いぎなり東北産、春ツアー開幕！ ユニット曲初披露＆3rd AL『東北産万博』リリースのサプライズ発表も

いぎなり東北産が、3月9日（土）に宮城・SENDAI GIGSから＜2024春ツアー TOHOKU-SAN EXPO＞をスタートした。

初日公演では、アイドルたちがこぞって動画投稿に用いている「沼れ！マイラバー」をはじめとした、いぎなり東北産の人気曲やライブ定番曲はもちろん、ユニット曲をライブ初披露。メンバーの藤谷美海の19歳の誕生日当日とも重なり、また終盤には彼女たち3枚目となるアルバムリリースのサプライス発表もあるなど、フロアは終始大盛り上がりとなった。

本ツアーの注目トピックとして事前アナウンスされていた、メンバーを分けてのユニット曲の披露もこのライブで行なわれた。桜ひなのと伊達花彩の「轟」は、2人の歌唱力を存分に引き出した歌い上げる系楽曲。ハモリありユニゾンありと繊細さと力強さが共存するパフォーマンスと、2人のボーカリストがステージ上で時折見せる眼差しの交錯。曲が終わるとあまりのカッコよさに観客のどよめきがライブハウスを揺らした。

揺らすといえば、律月ひかると橘花怜による「ぱんださん」もそうだ。律月と橘という、同じアイドルながら対極にいる2人をイメージしたこのアイドルソングは、いぎなり東北産にとって史上初となる“ガチ恋口上”推奨曲。ライブ初披露となったこの日、2コーラス目終わりの間奏で沸き起こった2人へのガチ恋口上は、律月と橘を思わず笑顔にするとともに、フロアを揺らしていた。

K-POPテイストのガールズポップだったのが、北美梨寧と吉瀬真珠の「イヤギハジャ」。ステージに咲くビューティとキュートの共演は、「わざとあざとエキスパート」や「沼れ！マイラバー」といったいぎなり東北産のバズり可愛い曲とはまた違った世界観。北美と吉瀬がステージ上を右へ左へと動き回ると、オーディエンスの誰もが目にハートマークを浮かべながら、視線は釘付けになっていた。

“ラブソング……？”という事前情報しか提供されなかった葉月結菜、安杜羽加、藤谷美海の3人による「トーホク・ラブ・ストーリー 〜恋はいつも突然に〜」。この曲の全貌も、初日の宮城の地にてついに明らかになった。だがしかし、これからツアーに参加する人たちもいるので、現段階での情報出しは一旦ここまで。「トーホク・ラブ・ストーリー 」のパフォーマンスをまだ観ていないという人は、大阪か東京の会場にて、自らの五感で体験してほしい。

そしてライブ終盤には、アルバムリリースというビッグニュースがサプライズで発表された。いぎなり東北産3枚目となるニューアルバム『東北産万博』には、「沼れ！マイラバー」はもちろん、本日ライブ初披露したユニット曲に新曲などなど全12曲入りで、ツアーの最終日となる4月6日に（土）リリース予定。そのほか、本ツアーに合わせて「沼れ！マイラバー」の音源がサブスク解禁されたほか、JOYSOUNDでは、本人映像による「沼れ！マイラバー」のカラオケが配信開始となっている。

また、この日は藤谷美海の19歳の誕生日当日。最後の告知の途中で、突如「ハッピーバースデートゥーユー」が会場に流れると、1番下手側にいたはずの律月ひかるが、ステージ袖からバースデーケーキをステージへと運び入れる。そして観客席全体で“美海ちゃん、お誕生日おめでとう！”と声をあわせてお祝い。藤谷は“19歳は、色気が出ます！”と、誰もが想像してなかった抱負を口にして、会場を大興奮させていた。

初日から盛りだくさんだった彼女たちのツアー＜2024春ツアー TOHOKU-SAN EXPO＞は、この後、3月31日（日）には大阪・BIGCATにて、そして4月6日（土）には東京・豊洲PITで開催される。

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ライブ終了後　藤谷美海 コメント

ライブ終わっての一言ですか？　えー、謹賀新年！　……記事に使えない？　じゃあ、“最も幸せ”と書いて“最幸”でした！　ありがとうございました！

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取材・写真・文：Yosuke TSUJI