青山Rabness、“楽曲”と“衣装”という武器で魅了! 4周年記念ワンマンライブ開催

青山Rabness、“楽曲”と“衣装”という武器で魅了! 4周年記念ワンマンライブ開催

青山Rabness、“楽曲”と“衣装”という武器で魅了! 4周年記念ワンマンライブ開催

青山Rabnessが、1月14日(日)に新宿ReNYにて4周年記念ワンマンライブ<Story of Butterfly>を開催した。

青山Rabness<Story of Butterfly>新宿ReNY(2024年1月14日)

青山Rabnessは、2020年1月24日にデビュー。デビュー直後から始まったコロナの影響でライブなど、さまざまな活動が一気に制限されメンバーは試行錯誤を余儀なくされた。この4年の間にはメンバーの卒業や活動休止などもあったが、2022年6月に3期生が加入すると大型のイベントにも出演するなど本格的な活動をスタート。また、ほかのグループとも積極的に交流をすることが多く、この日も10組を超えるグループから4周年へのお祝い動画が届き、それらが会場で流されるなど、その愛されぶりを発揮していた。

“青ラビ史上最大キャパでのワンマンライブ”という挑戦を掲げた青ラビは、昨年秋の開催発表からこの日までメンバーがコール動画を制作したり、公式配信を行なうなどワンマンライブへ向けたアピールを重ね、前売りチケットは完売間近にまで迫った。当日は満員のファンが会場に訪れる中で、この日のO.Aとして同じ事務所の後輩グループ・Quest Shipが登場し客席を沸かせた。

開演時間になると鐘の音とともにメンバーがステージへ登場し、Overtureが流れる中、メンバーが1人ずつソロダンスを披露する演出からスタート。1曲目にグループの中でも人気の高い「Speak lile a star child」を披露すると、この日お披露目となった新曲を含む全16曲を歌い切って2時間の公演が終了した。

新曲「るかち色にそめちゃうぞ♡」では、3期生の桜木るかが加入後初のセンターを務め、曲名にメンバーの名前が入るグループ史上初の試みとなった。

また、この曲に合わせて、ファッションカレッジ桜丘の生徒が製作を担当した新衣装も解禁。同グループを含めたアイドルグループが取り組んでいるiSDGs(IDOL×SDGs)の活動の一環で、アイドル衣装にSDGsを取り入れる取り組みに同校が共感。この取り組みを選択授業に採用した同校の2年生が、メンバーと打ち合わせなどを重ね、半年かけて製作した。なお、廃棄されるはずであった生地やボタンなどをできるだけ多く使うことをテーマとしている。

新曲の振り付けは、この衣装をベースに制作。これまでは曲のイメージに合わせて振り付けを作り、その後衣装が決まるという流れだった青ラビとしては、こちらも初の試みになった。この日は衣装製作した生徒を会場に招待し、新曲披露の前にはその製作過程を映像でファンにも報告した。

今回のライブは、“楽曲”と“衣装”という武器だけで全編構成されており、演出やセットなどに頼ることなく、シンプルにその武器だけで勝負。また、全曲完全生歌で届け、メンバーの感情をストレートに伝えた。

成長と強さ、そして、このグループがまだまだ高みを目指して進化を続けている途中であるということを感じさせるライブとなった。