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でんぱ組.inc、「あした地球がこなごなになっても」が映画『デデデデ』クライマックスシーン挿入歌に!【メンバーコメントあり】
でんぱ組.incの「あした地球がこなごなになっても」が、映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』(以下、『デデデデ』)のクライマックスシーンに挿入歌として起用されていることが発表された。

同曲はリリース当時、『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて連載中であった『デデデデ』の原作者・浅野いにおが作詞を担当したことでも話題となった。
でんぱ組.incと浅野いにおの世界観が組み合わさった唯一無二のコラボレーション楽曲が、映画『デデデデ』のクライマックスを印象的に、そしてエモーショナルに彩っている。
先日行なわれた後章の初日舞台挨拶イベントで登壇した浅野は、“当時は『デデデデ』の世界観で頭がロックされていて、この曲をこの世界観で作ってみようと思いました。その時はアニメの企画の話はなかったので楽曲を使ってもらおうなんて思ってもいませんでした”と楽曲制作のきっかけも明かしていた。
また、今年4月20日(土)に恵比寿・LIQUIDROOMで開催した、でんぱ組.incのライブツアー<We need the DEMPA TOUR 2024>での同曲のライブ映像を、本日5月28日(火)20:00より、でんぱ組.inc公式YouTubeチャンネルにて公開することが決定した。
▲でんぱ組.inc「あした地球がこなごなになっても」LIVE MOVIE(2024.04.20)
公開日時:2024年5月28日(火)20:00
コメント
ーー「あした地球がこなごなになっても」が映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』の挿入歌に決まった時のお気持ちは教えてください。
相沢梨紗:
いにお先生の大切な作品にでんぱ組の曲も関わらせてもらえてすごく嬉しかったです! 時を経て、この曲がアニソンに!と高まりました。
藤咲彩音:
まさか現実世界と『デデデデ』の世界がクロスして、物語に関われる日が来るとは夢にも思いませんでした。
高咲陽菜:
こんなに素晴らしい作品に曲を使っていただけるということで、長い歴史を紡いできたからこそ今があるのだなと感じることができました。そんなでんぱ組.incが誇らしく、心の底から嬉しい気持ちです!
ーー楽曲制作当時、浅野いにお先生とはどのようなお話をされましたか?
相沢梨紗:
“世界が滅亡するなら?”とご質問をいただき、“でんぱ組を好きなみんなとライブをしてたい”とお話しをした記憶があります。こんな風に思えるものが自分にもできたのだと思ったら泣いていて、いにお先生をびっくりさせたのではないかと思います。
藤咲彩音:
曲名どおり“あした地球が終わるとしたら何をしますか?”という質問をいただき、空港内の控室でメンバーと泣きながら自分自身のことを話した記憶があります。泣きすぎて記憶がありません……。
ーー完成された映画をご覧になっていかがでしたか?
相沢梨紗:
最後の瞬間に笑っていられる生き方がしたい、生きているうちに大切な“絶対”を見つけられたらいいなと思いました。
藤咲彩音:
思春期、自分自身の正義。たくさん考えさせられ、1人ひとりのキャラクターに“頑張れ!”と願うことしかできなくて胸がいっぱいでした。
高咲陽菜:
どの場面を切り取っても、自分の心がひっくり返されるほどに衝撃的で、今まで抱いたことのなかったいろんな感情が生まれました。人生の中でこの作品に出会えて本当によかったです。
ーー映画を楽しみにしているファンのみなさまへメッセージをお願いします。
相沢梨紗:
ずっと記憶に残る作品との出会いになると思います。我々は歌で、観てくださるみなさまの心を揺さぶるお手伝いができていたら光栄です。
藤咲彩音:
門出ちゃんとおんたんの“絶対”を、大きなスクリーンで目と耳でぜひ捉えてください。後悔しない未来がそこにあります。
高咲陽菜:
作品の中だけにとどまらず、作品を観た帰り道、今を生きる自分自身とその世界に不思議なワクワクを感じるかもしれません! いろんな形で楽しんでもらえたら嬉しいです。
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