アイドル革命、本格始動＆韓国先行デビュー！

プリュ所属の新人アイドルグループ『アイドル革命』が、日韓両国でデビューを果たした。

アイドル革命は、ドルヲタYouTuberのまゆぴぴがプロデュースを担当。グループ名のとおり“アイドルになって革命を起こしたい”をコンセプトに活動する5人組である。

楽曲の制作陣には、≠MEの「はにかみショート」を作曲した中村歩や、日向坂46の「アザトカワイイ」を作曲したTETTAなど、豪華な顔ぶれが集結。アイドルの“王道可愛い”を世界中に発信していくという。

そんなアイドル革命は、9月23日に日本に先駆けて韓国でデビューライブを敢行。海外で先行デビューという異例の形を取った理由について、マネージャーは“韓国では今、若者を中心に日本ブームが来ており、街中には日本式の居酒屋が増え、サンリオやクレヨンしんちゃんなどのアニメキャラが大人気なんです。そんな中、日本のライブアイドルを愛する層もおり、日本語のアイドルソングをカバーする韓国アイドルや、それを応援するファンの熱い姿を見ることができます”と語った。

世界的に見れば、アイドルは今や男女ともに韓国が本場とも言えるが、韓国のアイドルと日本のアイドルでは楽曲や文化など、細かい部分でニュアンスが異なる。韓国のライブアイドル界隈ではそんな“日式アイドル”の王道ソング（コールを入れるような楽曲）が人気だという。

“現代の日本には数え切れないほどのアイドルが存在し、毎月何組ものグループが誕生しています。そのため、業界としてはそれぞれのグループが、今まで以上に独自性を求められるフェーズに突入しています。アイドル革命は、そんな状況においていい意味で新しい道を開いていきたいと思い、純日本産のアイドルグループとしては史上初となる「韓国先行デビュー」に踏み切ったわけです（マネージャー。以下同）”

メンバーは全員、今回のライブが初の海外渡航だったという。知名度ゼロに等しい新人アイドルが、初の海外でデビューライブということで、メンバーのプレッシャーは相当なものだったことは容易に想像できる。しかし、不安とは裏腹に、ライブは大成功に終わったという。

“現地のファンのみなさまは、初めてにも関わらずSNSでメンバーの名前を検索してくれて、名前入りコールをしてくれるなど大盛り上がりでした。「王道」を詰め込んだアイドル革命は、楽曲はもちろんのこと衣装も振り付けも現地で大きな反響をいただけたと、手応えを感じています”

今回のライブをきっかけに“日本に行きたい”という声も多く見受けられたとのこと。海外の舞台で度胸をつけるのみならず、韓国のオーディエンスを笑顔にするというミッションも無事に果たせたようだ。

グループとしては今後“アイドル界からさまざまな革命を起こせるように、「王道可愛い」を大切にしながら、常に新しいことに挑戦していくグループでありたいです。そしていつの日か、日韓両国でワンマンライブを開催できるように成長したい”と意気込んでいる。

9月30日には日本でのデビューライブも無事に終えており、10月に入ってからはライブ出演が続々と決定。今後彼女たちが業界にどのような変革をもたらすのか、見守ってほしい。