秋元真夏 出演舞台<鍵泥棒のメソッド→リブート>、開幕!「笑いに包まれた舞台を全身で感じながら楽しみたい」
秋元真夏 出演舞台<鍵泥棒のメソッド→リブート>、開幕!「笑いに包まれた舞台を全身で感じながら楽しみたい」
秋元真夏が出演する舞台<鍵泥棒のメソッド→リブート>が、初日前日となる1月10日(水)に囲み取材会と公開ゲネプロを実施。マギー、望月、少路勇介、秋元真夏、鈴木杏樹が登壇した。
舞台<鍵泥棒のメソッド→リブート>
内田けんじが監督・脚本を務めた、2012年公開の映画『鍵泥棒のメソッド』は、第85回キネマ旬報ベスト・テンで日本映画脚本賞や芸術選奨文部科学大臣賞、第36回日本アカデミー賞・最優秀脚本賞を受賞し、韓国や中国でもリメイクされるなど、根強い人気を誇る作品。国内でも2014年、2017年に舞台化されるなど大きな話題を呼んだ。
今回は、上演台本・演出をマギーが担当し、コメディ要素をふんだんに盛り込んだ作品に仕上げる。主演には、今作が舞台初主演となる望月歩、伝説の殺し屋・コンドウを小路勇介が演じる。
囲み取材会で、望月は“今もめちゃめちゃ緊張していますが、最後まで病気もケガもなく走り抜けていきたいと思います”と力を込めて挨拶。一方、少路は“1ヵ月間、チーム一丸となってやってきましたので、楽しい舞台になると思います”と想いを語り、秋元も“今、緊張よりはワクワクして楽しみな気持ちの方がたくさんあるので、笑いに包まれた舞台を全身で感じながら楽しみたいと思います”と笑顔を見せた。鈴木は“いつも舞台が本番を迎えるとなると緊張して檻の中のトラや熊のようになってしまいますが、まなったん(秋元)の話にもあったように、ワクワク楽しみなところもあるので、緊張しているけど楽しみ、早くやりたいという複雑な状態になっています”と心境を話した。
初共演のキャストが多かったという今回。マギーは“1ヵ月前は初めましてのみんなが多い中で始まりましたが、今は「1つの劇団として頑張っていこう」というテーマのもと、一丸となってやってきたので劇団感のようなものがあります。僕だけが思っていることかもしれませんが(笑)”と今回のカンパニーを評し、“みんなで楽しいものを一生懸命作ってきたので、お客さんの笑い声が入って、1つの喜劇として完成させたいという想いです”と初日を直前に控えた想いを語った。
また、2回目の舞台出演にして主演を務める望月は、稽古について聞かれると“マギーさんの演出や先輩方の助言でちょっとずつ前に進めていた感じなので、個人的には順調だったといえる感じではなかった”としつつも、“いろいろな方からお言葉をいただいて、少しずつ楽しいものが出来上がってきたのかなと思います。全公演、その楽しい空気でやっていけたら”と意気込んだ。
さらに、マギーは演出面の見どころについて“僕の演出する作品は、何より舞台上の役者がキラキラしていて、「あの役の人よかったね、誰々さん可愛かったね、かっこよかったね」と言って帰ってもらえるように作っています。8人それぞれが輝いている舞台となっていると思います”と胸を張った。
最後に、鈴木は“この作品は随所に笑いの地雷があちこちに隠れていて、私たちも笑いを堪えなくてはいけないというくらい楽しくて面白い作品です。心がふわっとなって、いい日になったなと思って帰っていただける空間になったらいいなと思っています”と改めて語り、秋元も“心の底から楽しめて笑えて、元気が出る舞台。舞台をあまり観たことがない人も、「舞台、めちゃめちゃいい」と思うきっかけになると思うので、気軽に遊びに来ていただけたら”と呼びかけた。
そして、少路は“舞台だから伝わる熱量があると思います。舞台を初めて観られる方にも観やすい、入りやすい舞台だと思うので、ぜひお越しいただければ嬉しいです”とコメントし、望月は“舞台をあまり観たことがない人にも知ってもらって、この舞台を観て、カレーを食べたり、(本多劇場がある)下北沢を満喫して帰っていただけたらと思います”と同作の楽しみ方をレクチャー。
マギーは“舞台上の役者の熱量を客席で感じていただくこと。杏樹さんやまなったんの、生だからこそ伝わる笑顔や空気感の良さを余すところなく2時間浴びていただけるので、最高の想い出になると思います。ぜひ劇場でお会いしましょう”とアピールして、取材会を締めくくった。
取材&文:嶋田真己
撮影:ワタナベミカ
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