![INUWASI[ニューイヤーだよ!六本木アイドルフェスティバル ライブレポート]縦横無尽にステージを駆け巡り、会場中を巻き込んだ熱狂のステージ](https://img.popnroll.tv/uploads/news_item/image/37226/large_INUWASI_PnR_032-watermarked.jpg)
INUWASI[ニューイヤーだよ!六本木アイドルフェスティバル ライブレポート]縦横無尽にステージを駆け巡り、会場中を巻き込んだ熱狂のステージ
INUWASI[ニューイヤーだよ!六本木アイドルフェスティバル ライブレポート]縦横無尽にステージを駆け巡り、会場中を巻き込んだ熱狂のステージ
<ニューイヤーだよ!六本木アイドルフェスティバル>が、2024年1月6日(土)にEX THEATER ROPPONGIにて開催された。同イベントは、毎年夏に行なわれているアイドルイベント<六本木アイドルフェスティバル>の番外編。2023年1月に誕生し、好評につき今年も実施されることとなった。今回は、全25組の個性豊かなアイドルが登場し、楽しく、華やかなパフォーマンスで新年の六本木を彩った。本記事では、当日券も完売となり、満員の会場で熱狂を生んだINUWASIのライブレポートをお届けしよう。
INUWASI<ニューイヤーだよ!六本木アイドルフェスティバル>EX THEATER ROPPONGI(2024年1月6日)
取材&文:竹内伸一
ステージ前方に3基のお立ち台が設置され、身体を震わすような重低音が響くSE「Rapture」が流れると、メンバーが登場。カリヲリが中央のお立ち台に上がり“Happy New Year!”と叫んで、INUWASIのライブが始まった。
1曲目はこちらも重低音が轟く4つ打ちチューン「Planetes」。彼女たちは緩やかに踊りながら、代わる代わるお立ち台に上がり、歌いつづる。はのんまゆがステージ上手に駆け出し、上手側の観客に訴えるように歌ったり、すずめが振り付けをやめて観客に向かって手拍子を促し続けたりと、会場を巻き込んでいきながら、そのパフォーマンスはボルテージを上げていった。
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続く「Hyper Nova」も性急なビートが昂揚感を演出するアッパーチューン。ここでも6人は隙あらばクラップを促しながら、激しく歌い踊る。中間部ではステージ前方に6人が並び“みんなで!”のかけ声とともに会場の大合唱を引き出す。かと思えば、激しいダンスをしっかりとシンクロさせて魅せる。緩急自在なパフォーマンスは見事の一言だった。
「ERMA」では6人がステージを走り回り、観客を煽り続ける。途中の転調パートでは、《Jump Up!》の歌詞とともに会場中を巻き込んで大きなジャンプをくり返した。そのまま突入した「Endless」では、大きなコールが起こり、オーディエンスは一緒になって踊り出す。今度は、観客が6人は焚きつけていく。それに応えてイヴが透明感のある歌声で魅了し、下手のお立ち台でがるむがエモーショナルに歌い上げれば、上手のお立ち台ではライカが観客をガンガン煽る。さらに、はのんまゆは上手の袖に駆け出ししゃがみ込むようにして前方の観客にアピールするといった具合いに、6人の動きも加速していった。
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“最後の曲です! ありがとうございました!”と、はのんまゆが短く挨拶して始まった「Altair」では、今度は弾むようなパフォーマンスを披露。サビ前では会場からクラップが巻き起こり、サビに突入すると全員で手を振り上げて、これまで以上の一体感が生まれる中、最後はすずめが力強い絶唱を聴かせてライブを締めくくった。
重低音が効いたハードなダンスチューンを並べたライブは、そのサウンドだけでもじっとしていられないような躍動感に溢れていた。そんなサウンドに乗ってパフォーマンスをくり広げる彼女たちは縦横無尽にステージを駆け巡る。それぞれに観客を煽ったり、ステージ袖まで駆け出したりと自由に動く場面もしばしば見受けられた。何が飛び出すかわからないワクワク感は、まさに“ライブ”といったところだろう。また、常に観客を巻き込んでいく様もライブそのものと言える。ライブアイドルとしての真髄を存分に見せつけた堂々たるステージだった。
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INUWASI<ニューイヤーだよ!六本木アイドルフェスティバル>
2024年1月6日(土)
EX THEATER ROPPONGI
Rapture(OP-SE)
Planetes
Hyper Nova
ERMA
Endless
Altair
MC