月足天音（FRUITS ZIPPER）×立花琴未（CANDY TUNE）×前田健太郎（六本木アイドルフェスティバル総合プロデューサー）［鼎談］＜ニューイヤーだよ！六本木アイドルフェスティバル＞で届ける年明け最幸のステージ「1日、楽しんでください！」「2024年のアイドル始めにぜひ！」月足天音（FRUITS ZIPPER）×立花琴未（CANDY TUNE）×前田健太郎（六本木アイドルフェスティバル総合プロデューサー）鼎談

ポスト

ちっちゃい頃からずっとAKB48が好きで、前田敦子さんやこじはるさんにめっちゃ憧れてました（立花）

前田：
立花さんの好きなアイドルは？

立花：
ちっちゃい頃からずっとAKB48が好きで。神7の頃からですね。前田敦子さんとかこじはる（小嶋陽菜）さんとか、めっちゃ憧れてました。

前田：
AKB48のほかには好きなグループはいましたか？

立花：
AKB48以外、通ってきていないんですよ。

前田：
地元の北九州には、いつ頃までいたんですか？

立花：
高校3年生の時に、東京に引っ越してきました。

前田：
高校生まで福岡にいたってことは、HKT48は知ってたよね？（笑）

月足：
でも、興味はなかったんだ（笑）。

立花：
知ってました（笑）。『Mステ』に出ていたのを観てました。

月足：
あ、出ました！　なんかちょっと嬉しい（笑）。でも、私よりも東京歴は長いのかも。

立花：
高校3年生で東京に引っ越したんですけど、コロナになっちゃって、また福岡に戻ったんです。2年間の期間限定のグループだったんですけど、そのうちの1年はコロナで福岡に戻っていて。活動が終わったあと福岡に戻って1年くらいゆっくりしていて、それからまた東京に来たので、まだ2年くらいしか住んでいないんです。

月足：
じゃあ、私と同じくらいですね。私、上京してきた時は、まったく何もない状況だったんですよ。ASOBISYSTEMに所属することは決まっていたんですけど、“これから何が起こるんだろう？”って思ってました。

マネージャー：
社内的に新しいアイドルグループを立ち上げようという話になったぐらいの時期に、月足が応募してきたんです。

月足：
だから、最初はアイドルっていう話は全然なかったんですよ。

前田：
単純に、アソビさんでタレントを募集していたから応募したんですね。

月足：
そうです。“タレントとしてやっていきたいんです”っていう話をしたら、次の週くらいに“アイドルやりませんか？”っていう話をされたんです。

前田：
その時はどう思ったんですか？　“もうアイドルはいいかな”だったのか“もう1度やってみよう”だったのか。

月足：
実は、その頃、アイドルのお誘いをめっちゃいただいていたんです……その時は、アイドル以外の仕事もやりたかったんですけど、それだけでやっていける自信もなくて。アイドルは好きだし、誘いも多いってことは向いているのかもしれないなと思って、もう1度やってみようかなと思い始めた時に、アソビから話があって。それでZoomで木村ミサさんと初めて話をしたんです。“こういうアイドルをやりたいんです”みたいな話をしてくださって、“あ、ここならいいかも”って思ったんですよ。自分の理想のアイドル像に近づけるかもって。それでもう1度アイドルをやることに決めました。

前田：
木村さんといえば、これから産休に入るんですよね。（グループとしては）大事な時期なのに大変です。

マネージャー：
現場にはいませんが、プロデューサーとしての頭脳の部分は引き続きやってもらうので、大丈夫だと思います。子どもを産んでから、母としての視線も交えてプロデュースしていくというのも、また面白いものができるような気がしています。

前田：
それはすごくいいと思います。東京体育館でのライブには、JOYSOUNDが冠としてついたじゃないですか。それで、会場の表でカラオケ大会をやっていたでしょ。3歳くらいの子が「わたしの一番かわいいところ」を歌ってて、それをまわりで大人たちが楽しそうに観ていて。“こういうの、すごくいい！”って思いました。自分のようなおじさんたちが熱心に応援しているだけじゃなくて、そうやって広がっていくといいなって。アイドルって、いまだにヲタク文化で、一部のおじさんやガチ恋勢のものだと思って、敬遠してしまう人がいるけど、それは間違っている気がするんです。そういう人たちがいるのも事実だけど、一方で若い女の子のファンもたくさんいるわけで、妙なフィルターをかけずに良い悪いを判断してほしいと、業界の端くれにいて思っています。だから東京体育館のカラオケ大会は、いい試みだったなと。でも、ふるっぱーのファンはすごく幅広いよね？

月足：
そうですね、すっごく幅広いと思います。対バンの時は限られてしまうこともありますが、大きな会場でのライブでは、ホント、いろいろな方が来てくださいますね。ちょっと気になるなと思った時に、行きやすい現場なのかなって思います。