MANACLE［ライブレポート］再始動ライブを開催！「素敵な出演者とファンのみなさまと過ごせていること、心から嬉しく思います」

取材・写真・文：SHIBA

＜MANACLE REVIVAL LIVE-UPDRAFT-＞では、どのグループも再始動となるMANACLEへの温かい言葉と熱のこもったパフォーマンスでバトンを繋ぐ。トリの出演となるMANACLEがお馴染みのSEでスタージに現れると客席からは大きな歓声が上がった。

ワンマンライブ（2023年12月末／渋谷WWW）で初披露した衣装を纏って登場したメンバーは、凛々しくも少しこれまでとは雰囲気が違う。「BAN your HURT」、「CEREMONY」、「想音シュプレヒコール」 を一気に歌い上げる。エモーショナルな歌が響く中、オーディエンスも歓声で応える。

特筆すべきなのはどの曲もダンスが変わっていることだ。 今回の全楽曲の振り付けはPOPPING EMOのナー ナ・ポップが手がけた。よりエモーショルになったダンスは一体感が増し、 楽曲やグループとしての色がより感じられるようになった。

立て続けに3曲披露した後、リーダーの今泉怜は、“再出発のライブ楽しんでますか？　この日をメンバー1人欠けることなく過ごせていること、素敵な出演者とファンのみなさまと過ごせていること、心から嬉しく思います。 今の5人の気持ちや休止中の気持ち、これからの未来のことを次の曲に込めてお届けしたいと思います”と語り、今回の移籍に際しては“MANACLEを続ける選択、ほかの道を模索する選択。 バラバラで新グループを作るの もありだと思う。 辞めることを選んだとしても裏切りでもなんでもないし、 どれも間違いじゃない。ちゃ んと自分の人生を考えるタイミングだと思うのでしっかり考えて”と前事務所、 現事務所の両者から提案があったという。

そして、5人はMANACLEでいる自分を選んだ。 それは厳しい道かもしれない。 その道を進む覚悟を持ってこの日QUATTROのステージに立った。12月20日（水）のワンマン以降1ヵ月半と短い期間ではあるが、 ワンマン以降のスケジュールが更新されず、移籍の発表や今日まで不安な日々を過ごしたのはメンバーだけではなく、支えてきたファンも同様で“おかえり！”と叫ぶオーディエンスの姿もまたMANACLEの姿だ。

そして歌い出したのは「グッナイトゥナイ」。同曲の歌詞には 《転んでばかり 立ち上がって傷を見た また増えた勲章 大丈夫 まだいける》 、《もし今キミが消えてしまっても ここで私歌う そうさ夢のワタシそう やって歌ってたもっともっともっと歌いたいのココが私出発点 早く早く行かなくちゃ 夢を追い越 して》とあるが、今のMANACLEの再出発にぴったりの心情を熱く熱く歌い上げる。

ラストナンバーの 「DANCE IN THE MOONLIGHT」 では、オーディエンスも拳を振り上げ1つになり、こ の夜の大団円を迎えた。

MANACLEというユニット名の由来は 、“手錠に繋がれた日常からの解放” であるが、 新たな気持ちで鎖から解き放たれどこまでも進んでいくMANACLEに注目したい。

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