OS☆U 佐々木菜摘、6年半のアイドル人生終幕「長い間たくさんの愛をありがとうございました！」

OS☆Uが、1月13日（土）にX-HALL-ZEN-にて＜佐々木菜摘 卒業LIVE 〜Queen of Idol〜＞を開催した。

佐々木菜摘は、2017年、当時のアイドル業界では遅めの20歳でOS☆Uに加入。持ち前の負けん気と才能溢れる歌声＆ダンスパフォーマンス、そして圧倒的な努力で、現在ではOS☆U史上最強のパフォーマーと称され、男性ファンのみならず女性ファンも魅了。佐々木のパフォーマンスに憧れてOS☆Uグループに加入した後輩も少なくない。

この日のX-HALL-ZEN-は、キャパ限界のファンで溢れかえる。中にはフロアに入りきれずロビーのモニターで観覧する人もいるほど、超満員の観客が詰めかけた。

そして、いよいよ開演。OverTureが終わると、佐々木菜摘の「恋心」のアカペラでライブはスタート。圧巻の生声に会場は騒然とする。息つく間もなく「Kiss Kiss!!〜地図にない道標〜」「スタートアップだっ！」を披露。いきなりのトップスピードな展開に、フロアは熱気の渦に包まれる。

卒業の実感がわかないと笑顔溢れるMCのあとは、「チクタク☆ラブ」、K-POPとのハイブリッドが話題の「恋するカヌレ」、ジャジーなナンバー「恋せよ乙女」とヒット曲を連発。

「君と紡ぐ未来」「Dear my Future」といったエモい楽曲を経て、定番の「Get Smile〜10years anniversary〜」「ガンガン☆ダンス」で第1幕は終了。

アンソロジー感溢れる佐々木の想い出を辿るムービーが流れたあとは、赤主体の艶やかなドレスで佐々木菜摘が登場し、カバー曲「瞳」を熱唱。赤色のサイリュウムが無数に輝き、客席は幻想的な空間に包まれる。歌唱後はこの日のために作られたオリジナルの佐々木Tシャツでメンバーが登場。キャプテンである夏川愛実から卒業証書を授与され、後輩である水沢桃々から佐々木への感謝の気持ちが述べられると、会場は感動と涙に満たされた。

その後は佐々木の大好きな曲である「どこまでもshining sky」、OS☆Uの卒業の定番曲「バイバイベイビー (Bye Bye Baby)」で本編は終了。

アンコールは、佐々木やメンバー全員が涙と笑顔で「やっぱ好きでしょ」「I Say Good-bye」をパフォーマンス。この日1番の盛り上がりで最高のクライマックスを迎え、彼女の6年半のアイドル人生は幕を閉じた。

OS☆U史上最強のパフォーマンスを誇った佐々木菜摘が、ついに卒業。3月9日にはキャプテン・夏川愛実の卒業も控え、4月には12期生と13期生だけになる新生OS☆U。しかし彼女たちは先輩の礎を引き続き、これからも進化を止めず、地元・名古屋大須商店街から超絶元気を発信していく。引き続き、OS☆Uとその関連グループを応援してみてほしい。

佐々木菜摘 コメント　
会場に入りきれずロビーのモニターでライブを観てくれた方々もいらっしゃったようで、本当にたくさんの方に送り出していただけて嬉しかったです。

約6年半、数えきれないほどの楽しいこと、つらいことをOS☆Uで経験してきました。そのすべてが私の財産です。何もなかった私に歌って踊る楽しさを与えていただき、人と関わる楽しさを与えていただき、憧れだったアイドルに育てていただき本当に感謝しています。長い間たくさんの愛をありがとうございました！

＜夏川愛実 卒業ライブ 〜未来への架け橋〜＞
日時：2024年3月9日（土）OPEN16:30／START17:15
会場：Zephyr Hall