i☆Ris、多彩なパフォーマンスで感謝の想いを届けた11周年記念ライブ「まだ新しい景色が見られると思っている。これからもよろしくね！」

i☆Risが、11月26日（日）にパシフィコ横浜 国立大ホールにて11周年を記念するライブ＜i☆Ris 11th Anniversary Live ～Heart Jack～＞を開催した。

i☆Risは、山北早紀・芹澤 優・茜屋日海夏・若井友希・久保田未夢の5人からなり、声優アイドルとしては前人未踏ともいえる11周年目を迎えたユニット。2024年には自身をアニメ化する劇場版アニメ『i☆Ris the Movie ‐ Full Energy!! ‐』の公開も控えているなど止まらない活躍に声優・アイドル好きならず、さまざまな方面からも熱い注目を集めている。

＜i☆Ris 11th Anniversary Live ～Heart Jack～＞では、アンコールを含め全21曲を披露。「ドリームパレード」「Happy New World☆」などi☆Risの人気曲はもちろん、2023年8月に発売した23枚目の最新シングル「Let you know!（TeddyLoid楽曲提供）」がライブステージで初披露された。また11周年という記念日にふさわしい曲として、2022年にリリースしたベストアルバム『10th Anniversary Best Album ～Best i☆Rist～ 』より「Anniversary」も歌唱。i☆Risメンバー1人ひとりが会場にいる観客を見つめながら《ありがとう》という歌詞に気持ちを乗せて歌い上げ、活動11周年を迎えたことに対する感謝をファンへ伝えた。

また、今回のライブでは＜Heart Jack＞というタイトルの通り、観客の“心を盗む”趣向を用意。仮面を手にしながら歌唱する「Queens Bluff」、ピストルを手にしてダンスを行なう「イノセントイノベーション」など、クールで大人カッコよい雰囲気で会場を魅了した一方、「FANTASTIC ILLUSION」ではキュートな姿で手品を披露するも失敗をしてしまい慌てる姿も見せ、11周年を迎えたi☆Risの“大人可愛い”等身大の魅力を存分に魅せた。「FANTASTIC ILLUSION」の途中では客席へ降り、通路を自由自在に行き来しながら、ファンと楽しそうにアイコンタクトを取ったり、笑顔でやり取りを交わすなど、非常に近い距離でパフォーマンスを披露。そのまま続いた「ハートビート急上昇」でも引き続きファンの間近で歌唱した。このサプライズに観客のボルテージも一気に急上昇。強い一体感と声援が会場を包み、大きな盛り上がりを見せた。

アンコールではデビュー曲「Color」に続き、2024年1月24日（水）に発売が決定している24枚目ともなる最新シングル「White Lyrical Kingdom（作編曲：佐藤純一（fhána）・作詞：畑亜紀）」を初披露。

MCでは“女性のアイドルグループでは年長だし、もうすぐみんな30歳だけど、まだ新しい景色が見られると思っている。これからもよろしくね！”（山北）と観客へ呼びかけると、ファンも大きな声でそれに応えた。

この日は劇場版アニメ『i☆Ris the Movie - Full Energy!! -』に関する情報も解禁され、ティーザーPV、公開時期、メインスタッフなどを発表。

ラストは「アルティメット☆MAGIC」で会場の盛り上がりは最高潮を迎え、観客の大歓声とともにこの日のライブは大団円でラストを迎えた。

声優アイドルとして活動11周年ライブを成功させたi☆Risは、2024年1月にはアニソンの有名クリエイターとコラボするシングルも控えているほか、劇場アニメの全容も徐々に見えてきた。11周年、そして12周年目に突入してもさらに勢いを増して活動を続ける5人の活躍から、今後もますます目が離せない。

なお、同公演は12月10日（日）まで見逃し配信も行なっている。