STU48 沖侑果＆中村舞［ライブレポート］結婚式をコンセプトに多幸感あふれるステージを届けた沖舞公演「私たちは幸せになります」

STU48ドラフト3期生の中村舞と同じくドラフト3期生ながらグループからの卒業を発表している沖侑果。

＜沖舞公演「You are My special」＞は、沖の地元・岡山県から始まり、中村の地元・愛媛県、最後は2人の出会った場所、広島県での開催となる。

オープニングは3度のウェディングベルからスタートし、沖舞がステージへ登場。「思い出せる恋をしよう」から3曲続けて披露。

MCでは沖が“今日の公演はオープニングからもわかるように沖舞の結婚式になってます。前方に座っているみなさんは私たちの親族、後ろに座っている方たちは私たちの友人になります。たくさんの方に見守られながら沖舞結婚式の開催となりました～ありがとうございます”と挨拶すると客席には笑いが起こった。

この日は3月9日とあり、AKBグループの楽曲以外にはレミオロメンの「3月9日」を歌唱し、普段の沖舞とは違う雰囲気の2人を魅せた。また余興コーナーでは、池田裕楽がVTR出演し「瀬戸内の妹」を披露。

友人代表スピーチでは沖舞の友人を代表して石田千穂、石田みなみ、今村美月、谷口茉妃菜がVTR出演。“一時期は口を聞かない時期がありヒヤヒヤさせられたこともありました。だいたい喧嘩の理由はしょうもないことで迷惑をいっぱいかけられましたが、こうして幸せな家庭を築かれると聞いてホッとしています。侑果さん、舞ちゃんのことをよろしくお願いします。末永くお幸せに”など、花向けの言葉を贈った。

最後の曲振り前には、沖が“沖舞公演をするって決まった時にこの曲が1番（中村を）好きっていう気持ちが伝わると思って決めました”と述べると、中村は“《愛されなくったって 愛せれば満足だ 愛は求めないもの 愛は与えるものさ》って歌詞がすごく好きなんだよね？”と返し、沖が“1番好きって気持ちが伝わる歌だと思って”とノロける場面も。“沖舞にあてはめながら聴いてください。そして私たち2人はみなさんのことを思いながら歌います”と「好きになれただけで幸せだ」を届けて、本編は終了。

アンコールは、2020年1月から2022年6月まで開催していた＜僕たちの恋の予感＞公演内で話題となった沖舞の「禁じられた2人」からスタート。当時の衣装に身を包んだ2人が結婚指輪を交換する演出には会場からはため息まじりの声援が起こり、まさに禁じられた2人を感じさせた。

最後は、これからも2人はずっと一緒という意味を込めて「ずっと ずっと」をパフォーマンス。最後は2人で“私たちは幸せになります”と締めくくり、客席に向けてブケートスをして、沖侑果卒業前の中村舞との2人だけのスペシャルな公演、愛の共同作業は幕を下ろした。