DIALOGUE+[ライブレポート]グループ史上最大規模のワンマンライブで届けた熱い想い「私たちに出会ってくれてありがとう」

DIALOGUE+[ライブレポート]グループ史上最大規模のワンマンライブで届けた熱い想い「私たちに出会ってくれてありがとう」

DIALOGUE+[ライブレポート]グループ史上最大規模のワンマンライブで届けた熱い想い「私たちに出会ってくれてありがとう」

DIALOGUE+が、2024年1月7日(日)に過去最大規模の会場となるパシフィコ横浜 国立大ホールにてワンマンライブ<LIFE is EASY?>を開催した。会場には単独公演で最多となるログっ子(DIALOGUE+ファンの総称)が集結し、真冬の横浜をホットにさせた。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。

<DIALOGUE+ LIVE2024 LIFE is EASY?>パシフィコ横浜 国立大ホール(2024年1月7日)

DIALOGUE+の結成が発表されたのは2019年6月のこと。同年10月の「はじめてのかくめい!」リリースから始まった音楽活動も4年を超え、徐々に動員規模を増やしていき、この日のパシフィコ横浜へとたどり着いた。これまでの集大成となる本公演を盛り上げようと、運営陣もDIALOGUE+メンバーやコレオグラファー、そして田淵智也 総合Pが印象に残っているライブシーンを公式YouTube上に連日投稿して期待を高めていたため、新年明けて7日が来るのを指折り数え待っていたログっ子も多かったのではないだろうか。

そんな、DIALOGUE+史上最高となったライブは、この語りから始まった。

“人生はきっと、選択の連続だ”

これまでのダンスレッスンの様子を映した映像が流れる中、暗転していた舞台上に現れた8人が、縦一列に並び追えた時点で語りは終わる。

“だからこそ言える。私たち8人だから言えるんだ。この今が、宝物だってこと”

そこから、輪になって踊る振りが印象的な「Sincere Grace」で幕が開ける。オープニングナンバーとしては22年のバンドライブ「ワンマン」 以来となり、これから始まるライブへの期待感が膨らむ、幻想的な雰囲気を醸し出した。この日のために新調された真っ白な統一衣装もこの雰囲気を素晴らしく作り上げていて、ステップを踏むたびにふわりと浮かぶスカートの浮遊感は見る者を魅了させた。

するといきなり2曲目で、同公演のタイトルにもかかっている「人生イージー?」でギアを上げていく。この楽曲は「人生イージー?2023」として昨年の<SUMMER LIVE>でリブートされたものであり、現場のログっ子の熱狂ぶりはすさまじいものであった。楽曲をリブートさせる/させないこと、同公演のタイトルに取り入れる/入れないこともまた1つの選択によって生まれているもので、この世界線をポジティブに生きていこうというメッセージだと思わされる。横長の大モニターには、一昔前のゲームをイメージしたさまざまな映像がこれでもかと流れ、映像の演出にも力が入っていることがわかる。

3曲目「謎解きはキスのあとで」はDIALOGUE+の中でも物語性が強い曲で、内山と宮原のセンターボーカル制を採用した、1stアルバムの中でも根強い人気があるものだ。初披露となった公演<走れ!君と曖昧な光のあとで>では全員が傘を持ってのパフォーマンスであったが、この日は傘無しVer.で。傘はなくとも、地上6Fまであるパシフィコ横浜の天井に届けとばかりに飛び上がる8名の姿を見ていると夢心地になる。

1stブロック最後となった「1000万回ハグなんだ」は、22年7月の朗読イベント<世界はこじつけでできている。>のEDテーマソング。それだけにイントロを聴いた瞬間から、朗読劇とアニメーションで描かれた“こじつけ部”と顧問たちの姿が脳裏に現れてくる。“こんな日常が続けばいいのに”と願った彼女たちは、今も青春の一瞬を過ごしているのだろうか。と物思いにふけっていると、曲終わりに“DIALOGUE+です!”とここで初めて、8名は自分たちの名前を叫んだ。

