(C)AbemaTV,Inc.

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でか美ちゃん、アイドル界に激震のチェキ不足問題を語る「懐事情が厳しくなる」

でか美ちゃんが、10月22日(日)放送の『ABEMA的ニュースショー』に出演した。

『ABEMA的ニュースショー』10月22日放送回

今回の放送では、近年の運動会が、怪我のリスクを回避するために組体操や騎馬戦を廃止したり、午前中でプログラムを終了する学校が増えたり、これまでの在り方から変化が起きていることを紹介。

番組MCを務めるお笑い芸人の千原ジュニアは“幼稚園児の息子の運動会では組体操をやっていて、3人1組で2段のピラミッドを作っていた”と振り返った上で、“ピラミッドの頂点になる子は3人のうち1人だけではなくて、全員が1番上になるように順繰りやっていた”と明かし、関心を集めた。

一方、お笑い芸人のオジンオズボーン篠宮は“小学生の息子は組体操をやったことがないので、そもそも存在を知らない。運動会は時短していて、朝一番でリレーが始まって、昼前にはお終い。親としては盛り上がりにちょっと欠ける部分もある”とコメント。

平成生まれのタレントのでか美ちゃんは“騎馬戦をやったことがなかったけど、大人になってからバラエティ番組で初めてやってすごく怖かった。正直に言うと、「こんな危ないことを子どもがやったらダメだよ」と思ってしまった”と話した。

また、千原ジュニアは兄の千原せいじの息子が参加する運動会に参加したことを振り返り、“せいじの息子を撮影しようとしたら、全然知らん子をずっと撮っていたことがある(笑)。体操着のゼッケンに名前を書くことを個人情報の観点から廃止したようで、みんな同じ恰好やからどの子かわからへんねん”と頭をかいた。

そのほかにも“学校で廃止されたモノ(※一部で廃止も含む)”として、座高測定やぎょう虫検査、連絡網などを紹介。家庭訪問を廃止する学校が増加していることに触れると、千原ジュニアは“家を建てた時に、「家庭訪問で先生を家に入れなきゃいけない」と思って和室を一室作ったのに、一切使ってない(笑)”と嘆いた。また、校内の焼却炉の使用が禁止されていることについては、“知らなかった。今の子はどこで告白するのよ?”と疑問を浮かべてスタジオを盛り上げると、進行を務めるテレビ朝日の田中萌アナウンサーは“体育館の裏ですかね”と冷静にツッコミを入れた。

また、インスタントカメラ・チェキのフィルムが品薄状態となっている話題もピックアップ。チェキシリーズは、現在100ヵ国以上で発売され、売り上げの9割を海外が占めるほど世界的に人気が上昇。それに加えて、日本のZ世代にも“アナログ感がエモい”と人気を博し、入手困難となっている。

番組では、このチェキフィルム不足に頭を抱えるアイドル業界の声を紹介。ファンとアイドルが2ショット撮影を通じて交流を図る<チェキ会>を開催するアイドルのマネージャーからは“全体の7割がチェキでの売り上げで、活動をする上でなくてはならないもの。チェキのフィルム不足はアイドル業界にとっては死活問題”と苦悩を吐露した。

自身もチェキ会を開くでか美ちゃんは“ファンの人との想い出としてチェキ会は大事だけど、チェキ会の売り上げはアイドル自身にも分配されるので、懐事情に直結している”とした上で、“アイドルの収入源はグッズだけど、AKB48さんやハロー!プロジェクトさんのように、グッズを作って各地方を回るツアーができるアイドルばかりではない。グッズを頻繁に作り替えることができないアイドルが多いし、そもそもグッズを作ることすらできないアイドルもいる。そういう子たちにとっては、収入に繋がる大切な手段がチェキ会となる”と証言。

さらに“フィルム自体の値段も上がっているようで、ついさっき楽屋でマネージャーから「ぶっちゃけ、チェキ会の料金を値上げしたい。今はかなりギリギリ」と言われた”と打ち明けると、“いろんなモノの物価が上がっていて、ファンの人も生活が大変だからギリギリまで値上げしないつもり。だけど、ついに上がってしまった日には、事務所のフィルム在庫が枯渇したと思ってほしい”と頭を下げた。

“チェキビジネス”の話を聞いた千原ジュニアは“チェキ会を若手芸人もやったらええんちゃうか”とポツリ。オジンオズボーン篠宮は“ジュニアさん、もうやってます”と切り出した上で、“僕の所属してる松竹芸能の話ではないけど、若手芸人が出演する地下お笑いライブでやっていると聞いた”と報告。千原ジュニアは“そうなんや……。まぁ、そのうち吉本興業も立ち上がるでしょうね(笑)”と応じて、笑いを誘った。

今回の放送の様子は、現在もABEMAにて見逃し配信中。

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