『加藤小夏 写真集 二日月』(東京ニュース通信社刊)

『加藤小夏 写真集 二日月』(東京ニュース通信社刊)

加藤小夏[イベントレポート]初めての写真集をアピール「パブリックイメージの加藤小夏より、すごくいいと思っているんです!」

『加藤小夏 写真集 二日月』の発売を記念したイベントが、2月3日(土)に開催。イベントの前に行なわれた会見に、加藤小夏が登場した。

『加藤小夏 写真集 二日月』発売記念イベント記者会見(2024年2月3日)

女優・ 加藤小夏の1st写真集『加藤小夏 写真集 二日月』が、2月2日(金)に発売された。

写真集は、昨年6月26日、まさに彼女の24歳の誕生日当日から行なわれた。終始リラックスした撮影では、普段あまり見せることのないキャミソール姿やホテルの一室でのひとときなど、写真集でしか見ることのできない貴重な写真をふんだんに収めており、1冊を通して加藤小夏の唯一無二の透明感と美しさを堪能できる写真集に仕上がっている。

発売記念会見に登場した加藤は、“18歳ごろから、ずっと写真を撮っていただいた細居幸次郎さんと一緒に、いつか紙の写真集を作りたいとずっと思っていたので、年を重ね、24歳になったタイミングで、それが実現できたというのが心から嬉しいです”と初の写真集の発売が決まった時の喜びを口にした。

編集スタッフから、加藤に絶対合うという提案を受け、台湾の台中・嘉義エリアで敢行された今回の撮影。加藤にとって初めての海外旅でもあったそうで、初の海外はどうだったかと尋ねられると“ご飯も美味しいし、人も優しいし、景色も素晴らしくて、最高でした! また、一緒に行ったチームのみなさんも本当に温かく、いい写真集を作ろうという同じ志を持って撮影に臨めたので、本当に最高の経験でした”と振り返った。また“現地のコンビニとかを見るのもすごく楽しくかったです。あとずっと次は何を食べようと考えてました”と見るものすべてが新鮮だったと話し、“台湾から帰ってきたその日から、また台湾に行きたいです(笑)”と忘れられない旅になったことをユーモアたっぷりに語った。

また、撮影中の想い出深いエピソードに話が及ぶと“スイカジュースが美味しすぎて、現地でずっと飲んでました! 本当にヘタしたら、写真集のすべてのページでスイカジュースを持っているんじゃないかなというくらい飲んでいて(笑)。タイトルも『スイカジュース』でいいんじゃないかななんて、現地では思ったくらい美味しかったです(笑)”と、台湾で見つけたお気に入りについて教えてくれた。

そんなタイトルは、新月の翌日に見える糸のように細い月のことを指す『二日月(ふつかづき)』と名付けられた。三日月より細く、1時間ぐらいしか見ることができない“二日月”という言葉には、加藤が持つどこか消えてしまいそうな儚さが重ねられ、女優としてこれから満月のように輝いてほしいという想いが込められている。編集スタッフより提案された多くの案の中から、加藤の心にその想いが刺さりこのタイトルに決まったのだそうだ。

お気に入りの1枚には、ルーローハン(魯肉飯)を食べ、なんとも言えない表情を向けるカットをセレクト。選んだ理由について“もともと、ルーローハンが大好きで、現地でもいろいろなルーローハンをいただいたんですけど、この写真の時に食べたルーローハンが1番美味しかったんです! 美味しすぎて、少し気持ち悪い顔をしてると思うんですよ(笑)。この表情はたぶん出そうと思って出せるものでもなくて、感情がにじみでているなというような感じがしてお気に入りです”と答えた。

表紙では、美味しそうにマンゴーを頬張る加藤の姿を見ることができる。こちらについては“実はマンゴーはあまり得意ではなかったんですけれど、現地で食べたマンゴーは、今まで食べたどのフルーツよりも美味しくて、こんなに豊かな表情になったんだと思います”と続けた。スイカジュース、ルーローハン、マンゴーと、まるで加藤と一緒に台湾で“美食旅行”を楽しんでいるような気分を感じられる作品だ。

さらに、撮影を通して、自身の中でテーマはあったかと質問が飛ぶと“私の中では、「うそがない」というのが1つのテーマでした。もちろんメイクや衣装などを用意してくださっていたのですが、その場に立っている私自身は、本当にうそがないなと。美味かったら、美味しい、(夜店の)ゲームでウマくいかなかったら、悔しいという表情をしているなと思います”と演技をしている時とはまた違った、写真集でしか見られない、素の表情が収められていることを明かした。

また、2024年をどんな1年にしたいかと聞かれると“目標を決めるのは苦手なんですが、今年に入ってからもう新しい作品に入らせていただいています。やっぱり撮影現場が大好きで、撮影が楽しくて仕方ないんです。その気持ちを絶やさずに、忘れずにいたいなという気持ちと、あとやはり見てもらわないと始まらないとも思うので、多くの方に作品を届けられるような1年にしたいなと思っています”と女優としてのさらなる飛躍を誓った。

最後に、“本当にありのままの私が写っている写真集になっていると思います。みなさんがイメージする、パブリックイメージの加藤小夏より、すごくいいと思っているんです! 見ていただけたら新しい私を知ることができるんじゃないかなと。ゆっくり、じっくり見ていただけたらと思います”と改めて写真集について自身の言葉でアピールし、会見を締め括った。女優・加藤小夏のここでしか見られない自然体な表情や姿が楽しめる『加藤小夏 写真集 二日月』、ぜひお手に取っていただきたい。

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