マーキュロ[1万字インタビュー第7回]雅楽代カミテがもたらした可能性と大望「“メンタルはカミテが1番マーキュロだよね”って言われる」

マーキュロ[1万字インタビュー第7回]雅楽代カミテがもたらした可能性と大望「“メンタルはカミテが1番マーキュロだよね”って言われる」

マーキュロ[1万字インタビュー第7回]雅楽代カミテがもたらした可能性と大望「“メンタルはカミテが1番マーキュロだよね”って言われる」マーキュロ 1万字インタビュー第7回:雅楽代カミテ

耽美的で退廃的な世界観を押し出し、現在のライブアイドルシーンの中で異彩を放ちながらも、その存在感を急激に高めているマーキュロ。“絶望”を歌いながら多くのファンの心を鷲掴みにしている7人のダークヒロインの素顔に迫るため、今回、メンバーそれぞれ1万字に及ぶパーソナルインタビューを敢行。これまでの人生とマーキュロでの活動についてじっくり語ってもらった。第7回目となる本日は、雅楽代カミテのインタビューをお届けする。

マーキュロのメンバー1人ひとりに迫っていく1万字インタビュー。我執キルさんから始まり、翠城ニアさん、珖夜ゼラさん、紫月レンゲさん、芥タマキさん、藍咲ユウリさん、これ実はマーキュロへの参加、加入順になっております。ということで、7人目ラストを飾るのは2022年8月に加入した、雅楽代カミテさんです(冬将軍)。

夢は競艇選手から“お花屋さんになりたい”になりました

ーー小さい頃の夢は何でしたか?

カミテ:
競艇選手っ!!

ーー競艇選手!? それは親御さんの影響ですか?

カミテ:
お父さんがなりたくて。でもなりたいと思った頃には、年齢的に遅かったらしく。ちっちゃい頃からテレビで競艇を観させられていて、“将来は競艇選手になるんだよ”って、何か洗脳みたいな感じで(笑)。でも自分でも確かになりたかったんですよ。小柄な人しかなれないし、小っちゃい頃から運動もそれなりにというか、部活を頑張ってたし。あと、なんかすごいお金持ちになれると聞いたので、競艇選手になりたいなってずっと思ってました。

ーーお金持ち(笑)。それはいくつの時からですか?

カミテ:
物心ついた頃からずっと。いつだっけな? いつか試験を受けるため“こんな感じのやつをやるんだよ”っていう映像を観たり、体力と勉強の模擬試験? プレテストみたいなのを受けに行ったくらい、本気でしたね。

ーーえ、すごい。小さい頃からの夢を高校生まで抱いていたのですか。

カミテ:
そのためだけに生きてきたわけじゃないんですけど、そうですね、高校卒業したらそのまま競艇選手になるくらいに思ってました。でも髪の毛を切らなきゃいけないから、それは嫌でしたけど(笑)。

ーー小さい頃から運動が好きだったんですか?

カミテ:
好きではないです。運動は苦手で。でも幼稚園がなんか、体育頑張るぞ系のところに入ってたらしく……って、自分ではわかんなかったんですけど、でも飛び箱とか全然飛べなくて、毎日泣いてました。

ーー部活を頑張っていたというのは?

カミテ:
中高大でチアリーディングやってました。もともと幼稚園の頃から習い事をたくさんやっていて、その習い事を続けたかったんです。本当はダンス部に入りたかったんですけど、週6とか週に1回しかお休みがないから駄目だとなって。それで最初は茶道同好会に入ったんですよ。でも入ったら、中学1年生が自分しかいなくて。中高一貫の学校だったので、高校の先輩がいっぱいだったんです。みんなお菓子を食べておしゃべりしてる感じだったので、友達といれば楽しいと思うけど、私は1人だから楽しくなくて。週に2回あったんですけど、行かなくなっちゃって、結局やめちゃったんです。

ーーそこからチア部を選んだ理由は何だったんです?

