≒JOY、1stツアー完走！「いつかみなさんを大きいステージに連れて行きます」

≒JOYが、1月12日（金）にZepp Haneda(TOKYO)にて＜≒JOY 1st Tour「Absolute」＞のファイナル公演を開催した。

＜≒JOY 1st Tour「Absolute」＞は、年末から4都市（福岡、大阪、愛知、東京）を巡り全7公演を実施。≒JOYにとって初のツアーとなり、12日の東京公演は＜昼の部＞＜夜の部＞の2公演で約5,000人を動員した。

フロアが大いににぎわう中、オープニングでは≒JOYがライブで観客を盛り上げすぎたため、ニュース番組になった様子の映像がスクリーンに映し出される。反対デモを敢行した≒JOYメンバー、その後逃走中であることが報じられたのち、力強いサウンドの「Overture」が鳴り響くと場内のボルテージは急上昇。そしてデビューミニアルバムのリード曲で、“無謀だとしてもみんなで一緒に夢を叶えたい”という≒JOYの決意を込めた新曲「無謀人」で幕が開けた。 ステージ奥のセットの中に姿を現したメンバーは曲の途中でその扉を開けると、凛々しい表情で歩みを進めてオーディエンスの前へ。センターの江角怜音を中心にパワフルな歌とダンスをくり広げ、楽曲のクライマックスでは小澤愛実と藤沢莉子が会場後方まで突き抜けるような高音のフェイクを響かせた。

≒JOYは「その先はイグザルト」で光るロープを駆使したパフォーマンスに挑戦。ラストアイドル「青春トレイン」のカバーでは両手に白い手袋をはめ、高難度のダンスを見事に踊り切ってみせる。≒JOYメンバーがライブを強行したというニュース映像が流れたあとは、スクリーンに投影された手配書をバックにオリジナル曲の中でもひと際ハードなサウンドの「超孤独ライオン」へとなだれ込む。アグレッシブなナンバーを怒涛の勢いで畳みかけ、ライブ序盤から会場に熱狂を生み出し、続いてリレー形式でメンバーを順番に紹介。1人ひとりソロダンスとクールなセリフを披露し、盛大な歓声を浴びた。

公演序盤から強気なライブが展開されたが、＝LOVEと≠MEの楽曲をカバーするユニット曲のコーナーで、その空気は一変。≒JOYはキュートで中毒性の高いアイドルソングや大人の恋愛ソングを矢継ぎ早に届け、メンバーの多彩な個性と幅広い表現力を観客に印象づける。ライブ後半も一体感のあるコールに包まれながら＝LOVEや≠MEの楽曲を連続でカバーし、「まほろばアスタリスク」ではミラーボールの光に照らされながら幻想的なライブをくり広げた。 ラストスパートは≒JOYがこれまでに発表してきたオリジナルソングが続き、パフォーマンスの途中、各楽曲でセンターを務めるメンバーが活動に対する決意や曲への想いを語るという、ここに至るまでの集大成とも言えるステージに。2022年に発表された1stソング「≒JOY」では、そのエモーショナルな空気はさらに大きく膨れ上がった。

ここで≒JOYは1人ずつ順番にステージ中央に立ち、スポットライトに照らされながらファンに向けて自身の想いを伝えていく。最後に江角が“まだまだ未熟ですが、ここから大きな夢に向かって走り続ける私たちをどうか近くで見守っていてください！”と呼びかけたのを合図に、デビューミニアルバムに収録する新曲の1つで、夢に向かって走り続ける仲間との絆を描いた青春ソング「きっと、青い」へ。各メンバーが手書きで記した目標がスクリーンに映し出される中、江角は“私たち≒JOYは、いつかみなさんを大きいステージに連れて行きます！”と力いっぱい宣言。メンバーの決意を強調するように、きらびやかな紙吹雪が場内に舞った。

アンコールのMCに入ると、昼公演ではデビューミニアルバム発売日の1月17日（水）にイコラブ ノイミー ニアジョイ チャンネルYouTubeで生配信を行なうこと、夜公演では特報映像が流れ＜≒JOY 1stコンサート『初めまして、≒JOYです。』＞映像作品のリリースが決定したことをアナウンス。喜びの声と拍手がフロアから沸き起こった。そしてラスト、江角の“最後に≒JOYを目に焼きつけて帰ってください！”という声を経てツアーを締めくくった楽曲は、公演の1曲目にも披露したデビューミニアルバム『きっと、絶対、絶対』リード曲「無謀人」。メンバーはエネルギッシュな歌とダンスで初のライブツアーを大団円に導き、晴れ晴れとした表情を浮かべながらステージをあとにした。