SWEET STEADY［歌舞伎町 UP GATE↑↑2024ライブレポート］デビュー2ヵ月のステージで示した8人8色の存在感「スイステだけ見ててほしいな！」
SWEET STEADY［歌舞伎町 UP GATE↑↑2024ライブレポート］デビュー2ヵ月のステージで示した8人8色の存在感「スイステだけ見ててほしいな！」
@JAMと六本木アイドルフェスティバル、東急歌舞伎町タワーにおけるエンタテインメント施設の企画・運営を行なうTSTエンタテイメントの3者がタッグを組んでお届けする都市型サーキットフェス＜歌舞伎町UP GATE↑↑2024＞が、5月5日（日）、6日（月・振休）に開催された。
同イベントでは、約170組のグループがZepp Shinjuku(TOKYO）、新宿BLAZE、新宿LOFT、新宿MARZ、DHNoAなどの会場で多彩なパフォーマンスを披露し、大きな熱狂を生み出した。
本記事では、その中から5日の新宿BLAZEに登場したSWEET STEADYのライブレポートをお届けする。
SWEET STEADY＜歌舞伎町 UP GATE↑↑2024＞新宿BLAZE（2024年5月5日）
取材＆文：赤木一之
FRUITS ZIPPER、CANDY TUNEに続く、KAWAII LAB.の新グループとして、今年3月4日にデビューした8人組のSWEET STEADY。グループ名には、“可愛い（SWEET）”を集めた花束のような彼女たちが、さまざまな経験の中で“着実に（STEADY）”一歩ずつ成長してほしいという想いが込められている。
デビューシングル「始まりの合図」のイントロから大きな声を出していくファン。カラフルに輝くサイリウム。白石まゆみが、“カブキアゲ、最後の最後まで盛り上がっていきましょう！”と、可愛らしい声でスタートを切る。
KAWAII LAB.がコンセプトとして掲げる“原宿から世界へ”をテーマにした、力強く鮮やかなメロディで、彼女たちの等身大の気持ちと未来へのときめきやワクワクを描いた楽曲。歌い出し、奥田彩友の《竹下通り》と庄司なぎさの《チョコクレープ》で原宿の世界観へ誘われる。
サビの《届け花束よ 世界に響かせよう》からの感情がわき上がっていくような曲調と歌声、花を手で表現した振付、ふわりとした8人8色の衣装でステージを舞う姿は可憐で、笑顔の花を咲かせていく。サビ終わり、塩川莉世、柳川みあの伸びやかな歌声にも心を掴まれる。
ときめきワクワク系から一転、クールな楽曲「ミチシルベ」へ。表情がキリッと切り替わり、歌声も激情的で、フォーメーションも目まぐるしい。塩川の《全部リセットはしないわ》からの8人で繋いでいくパート、アウトロの音に合わせたダンスも決まっている。
栗田なつかの歌い出しで始まるキラキラソング「Call me, Tell me」で、再び明るい曲調に戻る。メンバーの煽りでファンも楽しくコール。夏の野外に映えそうな爽やかなメロディと元気な歌声。カシャカシャと写メを意識したポーズも愛らしい。
ラストは、庄司が“スイステだけ見ててほしいな！”「なんてねっ！」と完璧な曲振り。後半、音井結衣のもどかしい感じの《嫌になっちゃう！》からの山内咲奈の綺麗で可愛らしい歌声、柳川のキュートな《無敵だ！》の流れも攻撃力が高い。
歌い終わると、会場からは“おお〜！”とパフォーマンスに見惚れていたかのような歓声と拍手がわき起こった。
SWEET STEADY＜歌舞伎町 UP GATE↑↑2024＞
2024年5月5日（日）
新宿BLAZE
Overture
始まりの合図
MC
ミチシルベ
Call me, Tell me
なんてねっ！
MC