虹コン、桜エビ～ず、まねきケチャ、わーすたらアイドル6人がゆるく語る！＜渋谷LOFT9アイドル倶楽部＞Vol.6開催間近

個性豊かなアイドルたちの宴！＜渋谷LOFT9アイドル倶楽部vol.5＞レポート

今年2月に復活を遂げ、一部ファンの間ではもはや「月に一度のお楽しみ」となったイベント、＜渋谷LOFT9アイドル倶楽部＞。その魅力を語るなら、
1．ステージでは見せない、素の表情やトークを楽しむことができる。
2．自分の推し以外にも、新たな魅力を持ったアイドルを知ることができる。
3．単純に、アイドルが食べたり飲んだりしている姿が可愛い。
といったところだろうか。

そんな目的を持って集まったたくさんのファンに対し、ステージ上には、今宵も個性豊かなアイドルたちが登場した。

今回の出演者は、大森莉緒、吉橋亜理砂（Ange☆Reve）、一ノ瀬みか（神宿）、KOUMI（kolme）、月雲ねる（CYNHN）、奥津マリリ（フィロソフィーのダンス）の6人。そして、MCはおなじみ、ニッポン放送の吉田尚記アナウンサーだ。

今回、客席にはアルコール提供もあり、“本日のおすすめ”として、とうがらしを使った「スパイシーモスコミュール」や、大葉と鷹の爪をトッピングした「金魚サワー」など、ユニークなメニューも並んでいた。

開演前の時間から、客席は楽しい雰囲気に包まれていたが、ちょうどその頃、出演者の中でも成人組の奥津は、楽屋でお酒を飲んでいる姿をツイートしていた。どうやら楽屋もあったまってきているようだ。

定刻の19時、吉田アナによる「今日もみんなでアイドルを甘やかしましょう！」という掛け声の後、アイドルたちが登場する。正統派のアイドルから、かなり個性的なスタンスのアイドルまで、この幅の広さこそが「アイドル倶楽部」の魅力であろう。

席について最初に、飲み物と食べ物をオーダする。尚、未成年のアイドルもいることから、ステージ上のドリンクは、ノンアルコールのみとのこと。コーラやトマトジュースなどと一緒に、タコの唐揚げ、サラダ、パスタ、鶏唐揚などのガッツリ系のメニューもたくさんオーダーされる。ダイエットを気にする年頃だが、食べ盛りの時期でもある。観客としては、可愛い女の子が、美味しそうに食事をするシーンが見られるのは嬉しい限りなので大歓迎だ。

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さて、飲み物も揃ったところで、会場の全員での「乾杯！」。予測不能なトークが始まった。初めはいつもの通り自己紹介から。

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大森は諸事情によりグループ名を出していなかったのだが、途中で「公開OK」との連絡が入り、あらためて「ラストアイドルのLove Cocchiです」と挨拶する。

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吉橋は、元々ミニモニが好きで、ハロプロのオーディションも受けたほどだという。今でも好きなアイドルの名前でtwitter検索するのが趣味とのことで、そのヲタク全開の話しぶりに吉田アナも「いい感じのスイッチが入った」と喜びを見せる。

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最も意外な一面が垣間見えたのは、一ノ瀬。ベースが特技だということから、そのきっかけを聞かれると、「学校に行かなくなって引きこもっていた時に、姉にプレゼントされた」と告白。なんでも、一ノ瀬の姉は、9歳離れていて、自分でギターやベースを作ってしまうのだとか。吉田アナもお姉さんに興味を引かれたらしく、どんな人なのかと質問を繰り返していた。

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KOUMIは一人旅が趣味で、最近行ったところは、ベトナムとポーランド。特にポーランドはアウシュビッツの跡を見てきたといい、歴史好きで硬派な一面が垣間見えた。

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ちなみに、KOUMIと奥津はグループ同士のツーマンライブなどを通じ、知り合いとのこと。二人の間に挟まれたまた月雲は、元々あまりしゃべる方ではないらしく「萎縮している」と緊張している様子だった。

ひと通り自己紹介が終わったところで、10分ほど休憩が入る。休憩後は、ステージ上のメンバーが揃って記念撮影。並んでみるとかなり身長差がある。大森が意外と大きく、奥津が小柄であることがわかる。

後半最初のテーマは、「あなたが最近検索してしまったことは？」というもの。

大森は、「マダガスカルゴキブリ」。テレビ番組で出演者が食べていたものの、視聴者に配慮して本体の部分は隠されていた。どんなものか知りたくなって検索したら、気持ち悪かったとのこと。吉橋は、「矢吹奈子生誕祭」。ちょうどこの日が矢吹の誕生日だったということで、生誕祭について調べたという。ここからしばらく、吉橋のアイドル愛が炸裂したトークが続いた。

