【連載】RaMuのムビずきゅ!第47回:ボーはおそれている「ずっと嫌な気持ちになれて最高です」
【連載】RaMuのムビずきゅ!第47回:ボーはおそれている「ずっと嫌な気持ちになれて最高です」【連載】RaMuのムビずきゅ!第47回:ボーはおそれている
2024.01.25
映画が大好きなグラビアタレントYouTuberのRaMuが、今オススメしたい映画を愛情いっぱいに紹介していく本連載。今回は、『ボーはおそれている』について語る。
やぴ! RaMuずっきゅん!
今回は2月16日(金)公開の『ボーはおそれている』を紹介するよ!
『ミッドサマー』で世界での反響を生んだアリ・アスター監督最新作。残酷な描写や、非日常的な恐怖を描いて、観ている私たちを恐怖に陥れましたよね。ちなみに、私は『ミッドサマー』がものすごく苦手な映画です。その前の作品、『ヘレディタリー/継承』は、THEホラー映画!という感じで大好きなのですが……。何が苦手かというと“サイコパスが作るサイコパス映画なんて観たくないのよ!!”という感じです(笑)。
今回の『ボーはおそれている』は、そんなサイコパス アリ・アスターをうんと堪能できる作品になっております。
社会に順応できない主人公のボーが頑張って母に会いに行く。という、いたってシンプルなロードムービー(?)です。
母を訪ねて三千里。です(?)。
主演(ボー)は『ジョーカー』で話題になったホアキン・フェニックスです。昨年は『ナポレオン』の主演もされていました。『スタンド・バイ・ミー』の故リヴァー・フェニックスの弟というのは有名な話ですよね。
今作でも、かなりかわいそうで不憫な役をこなしていました。世界観がものすごく不思議で、とにかくスラム! 母親が金持ちなのにもかかわらず、なぜこんなところに住んでるの!?と疑問に思いますが、後々その理由がわかってきます。
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