相楽伊織［インタビュー］解放をテーマにした1st写真集で到達した美の境地「露出への抵抗はなく、妥協したくないという想いがありました」相楽伊織 1st写真集『浮泳夢(ふぇむ)』インタビュー

グラビアは女の子の可愛い部分を引き出してくれるもの

ーーそもそも相楽さんがグラビアをやりたいと思った理由を教えてもらえますか？

相楽：
中学生の時からAKB48さんが好きで、グラビアを見ていて“可愛いな、綺麗だな”って思っていたんです。乃木坂46に入ってからも、先輩や同期が写真集を出していて、私もやってみたいっていう想いがあったのが1番ですね。写真集やグラビアの中には、エッチな方向性に100％振り切ったものもありますけど、女の子の可愛い部分を引き出してくれるものだと思っていました。だから、抵抗感はなかったです。

ーーグラビアという部分で影響を受けた人はいますか？

相楽：
柏木由紀さんや小嶋陽菜さんは、スタイルがいいっていうのはもちろん、魅せ方が綺麗だと思ってました。神7の方たちには、影響を受けたかもしれません。私、推しメンがまゆゆ（渡辺麻友）さんだったので、1st写真集の『まゆゆ』は買いました。

ーー今回、相楽さん自身も写真集を発売することになりましたが、当初、撮影スケジュールが秘密にされていたそうですね。

相楽：
そうなんです。スケジュールを見ていて、これなんだろう？って思っていたんですけど、マネージャーさんがちょくちょくヒントみたいなものをくれたんです。“海外に行く”とか。でも、私の中では“海外＝写真集の撮影”と結びつかなかったので、秘境に連れて行かれて修行するものだと思ってました（笑）。

ーー出版が決まった時に、乃木坂46 OGの北野日奈子さんが長文でお祝いしてくれたそうですね。

相楽：
日奈子は、私が写真集を作りたいと思っていたことも知ってましたし、ずっとグラビア活動も応援してくれていたので、自分のことのように喜んでくれましたね。

ーー北野さんが、完成した写真集を見たらどんな反応をしてくれると思いますか？

相楽：
どうなんだろう……でも、すごいびっくりしてくれる気がします。たぶん、日奈子はここまで露出した写真集だとは想像していないと思うので。

ーー今回の写真集は“解放”がテーマということで、これまでのグラビアと比べて肌見せする内容になりましたが、その部分への抵抗はなかったのですか？

相楽：
抵抗はなかったですね。この1年グラビアをやってきて、ファンの方もいろんな私を見てくれたと思うので、そこでさらに新しい私を魅せるとなると、露出の面を期待されるのかなと思っていました。私も写真集を出すのなら、妥協したくないという想いもありましたし。

ーー露出を増やすことと、綺麗さを魅せることのバランスを取ることは難しいと思うのですが、相楽さん自身は、どういうことを意識しましたか？

相楽：
ポージングや表情は意識しました。撮影中に、自分の見え方のイメージはけっこう湧いてくるので、そのイメージに近づけるようにしましたね。

ーー今回撮影を担当したのが、相楽さんのことを長い間撮ってきた佐藤裕之さんということで、イメージがより掴みやすかったかもしれないですね。

相楽：
そうですね。乃木坂46の時に、初めて紙のグラビアを撮っていただいたのが裕之さんで。そのあとも何度かお世話になってきましたし、裕之さんとの撮影は印象深いものが多いんです。フィーリングが合うと思っていたので、今回撮ってもらえたのはすごく嬉しかったですね。

ーーこれまでの自分のよさもわかっているし、新しい自分も引き出してもらえると思いましたか？

相楽：
新しい自分を引き出してもらうというよりは、なんか出せそうだなっていう感覚があったかもしれません。裕之さんだったら、全部任せて、身を委ねて撮影ができそうだなって思っていました。撮影以外で、けっこういろんなお話をしていて、そこでコミュニケーションは取っていたので、撮影中は会話がなくても、カメラを通してコミュニケーションができていたと思います。無言だけどコミュニケーションは取れてる感じでした。

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