウトされた愛佳がこの橋でたたずみ、芸能界入りを悩むシーンは小越自身もお気に入りのシーンとのことで、“私は新潟出身なんですけど、日常的にここを通りますし、ほかのシーンの撮影場所も訪れます。だから撮影が終わってからも、撮影場所の近くを通ると、ここにいたんだなと思って。ひとりぼっちでエモくなっている状態で、感慨深くなります。映画には新潟の風景が綺麗に残っているので嬉しいですね”と、その想いを明かした。

またダンス部のカリスマリーダー、橋本亮介を演じた渡邉は、“特に頑張ったのがダンスシーン。映画が始まる3週間くらい前に(八条院)蔵人くんと(下川)恭平くんにダンスを教えてもらいました。自分の中でもけっこう満足がいくダンスができた”と述懐。同作では出演だけではなく、ダンスの振り付けも担当したという八条院も“僕もダンスが印象深いです。ダンスのカリスマ(渡邉)も頑張ってくれたし、新潟のダンス部のみんなもその場で振りを覚えてくださって。何回も踊ったんですけど、みんな積極的に楽しんでやってくださいました”と語った。

椎名弥生役の今森は“私は芸妓のシーンがお気に入りです。みなさん、どうでしたか?”と尋ねると、会場には大きな拍手が。“このシーンも撮影が始まる2週間くらい前に、本格的な稽古場で、お師匠さんから踊りと着付けまで教えていただきました。実は最近DMが来て、「お客さまから、幻の新人芸妓さんである、弥生の千社札をもらった」という写真をいただいて。それが本当に嬉しくて。この役をやっていて本当に光栄だなと思いました。すごく頑張ったし、芸妓のみなさんとたくさんコミュニケーションを取ったので嬉しかった”と笑顔を見せた。

清水真衣を演じた草野は“今日映画を見返したんですが、最初の方に、(渡邉)多緒演じる亮介が、弥生ちゃん(今森)に向かって「大好きだよ!」というシーンがあったと思うんですけど、そこは撮影する時にも見ていて。その時も超可愛いなと思っていたんですけど、実際に映像で観ると、高校生らしい無邪気さがあって。地味にお気に入りのシーンでした”と振り返ると、渡邊も“あそこは1番苦戦したシーンでした”と振り返った。

そんな草野が演じた清水真衣という役柄は、つらい過去を背負い、新潟にやってきたキャラクター。同作ではそんな彼女が、美波演じる藤巻司や、愛佳たち同級生に出会い、心境に変化が訪れるさまが描かれる。峰村由香を演じた阿部は、そんな清水真衣が登場するシーンがお気に入りとのことで、“最後のシーンが本当に大好きなんです。真衣ちゃんは過去にいろんなものを抱えていて、それで新潟に来たという環境で。誰にでも心を開くような子ではないのに、それでも……”と切り出すや、クライマックスシーンを詳細に語り始め、“なんて素敵なんだろうと。私はあのシーンを観るたびに涙がポロッと出ちゃうんです”と力説。それを聞いていた草野も“自分よりも真衣愛が強いんです。撮影期間も、セイちゃんじゃなくて、真衣ちゃんと呼ばれていましたから。それは嬉しい限りですけどね”と笑ってみせた。

一方、草野の演技に感銘を受けたのは阿部だけではなく、藤巻を演じた美波も同様だったようで、“僕も最後の彼女の表情が大好きでした。実はそのシーンを撮る直前、現場では(草野)星華がずっとヘッドフォンをして、ひとり思いにふけっていて。撮影以外でも真衣としていようとしていたんです。すごい役者の魂みたいなものを感じて。だからこそクライマックスがああいう素敵なシーンになったんだろうなと思って。尊敬しています”と笑顔を見せた。

子ども食堂の店員を演じた大熊は、“私はメインキャストの人たちが涙するシーンがすごくお気に入りです。というのも、オーディションの時に、自分もそのシーンを演じたんですけど、感情を高ぶらせて泣くというシーンが本当に難しかったんですよ。でも、みなさんの演技を映像で観た時に、なんだかこっちまで泣けてくるというか。感情が伝わってくる演技をしていて。お気に入りのシーンです”と明かした。

北川監督も“基本的に全部よかったなと思っていますけど、でも最後の真衣のシーンがめちゃくちゃよかったなと”と振り返った。

“この作品を一言で言うと?”という質問には、まず阿部が“結晶”。雪の結晶のように、よく見ないと見えないほどに小さくて、儚いもの。そういう人間の些細なものに寄り添ってくれるような作品であるということ、そしてワークショップから一緒に頑張ってきた仲間たちとの努力の結晶の作品でもあるのだということを明かした。

そして渡邊が“勇気を与えられる作品”、下川が“優しく背中を押しちゃうよ”、草野が“みんなとつながれる作品”と続け、最後に小越が“人間界の魔法の(ような)映画”と説明。ちなみに小越が言う“魔法”とは、悩みを抱えた若者たちが大人に成長し、一歩前に進む姿を“人間の世界にある「魔法のような」奇跡”という意味なのだという。だがその真意が伝わったのかと心配になって、“映画には魔法使いとか魔法は出ないんですけど……”と一生懸命説明する小越の姿に、会場はクスクスと笑いが起こった。しかし、それとともに、彼女の言葉の真意を受け取った観客の間からは温かい拍手が送られた。

そんな大盛り上がりのイベントもいよいよ終幕。最後にキャストを代表して小越が“オーディションの日々を思い出すと、公開の日を迎えられたということが本当に夢みたいな感覚としてありますし、それがすごく嬉しいです。キャストのみなさんと協力して、力を合わせて頑張りましたし、スタッフのみなさま、新潟のみなさまのおかげだと思っています。そしてこうして観に来てくださったみなさまがいらっしゃって、映画が完成したんだなという実感があって幸せです。この映画を1人でも多くの人に広めたいなと思っているので、まわりの方に広めていただいたり、SNSで拡散していただいたり、みなさんの感想をぜひ私たちに届けていただけたら嬉しいなと思いました”と呼びかけた。

イベントの最後に、6月28日(金)にイオンシネマみなとみらいにて、<私の卒業 5周年記念イベント>の開催を発表。MCに森香澄、卒業生から1期メンバーの大原梓、2期メンバーの星乃夢奈、3期メンバーの簡秀吉、超ときめき宣伝部の菅田愛貴、4期メンバーの小林虎之介、そして、5期メンバーの小越春花、下川恭平、今森茉耶、美波が出演。こちらは、イオンシネマ県央を除く21劇場でライブビューイングを行なう。

次ページ

  • 1
  • トップページ
  • レポート
  • 小越春花(NGT48)、出演映画『こころのふた〜雪ふるまちで〜』を一言で表すと「人間界の魔法のような映画」東京公開記念舞台挨拶にて