緒方が“ついに来ました、パシフィコ横浜! 今日この景色を楽しみに、8人で頑張ってきました。絶対に最高のライブにします、一緒に楽しみましょう! そして今日も、素敵なDIALOGUE+バンドのみなさんも一緒です!”とバンドメンバーを紹介して、セッションタイムに。このDIALOGUE+バンドも、公演によってメンバーを若干入れ替えながらもコアとなる奏者は4年間ともに時間を過ごしてきており、その演奏を見守るログっ子たちの目は温かい。

セッション中にフォーメーションを整えた8名は2×4の隊列を為して、20年の<走れ!〜>公演で初披露となった「I my me mind」を軽快に踊る。気づけばステージ背後にある大モニターには歌唱するメンバーたちとともに、曲の歌詞がリリックビデオのように映し出されており、その歌詞も時には横に、時には輪っかになるなど飽きさせないように、それでいて演者の振りや動きを邪魔しない絶妙な映像が成立していた。

少し昔のことを想い出すような楽曲の並びに懐かしさを抱いていると、そういった感情をすべて“かわいいの暴力”でなぎ倒してくるピコピコとしたイントロが流れてくる。「にゃんぼりーdeモッフィー!!」は猫のポーズをしながら「モッフィー!モッフィー!」と会場を煽ってから曲に入っていくため、DIALOGUE+初めましての方でも非常にノリやすく、客席も一緒に両手を可愛らしく掲げていた。そして、「モッフィー」のカップリング曲である「来世なんて待ってらんない」へとそのまま繋げ、昨夏に何度も繰り返し聴いた9thシングルの世界に浸らせてくれた。

2ndブロック最後は、客席も一緒に盛り上がれる“スススダンス”が特徴的な「絶景絶好スーパーデイ!!」。横長のモニターの前に“DIALOGUE+”の電飾が吊り下げられ、シルエットが浮かび上がる。モニターには歌唱パートに合わせてメンバーカラーのみのシンプルな映像が自在に移り変わり、“今この子が歌っています”とカメラを使わずに表現する。“ばっちこい!”と自信満々に決めるメンバーたちを会場で見ることができたログっ子たちにとっては、正に“スーパーデイ!!”になっただろう。

再びのバンドセッションを挟むと、「人生イージー?」と同時リリースの「あやふわアスタリスク」をゆっくりと歌い出す。歌詞にある《僕らがいる現在地》というフレーズは、21、22年に行なったイベント、また23年に行われたZeppツアーのテーマ“緯度と経度”など、節目となる公演でタイトルにも使われているもので、我々ログっ子はそのたびに“DIALOGUE+は今どの場所に立っているのか”と考えてしまう一節だ。

ここからは、激しさとコミカルさが絶妙に混じり合った踊りを見ているだけでも楽しい2曲が続く。「MAHOROBA-Deli」は、ラストで満月を背負いながら《うしみつに集いし私たち》と今回限りの歌詞で締める。“うしみつ”のキーワードから連想される曲といえば、ただ1つ。飯塚の“油断してたんじゃないのか! 盛り上がっていきましょう!”の熱い煽りから、DIALOGUE+きってのお祭りソング「うしみつあっパレイド」でライブ前半戦を締めくくった。

メンバーが姿を消すと、会場には再び彼女たちのボイスが流れる。

“宝物はほかにもある。大好きな家族、大切な友達、きらめいた想い出。そして隣にいる7人もそう──。私の大切な7人の人生がどうか幸せでありますように”

そうして始まった「かすかでたしか」は、オレンジの夕焼けに染められた舞台上に鷹村から1人ずつ現れ、8人全員の歌声がオーケストラ調のストリングスと共鳴。“どうか幸せでありますように、だね”と、大切な人を想う気持ちを夕空へ高らかに乗せる。

