<映画『OUT』初日舞台挨拶>(2023年11月17日/Ⓒ2023『OUT』製作委員会)

<映画『OUT』初日舞台挨拶>(2023年11月17日/Ⓒ2023『OUT』製作委員会)

与田祐希(乃木坂46)[イベントレポート]ハードな撮影秘話を告白!「大変そうだなーと思いながら縛られてました(笑)」映画『OUT』初日舞台挨拶にて

映画『OUT』が、公開初日となる本日11月17日(金)にキャスト&監督が一堂に会する<初日舞台挨拶>を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。

<映画『OUT』初日舞台挨拶>(2023年11月17日)

総勢11名のキャスト・監督らが登場すると、場内からは大きな歓声が発生。

主人公・井口達也役の倉悠貴は、“無事に公開を迎えられて嬉しいです”と初日を迎えた心境を素直に明かすと、映画鑑賞直後の熱気漂う場内に向かって“いかがでしたかー?”と問いかける。その言葉に、観客からは大きな拍手が届き、主演の倉は満面の笑顔に。監督・脚本を務めた品川ヒロシもその喜びもひとしおのようで“この1、2ヵ月とにかく長かった。早く封切りにならないかと毎日思っていたんです。たくさんある映画の中でこの作品を選んでくれてありがとうございます”と初日に駆けつけた来場者へ感謝の言葉を伝えていた。

総勢11名というキャスト・監督陣が一同に会した本日。撮影当時の大変だった想い出を聞かれた登壇者らは、それぞれ誰から答えるか様子を伺う状況に。そこに、司会から“挙手制で!”と珍しい形の流れが提案されると、品川監督は思わず“あんまり舞台挨拶で挙手制ってないけど(笑)”と鋭くツッコミ。場内にも笑いが起きる中、“庄司(智春/品川庄司)は絶対にトップバッターじゃないし、ラストでもない”とフリのようなコメントが品川監督から飛び出し、全員の視線が庄司に集中。自身でも“絶対僕じゃないでしょ!”とうろたえながらも“劇中で(醍醐(虎汰朗)くん演じる丹沢に”顔を踏まれるシーンがあるんですけど、監督が現場で急にスニーカーに血糊を塗りはじめて……それを僕の顔にニヤニヤしながらつけるんです。本当に(人の顔を)踏んだことないとその発想はないでしょ!”と、相方でもある監督に全力抗議。それに対して監督は“人の顔踏んだことなんてないよ!”と釈明しながら“実際に劇中でも跡がついていると思うので、ぜひもう1回観てみてください(笑)”とニヤニヤしながら楽しそうに撮影を振り返っていた。

倉はというと、“撮影中、とにかく寒くて……筋トレしているシーンで身体から湯気が出ていると思うんだけど、あれはCGとかじゃなくて。現場に簡易サウナを置いてもらって直前まで温まった状態で撮影してたんです”と驚きの撮影エピソードを披露。同じシーンで撮影に挑み、安倍要役に挑んだ水上恒司も“サウナの中で僕がつけていたネックレスがキンキンに熱くなちゃって……うっかりしていました(笑)”とお茶目な一面をのぞかせていた。

男性陣が過酷な撮影に挑む様子を目の当たりにしていた千紘役の与田祐希(乃木坂46)は“目を背けたくなるくらい怖かった時もありました”と激しいアクションシーンの裏側を見て、肌で感じたリアルな心境を明かしながらも“大変そうだなーと思いながら縛られてました(笑)”と、最大の敵として達也たちの前に立ちはだかる爆羅漢との抗争シーンに巻き込まれていくハードな撮影秘話を茶目っ気たっぷりに明かし、肝の座りっぷりを披露。

さらに、同作には特攻隊長・長嶋圭吾役の與那城奨、親衛隊長・目黒修也役の⼤平祥⽣、期待のルーキー・沢村良役の⾦城碧海ら、JO1のメンバーが3人揃って出演しており、現場では彼らにとっても初めての経験が多かったとか。與那城はアクションを演じる中でNGを出さずに、1発でキメなきゃいけないハードなシーンが多かったそう。“ガラスとか壁を殴るシーンは「1発で決めてほしい」と監督から何度か言われていて……”と現場での本音を思わずポロリ。それに対し品川監督は“いや、1回失敗しちゃうとセットを戻すのに時間かかっちゃうから……”とタジタジの様子で弁明しており、そんな2人の姿に登壇者や場内から笑いが。與那城も笑顔を見せながら、“プレッシャーがすごくて……でもいい経験ができました”と充実した撮影時間を過ごせたことを明かしていた。

達也を預かる焼肉店・三塁を営むおばちゃん、おじちゃん役の渡辺満里奈、杉本哲太の2人は、撮影時、彼らのアクションを見ることが叶わなかったと言い、渡辺は“私たちは焼肉屋の暖かい場所でぬくぬくしていて……こんなことやってたの!?ってびっくりしちゃいました”と身体を張ったアクションを披露した若手俳優らを称賛。杉本は特に倉と多くの撮影シーンをともにしており、“会うたびにヤンキーの顔になっていっていました”と、その繊細な演技にも賛辞を贈っていた。さらに杉本も渡辺同様、“裏ではみんな優しくて礼儀正しい、いい子たちだったから……痛そうなこんなすごいアクションをやってたなんて……!?”と驚いたそう。杉本からのこの言葉に金城はすかさず反応し、“めちゃくちゃ嬉しいです。ありがとうございます”とお礼の言葉を返していたが、あまりの声の小ささに水上から“声ちっさ!”とツッコまれ、監督からも“普段そんなんじゃないでしょ!”とイジられる自体に。

終始笑いが絶えず、舞台挨拶も盛り上がりをみせる中、映画のタイトルにちなんでそれぞれが“OUT”なエピソードを披露する企画も実施。⼤平はフリップに“それ◯◯やないかい!”というツッコミの言葉が書かれており、そのエピソードについて、斬人の副総長・安倍要の腹心・武藤将吾役を演じた久遠親(ちかし)との撮影秘話を披露。“(斬人のたまり場の)ボーリング場で、お見舞い行ってきたんだーっていう話を聞いていて。お見舞い?と思ってよくよく聞いてみたら親が「大吉」だった!みたいなこと言ってて……それお参りやないかい!っていうことがあったんです(笑)”と明かし、場内からも笑いが。現場の和気あいあいとした雰囲気が伝わる和やかなトークがくり広げられた一方で、丹沢役を演じた醍醐は“朝イチのカルビ”と回答。“焼き肉を食べるシーンがあったんですけど……朝イチからカルビを食べなきゃいけなくて……”と過酷なアクションとは一味違った意外な苦労話を述べた。

まだまだトークに花を咲かせる登壇者らだったが、最後に品川監督が“ヤンキー映画だと、荒くれ者が暴れているだけのイメージを持たれるかもしれないけど、その中には、ちゃんと愛と葛藤も描かれていて、若い人たちの感情とリンクする部分もあると思います”と作品をアピール。真面目に舞台挨拶が終了すると誰もが思っていたが、“庄司も老体にムチ打って、初日に映画を観てくれているんで……でも庄司だけだと弱いのでミキティーと観てください”とまさかのオーダーが入り、場内は大爆笑。庄司は“監督、それアウトですよー!”とタイトルにかけてツッコむも、“それ別にウマくないから”と品川監督にぴしゃりと締められ、品川監督作品らしい爆笑の中で、盛り上がりを見せた舞台挨拶は幕を閉じた。

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