スパガ、14周年ライブハウスツアー開幕！

SUPER☆GiRLSが、6月9日（日）に埼玉・HEAVEN'S ROCK 熊谷 VJ-1にて、14周年ライブハウスツアー＜SUPER☆GiRLSライブハウスツアー2024 ～200%の恋とかどうです？～／～とびきりスパガは夏っぽい～＞を開催。全国4都市8公演を行なうライブツアーの初日を盛大に盛り上げた。

2010年に結成され、6月12日に結成14周年と5期生メンバーのデビュー3周年の記念日を迎えたSUPER☆GiRLS。これまでに30枚ものシングルをリリース、日本武道館でのワンマンライブや数々のアイドルフェスに出演している日本のアイドルシーンを語る上で欠かせないグループである。

2023年1月に、6期生5名が加入し、現在は、“第6章”として全9名で活動中。アイドルファンからは“スパガ”の愛称で親しまれており、毎年夏にリリースするシングルは、その爽やかさと、高クオリティな楽曲で“夏スパガ”と形容される。7月17日には、“夏スパガ”の歴史に新たな1ページを刻む、31stシングル「とびきりだれより夏っぽいこと」のリリースを控える。

今年は、スパガにとって一足早い夏を迎えた。6月9日のHEAVEN'S ROCK 熊谷 VJ-1には、ぎっしりとファンが詰めかけた。

同ツアーは、1部に＜200%の恋とかどうです？＞、2部に＜とびきりスパガは夏っぽい＞というサブタイトルがつけられ、各部でセットリストを大幅に変えた公演内容に。

ライブハウスツアーの開幕を飾ったのは、来月リリースする最新シングル「とびきりだれより夏っぽいこと」。初の単独センターを務める6期生の柏綾菜を中心に、爽やか、かつ甘酸っぱい歌詞とメロディ、観客1人ひとりに対して手を振るようなキャッチーな振り付けで強烈な印象を残す。1曲目から圧巻のパフォーマンスに会場のボルテージは急上昇となった。

同公演で、新制服衣装も初お披露目。清楚で締まった印象のグレーのチェック柄と、ホワイトのパフスリーブがスタイリッシュ。そこに、襟元の大きなネイビー色のリボンがキュートさを演出している。

7代目リーダーの竹内ななみが、“1部では、恋セトリを持ってきました！”と、自信満々の様子で呼びかけたとおり、「恋愛マニフェスト」「恋愛ルール」など、スパガが誇る甘い恋を表現した楽曲を序盤から怒涛に披露。それぞれの声色のよさを活かした安定感のある歌声と、ダイナミックで豊富な表現力を持ったダンスは、群雄割拠のアイドル界でも抜きん出ている。

同公演では、最新シングル「とび夏」のカップリング曲「今、空は何色だろうか？」を初披露。この楽曲は、グループの中でもお姉さんメンバー、4期生の坂林佳奈と門林有羽がダブルセンターを務め、OGで1期生の渡邉ひかるが振り付けを行なった。初披露前のMCで、門林は、“青ざめそう（笑）”と、緊張を吐露したが、それに対して坂林は“大丈夫！　めっちゃ練習したもん。みんなで！”と鼓舞。これまでのスパガの軌跡を辿っていくかのように、過去曲の振り付けの要素が散りばめられており、エモーショナルな仕上がりになっている。

坂林は、“私か門林、どっちかが卒業するんじゃない？みたいな気持ちが、ファンのみなさんからすごく伝わってきまして（笑）”と、苦笑いしながらも、“安心してください。卒業しません！（笑）”と力強く回答し、会場には“おおー！”という大歓声と拍手が響き渡った。

また、竹内が“4都市ツアー回るじゃないですか？　なので、ご当地の胸キュン台詞を伝授しようの会をしたいんですけど、埼玉代表大丈夫ですか？（笑）”と、ニヤリとしながら振ると、埼玉出身の6期生・柏が“あやちん、今夜1人じゃさむしいけ”と、困り顔で話すと、埼玉で育った鎌田が“それだったら私とつき合ってくんねえけ？”と返し、埼玉弁の胸キュン台詞を披露。グループ最年少の羽渕花恋と、リーダーの竹内が無茶ぶりで披露させられる流れもあり、会場は温かい雰囲気に包まれた。

その後、坂林が“ラストブロックに入りますけれども、まだまだ盛り上がっていきますか！　めちゃめちゃ声出してくれますか！”と、叫ぶと、“おー！”と怒号のようなレスポンスが起こり、ここからはスパガの独壇場。新旧織り交ぜたセットリストを展開し、会場の熱気は最高潮に。

ファンとメンバーが一体となったライブハウスツアーの初日は、大盛況で幕を閉じた。

今回のツアーは、今後大阪、愛知を巡り、6月30日（日）の東京・duo MUSIC EXCHANGEで千秋楽を迎える。一足早い“夏スパガ”が感じられる同ツアーに、より一層の期待が高まっている。