近年のDIALOGUE+を象徴するかのような壮大なミドルナンバーの後には、こちらも彼女たちを語る上では外せない「好きだよ、好き。」を歌唱。20年の新型コロナウイルス感染症の流行が始まった時期にリリースされた楽曲で、初披露はオンライン配信のみで、彼女たちが腰掛けた山野ホールの客席側には誰1人居ない状況であった。それでもステージで歌い続けるのを止めなかったDIALOGUE+は、パシフィコ横浜の座席を埋め尽くすログっ子に向けて同じ曲を歌い上げた。

ここでキーボードの美しい旋律からバンドメンバーのセッションタイムとなると、その間に衣装を着替えた面々がDIALOGUE+バンドのメンバーを紹介していく。前半のセッション時にも歓声が上がったが、これまでのDIALOGUE+を陰から、時には表に立って支えてきた功労者たちの演奏に、惜しみない拍手が送られる。存分にバンド演奏を楽しんだ後に、“ダイアローグ、イェイ!”の煽りからライブ終盤に向けて畳み掛けが開始される。

“接近して……どうしよっか?”と委ねられる選択肢にいつもドキドキしてしまう「やばきゅん♡シューベルト」は、モニターや星球などの目を引く演出を最小限にし、舞台上のパフォーマンスに目が釘付けに。稗田が“まだまだこんなものじゃないだろ、パシフィコ横浜ーー! みんなの魂からの声、もっともっと聞かせてください!”と叫んで、メンバー紹介曲「ダイアローグ+インビテーション!」に突入。会場に集ったログっ子に向けて、これがDIALOGUE+のライブだ!と言わんばかりに招待状を叩きつける。

続く「デネブとスピカ」はサビの後半から入るイントロにライブアレンジ。《2人だったな――》と守屋のソロロングトーンが響き渡ると、ログっ子も称えるように呼応。ラストは「La La La」をシンガロングし、ライブでしか味わえない幸福感が会場を埋め尽くす。

彼女たちの活動を一言で表すと、“かくめい”になるだろう。“2024年1月7日、パシフィコ横浜 国立大ホール。これがぼくたちのかくめい!”と全員で高らかに宣言して、19年のデビュー曲をre-designした「はじめてのかくめい!2023」でこれでもかと盛り上げる。曲間には“2024年のDIALOGUE+もよろしくお願いします!”と叫び、新年スタートの号砲を鳴らした。

本編ラストソングに入る前には、ピアノの音だけが紡がれる中で村上が話し出す。

“このライブのタイトルは、「LIFE is EASY?」。みんなはこの問いかけを投げられた時、どう答えますか? 私は全力でNO!って言うと思います。人生だけじゃなくて、DIALOGUE+の活動もイージーじゃないことはたくさんあって、ステージに立つ前はすごく不安になるんです。隣を見たら、歌がウマい、ダンスがウマい、個性があるメンバーが居て、私だけ1人遅れちゃっているんじゃないかって。でも、不安に思う気持ちや人生がイージーでないのは、悪いこと? 私は違うと思う。あの子になりたいと思うからいっぱい努力するし、だからこそライブが終わった時の達成感はすごいし。つまり、人生はイージーじゃないからこそ得られるものがあると思うんです。とは言いつつ、1人でクリアしていくのはめちゃめちゃつらいよね。そんな時に隣を見たら……。私が「ハモリが苦手だ」って言ったら一緒に歌ってくれるメンバーがいて、「踊りがわかんない」って言ったら教えてくれるメンバーがいて、前を見たらペンライト振ってくれるみんなが居てくれて。これから私は、「人生はイージーじゃない。でも、人生は1人じゃないよ」って伝えたいなと思います。私たちはこういう活動をしていて、人にどんなものを与えられるか模索中だけど、私たちなりの幸せの答えを一緒に見つけていければなって。私たちに出会ってくれてありがとう。最後の曲です”

そうして、21年にスマッシュヒットを果たしてMVも600万回再生を超えた「おもいでしりとり」をジャケット写真撮影の地でもある横浜で、言葉を繋いで想いを届け、ライブ本編を締めくくった。