カミテ:
同じクラスにチア部の子が本当に多くて。でも自分のイメージだとチアって、人の上に上がってバーン!と足開いてジャンプ!! みたいなイメージだったので、あれをやるのは絶対に無理だと思ってたんです。でも、文化祭でチア部を観に行ったらそれだけじゃなかったし、みんな楽しそうにしていて素敵だなって思って。その文化祭までは茶道同好会で出たんですけど、チア部を観て自分も入りたいなと思って、茶道を辞めてチア部に入りました。習い事は何となく続けてたけど、チア部も週6あるので、無理だなって全部辞めて。あ、日本舞踊だけ続けてたか。なので、ほとんどやめて、そこからずっと部活一筋でした。

ーー習い事は何をやっていたのですか?

カミテ:
劇団に入っていたんです。全然身になってないんですけど、歌とか演技とかダンスとか、あとアクション。バク転とかハンドスプリングとかを練習させられてました。めっちゃ怖い先生で、アクション俳優になるためのもの。日本舞踊もそこでやってたし、バレエとタップダンスもやってました。それくらいかな。

ーーすごい! 芸術的なものばかりでめちゃくちゃ活発ですね。それはご両親の意向で?

カミテ:
劇団は私がとても人見知りだったので、3〜4歳くらいの時に入れられて。“あなたが入りたいって言ったんだよ”って言われたんですけど、3歳なんて、なんでもやりたいって言うじゃないですか(笑)。クラシックバレエも2歳から中学生までやってたんですけど、それも近所のバレエ教室に見に行って“やりたい”って私が言ったらしくて、始めたらしいです。

ーー運動は苦手と言いつつも、アクティブですね。

カミテ:
苦手だけど、楽しかったです。最初は運動が苦手だってことがわからなくて。体育の授業とかが始まってから運動が苦手なんだってわかりました。習い事とかでは苦手だと感じることはなかったです。

ーー勉強はどうでした?

カミテ:
勉強も苦手です。数学が1番苦手で、高校生の時に0点を2回取ったことがあります(笑)。先生に呼び出しされました、はい。追試を受けて卒業しました。美術は得意で好きでした。でも好きな理由は先生がおかしかったからかもしれない。なんか、ちゃんと採点しないで、歩いてきていきなり“100点!”って言って終わり。

ーーなんというか、適当ですね(笑)。

カミテ:
あはは! なので、中高で美術は100点以外取ったことないです。絵は別にウマくないんですけどね(笑)。勉強はその美術しかできなかったです。

ーー競艇選手になるのを諦めた理由は何だったんですか?

カミテ:
大学の時にお花屋さんでバイトを始めて。そこから夢が“お花屋さんになりたい”になりました。競艇選手と比べたらお金は全然稼げないんですけど、惹かれたんですよね。地元の町の小っちゃいお花屋さんなんですけど、社長と自分しかお店にいなくて。社長はとても優しくてすごくよくしてもらいました。今もTENRINさんとかミソラド(エジソン)さんとか、仲よくさせてもらってるグループさんへ、お祝いのお花を出す時は頼むんです。プロデューサーが“花出したいんだけど、カミテに頼めばいい?”って。自分が社長にお願いしてます。この先、もし自分がマーキュロじゃなくなったら花屋さんをまたやりたいなって思ってるくらい好きです。たまにお店へ覗きに行ったりすると、“頑張ってる?”って声かけてもらってます。

ーー接客も好きだったんですか?

カミテ:
接客は苦手でした。ただ、注文された花束を自分が作って、“すごく綺麗ね”と言ってくれたりするのがとても嬉しくて。だから、またやりたいなって思うんです。お客さんはおばあちゃんが多いんですよ。それで“爪、可愛いわね”とか、“お化粧綺麗にしてるわね”とか言ってくれて、なんだか心がほっこりしますね。人通りの多い街中にあるお花屋さんじゃないから、そう思えたのかもしれない。のんびりほっこりな感じでよかったです。

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