一ノ瀬が調べたのは、「ハンターハンター ヒソカ」。今回のイベントで、既に様々な側面を見せている一ノ瀬だが、さらにアニメも大好きだと語る。特に『HUNTER×HUNTER』は、「人として見ておかなければならないアニメ」だと思い、見始めたとのこと。

KOUMIは、「自暴自棄 英語」。何やら事情がありそうな検索ワードだが、KOUMIは外国人の友達が多く、先日もその中の一人と飲んでいた時に「そんなに自暴自棄にならないで」と英語で励まそうとして調べたらしい。彼女の、新たな交友範囲がわかるエピソードだった

月雲は、「目が腫れた時のメイク」。アイドルならよくありそうな検索ワードだが、そもそも何故目が腫れるかというと、推している韓流アイドルが尊すぎて、泣いてしまい、それで目が腫れるのだという。彼女のアイドルへの思いは、かなり深いものだと思われた。ちなみに見つかった方法は「泣いても目をこすらないこと」だそうで、それを実践しているらしい。

最後の奥津は、「ボディメイク」。グラビア活動もしている彼女は、夏に向け体を作ろうと努力しているそう。お尻に筋肉をつける体操をしているとのことで、その場で実演することに。イスの上に腹ばいに乗り、エビ反りをする姿はなかなかサマになっていた。ちなみに、このイベント「アイドルに無理なことはさせない」がモットーだが、アイドル側がやりたがっていることは止めずに、温かく見守るのがいいところである。

続いてのお題、「最近可愛いと思ったこと」では、大森が妹、吉橋が弟と、それぞれの兄弟を可愛く思ったエピソードが飛び出す。

一ノ瀬は「カモノハシの正面ショット」と、またしても一風変わったものを挙げ、KOUMIは、「男性同士が仲良さそうにしているところ」との答えだった。吉田アナが「アイドル現場ではよく見かけない？」と突っ込むも、KOUMIは「それとは違う」と一刀両断していた。

月雲が挙げたのは映画「名探偵ピカチュウ」。なんでも、アニメのピカチュウの声は、ほとんどが声優の大谷育江が担当しているのだが、この映画版のピカチュウの声は、俳優の西島秀俊がやっているのがたまらないという。

最後に奥津が、「カステラサイダーを飲む、モーニング娘。森戸知沙希」を紹介。その動画のまねをして、会場のアイドルファンからも賛同を得ていた。

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ここまで進んだところで、時刻は21時を過ぎている。最後は各グループの告知となった。

大森莉緒は、所属していたユニット「eyes」のラストライブが7月14日に代官山SPACE ODDで行われる。

Ange☆Reveは、7月3日に新曲「サマ☆ラブ」が発売となり、そのリリースイベントを各地で実施中とのこと。

神宿は、9月29日、幕張メッセで5周年記念ワンマンライブを開催。

kolmeは、6月17日にKOUMIが作詞を手がけた新曲「Up all night」がリリースされたばかり。さらに7月には愛知、宮城、東京で対バンツアーを行うとのことだ。

CYNHNは、6月26日に1stアルバム『タブラチュア』を発売。9月23日には、品川インターシティホールで2ndワンマンライブを行う。

フィロソフィーのダンスは、7月20日に六本木ヒルズアリーナで、野外単独ライブを行うとのことだ。

そして、今回も終演後に、大森、吉橋、一ノ瀬、奥津が特典会を行い、盛況のうちにイベントは終了した。

いよいよアイドルのライブやフェスが多く開催されるシーズンがやってくる。そんな夏の1日を、アイドルたちのゆるっとしたトークとともに過ごすのもいいのではないだろうか。

次回の渋谷LOFT9アイドル倶楽部は、7月24日(水)開催。出演者は、川瀬あやめ（桜エビ～ず）、塩川莉世（転校少女*）、的場華鈴（虹のコンキスタドール）、篠原葵（まねきケチャ）、駒木根心捺（ローファーズハイ!!）、小玉梨々華（わーすた）の6名。前売りチケットの発売はイープラスにて発売中。

文：プレヤード／写真：林晋介

＜渋谷LOFT9アイドル倶楽部Vol.6＞
2019年7月24日(水)LOFT9 Shibuya
OPEN 18:00 / START 19:00
チケット：前売￥3,000 / 当日￥3,500（共に飲食代1オーダー￥500以上）
チケット発売⇒LOFT9 Shibuya