アンコールの声が鳴り止まない中、舞台上にDIALOGUE+バンドの面々がおもむろに登場すると、モニターにはボウリングのピンが倒れる映像が。歓声とともにメンバーが再び登場して、2024年1月24日(水)に発売される10th シングル、TVアニメ『弱キャラ友崎くん 2nd STAGE』OPテーマの「イージー?ハード?しかして進めっ!」を初披露する。人生がイージーなのかハードなのか、それは人それぞれの捉え方次第であるが、“君の時代だから頑張って”と背中を押された者が前を向けるようになっていれば、それは凄いことであると肯定してくれる前向きな曲だ。

アンコールソングを歌い終えると、MCで宮原が“アンコール1曲目で早速新曲を披露させていただきました。MV観てもらえましたか?”と聞くと、大きな歓声が沸き上がった。そして緒方の口から、2024年は3月30日(土)にログっ子感謝祭<ログ×ギグ>&<DIALOGUE+BOX THE LIVE!!!! vol.2>、<DIALOGUE+ 5th Anniversary Tour「DIALOGUE+学概論」>開催決定といったイベント、ライブが予定されていることも告知された。

そして、内山が“2024年も私たちDIALOGUE+と一緒に、最高の1年にしましょう! バイバ〜イ!”と、手を振って退場……しかけたタイミングで、まだ終わらせないぞとばかりにドラムがシンバルを鳴らし始め、バンドもそれに続く。メンバーが定位置に着くよりも先に奏でたイントロは、「ぼくらのユニバース」。先ほど背中を押された僕たちが、さらに全速で前進するよう気持ちを高められる楽曲で、いったん曲が終わったかと思った後にも稗田が“みんな、ここからおかわりタイムだよ〜! みんな、アンコールもっと声出さなくていいの〜!?"と煽って、両手を叩きながら“優勝しちゃおう!”と何度もくり返す。

そう、“優勝しちゃおう!”という掛け声は、僕たちはまだ優勝を目指す道のりの途中であるのだと改めて認識させられる。DIALOGUE+は日々アップデートされていて、“イッテンナナ・パシフィコ 2024”は間違いなく史上最高であるが、昨日よりは今日が、今回より次のライブがよくなることは間違いない。一番良いのはまだ来ていない、まだ待っているのだ。

そんな彼女たちのド派手な冒険の様子が目に浮かぶ「大冒険をよろしく」をラストソングとして、全21曲2時間の冒険の幕を一旦下ろした。告知でもあったように、結成5周年を迎えるDIALOGUE+は、初のファン感謝祭やライブツアーを予定するなど、まだまだその快進撃は止まる気配はない。2024年、彼女たちと僕たちが選択して掴んだ未来は、今この瞬間から始まる。

 <DIALOGUE+ LIVE2024 LIFE is EASY?>パシフィコ横浜 国立大ホール(2024年1月7日)
ポスト
<DIALOGUE+ LIVE2024 LIFE is EASY?>パシフィコ横浜 国立大ホール(2024年1月7日)

<DIALOGUE+ LIVE2024 LIFE is EASY?>

2024年1月7日(日)
パシフィコ横浜 国立大ホール

M01. Sincere Grace
M02. 人生イージー?2023
M03. 謎解きはキスのあとで
M04. 1000万回ハグなんだ
M05. I my me mind
M06. にゃんぼりーdeモッフィー!!
M07. 来世なんて待ってらんない
M08. 絶景絶好スーパーデイ!!
M09. あやふわアスタリスク
M10. MAHOROBA-Deli
M11. うしみつあっパレイド
M12. かすかでたしか
M13. 好きだよ、好き。
M14. やばきゅん♡シューベルト
M15. ダイアローグ+インビテーション!
M16. デネブとスピカ
M17. はじめてのかくめい!2023
M18. おもいでしりとり
EN1. イージー?ハード?しかして進めっ!
EN2. ぼくらのユニバース
EN3. 大冒険をよろしく

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