ももクロ 高城れに、主演舞台＜パルコ・プロデュース2024『最高の家出』＞開幕！「素敵な仲間にたくさん支えてもらいながらここまで来れました」

高城れに（ももいろクローバーZ）の単独での舞台初出演作となる＜パルコ・プロデュース2024『最高の家出』＞が、本日2月4日（日）に開幕した。

撮影：岡千里

東京・紀伊國屋ホールを皮切りに、高知、大阪、香川、宮城、北九州と巡演する＜パルコ・プロデュース2024『最高の家出』＞。

2009年に劇団ロロを立ち上げ、古今東西のポップカルチャーをサンプリングしながら描く世界観が演劇ファンのみならず、ジャンルを超えて注目されている三浦直之。近年では、ドラマ『腐女子、うっかりゲイに告る。』、映画『サマーフィルムにのって』の脚本や、舞台KERA CROSS＜SLAPSTICKS＞の演出を担うなど、活動の幅を広げている。演劇表現の新たな地平を切り拓いてきた三浦が、書き下ろし最新作にてパルコ・プロデュース公演に初登場。同作の演出も手掛ける。

今回主演を務めるのは、2023年に結成15周年を迎えたももいろクローバーZのメンバーで、今回、単独での舞台初出演となる高城れに。去年6月に30歳の誕生日を記念したソロコンサート＜30祭＞を神奈川・ぴあアリーナMMで開催するなど、さらに勢いを増す活動を展開中。

共演には、映画『サマーフィルムにのって』や『忌怪島／きかいじま』、舞台iaku＜モモンバのくくり罠＞などに出演の祷キララ。ミュージカル＜春のめざめ＞の主役メルヒオールで確かな実力を発揮した東島京。主演映画『それぞれの花』やNHK大河ドラマ『青天を衝け』など多数のドラマに出演し、まつもと市民芸術館プロデュース舞台＜ハイ・ライフ＞などに出演の尾上寛之。ロロからは板橋駿谷、亀島一徳、篠崎大悟、島田桃子、またロロ常連の重岡漠が出演する。

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コメント

高城れに（ももいろクローバーZ）：
みんなで無事初日を迎えられて、とても幸せな気持ちです。

稽古は初めてのことだらけでしたが、素敵な仲間にたくさん支えてもらいながらここまで来れました。

三浦さんの紡ぐ言葉が大好きなので、その言葉をしっかりとみなさんに届けられるように頑張ります。

ももクロも劇団ロロさんも今年同じ15周年ということで素敵な縁を感じていました。

家出ってネガティブな印象があると思いますが、決して逃げることが悪いわけではなくて、逃げた先で誰と出会って、どんなことを感じてどんなものを持って帰れるか、それをみなさんがこの作品を観てどんなことを思うのかな、なんて想像しながら、私たちも精一杯伝えていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

ーー最高の〇〇とは？
「最高の食事」　CoCo壱番屋のカレー。

祷キララ：
初日はいつも緊張するんですが、稽古の時からホントに楽しくて、想い出になっているのが、新年明けて稽古場でささやかな新年会をやりまして新しく初めてのみんなで仲よくしようという会で一緒に乾杯したのが楽しかったです。

また、三浦さんの描く全キャラクター全員が愛おしくて楽しい作品になっているんじゃないかなと思います。この作品を観ることがお客さんにとって1つの楽しみになったらなと思います。長期間の公演になりますので、支え合いながら最後まで突き抜けたいです。

ーー最高の〇〇とは？
「最高の魚」　高知で食べた藁焼きのカツオ。昔高知で食べた魚がお肉みたいに美味しくて最高の魚でした。今回地方公演で高知公演がありますので、糧に頑張ろうかと思います（笑）。

東島京：
1ヵ月弱の稽古期間、初めてのことがすごく多くて、ストレートプレイも初めてで、未知な体験が多かったんですが、とても楽しんで稽古ができました。

大変だったことはフィジカル的なことで、気づいたらダンスシーンがあったり、プロローグかられにさん演じる箒に追いかけまわされるというシーンがあり、全身筋肉痛になりました（笑）。でも、みなさんに支えてもらいながらここまで来れたので、全員を信じて飛び込みます！

ーー最高の〇〇とは？
「最高の瞬間」　公演終わりのカーテンコールでお客さまから拍手をいただいた時。

板橋駿谷：
劇団ロロが15周年で、旗揚げした時からパルコ・プロデュースでいつかやってみたいんだという話をしていたので、今ここに立てる幸せを感じています。ただただ楽しいものが届けられるように頑張りたいと思います。

ーー最高の〇〇とは？
「最高の高城れに」

尾上寛之：
毎日稽古がすごく楽しくて、そうやって楽しんで作った作品はとてもいいものになると僕は信じています。

早くこの熱量と想いをお客さまに届けたいなと思っております。

高城さんは、三浦さんからその場で3行くらい台詞を追加されていたのを一瞬で覚えて、すぐに台本を離していて、どういう頭になっているのかなと思いました（それを受けて、高城は“嬉しいです！　三浦さんの台本は物語は難しいが、言葉自体はすごくわかりやすくて、新しい三浦語みたいなのもあるんですが（笑）、それもインパクトがあって。でも耳心地もよくて、相性があったのかなと思います”と返答）。

ーー最高の〇〇とは？
「最高の休日の過ごし方」　演劇を観て、劇場の近くの銭湯でお風呂に入り、お風呂上りにビールを飲む。

作・演出／三浦直之（ロロ）：
2年以上前から準備してきて、初日を迎えられて嬉しいのと、多くのお客さまに観てもらえることが楽しみです。

日常からかけ離れた物語なので、脚本制作はたくさん悩みましたが、稽古をしながら試行錯誤してこの世界観を作り上げてくれるのは俳優たちだなと稽古を観ていて何度も思いました。

その中で、キテレツでキュートでおかしくて面白いキャラクターたちが生まれていったので、その世界観がちゃんとお客さんに届けばきっといい作品になると思っています。

ーー最高の〇〇とは？
「最高の感謝」　宮城の実家でこの脚本を描いていた時にめちゃくちゃ支えてもらった両親と姉と弟。