あっとせぶんてぃーん、2ndワンマン開催！　るちあの卒業を笑顔と涙で祝う

あっとせぶんてぃーんが、10月7日にSHIDAXカルチャーホールにて2回目となるワンマンライブを開催。昼公演は、女性アイドルとしては異例の“お嬢様（女性）限定ライブ”となった。

2016年に秋葉原でも屈指の老舗メイドカフェ『@ほぉ〜むカフェ』の現役メイドにより結成され、以来メンバー交代を経て、現在は18名で活動中のあっとせぶんてぃーん。メンバー全員がカフェでのお給仕とグループ活動を兼業している。

楽曲の多くを渋谷系音楽カルチャーの中心人物である「カジヒデキ」が手がけ、実際にカジヒデキのカバー曲もレパートリ ーとしている。9月26日には5枚目のシングル「夏のカナリア」をリリース。彼女たちが普段働いている『@ほぉ〜むカフェ』は年間40万人が来場する超人気店で、男性客はもとより、女性客（お店では“お嬢様”と呼ばれる）や海外からの観光客が訪れている。 今回、あっとせぶんてぃーんのライブに1度行ってみたいが、アイドルのライブにいきなり行くのは不安……という女性客の声に応えて、グループ初となる女性客のみを対象としたライブも行うことになった。

会場となったSHIDAXカルチャーホールには、昼夜合わせて満員の300 名の“ご主人様・お嬢様”が詰めかけ、大いに盛り上がりを見せた。

メイドカフェさながらに、メンバーが1人ひとり自己紹介をしてご主人様・お嬢様を“おかえりなさいませ”とお迎えしてライブはスタート。代表曲である「永遠メイド主義」からライブが始まると、観客から一斉に声援が上がった。

この日ライブでは、アンコールを含めて全17 曲をパフォーマンス。 途中の『@ほぉ〜むカフェ』名物の“もえもえじゃんけん”を観客と行うコーナーでは、最後まで勝ち残った観客にプレゼントを渡すという演出も。

ライブでは、クールな印象の新曲「夏のカナリア」、彼女たちのプロデューサーでもあるカジヒデキによるポップな世界観溢れる「毎日がジェットコースター」などを次々に披露。「It’s show time」や「Secret sweet pain」などの人気曲では、フロアのボルテージも最高潮に。 途中のユニットコーナーでは、先月『週刊プレイボーイ』で初の水着グラビアを飾った、みなりん、ろきてぃ、かげとらの3名が「夏物語」をパフォーマンス。可愛らしい魅力で会場を魅了した。

本編の最後には、このライブを最後にグループを卒業するメンバーの、るちあへのメッセージを込めた新曲「さよならは、はじまりの朝に」を歌唱。るちあを ダブルセンターの一角に据えて前向きな別れを歌ったこの曲で本編を締めくくった。

アンコールには、るちあの卒業を祝うために、あっとせぶんてぃーんの元リーダーで、『@ほぉ〜むカフェ』では“スーパープレミアムメイド”としてるちあのメイドとしての憧れでもあるchimuが登場し、花束を渡すという演出も。さらなるサプライズとして会場から“卒業おめでとう”の声とともにクラッカーが一斉に鳴らされると“滅多に泣かない”という、るちあも涙を見せた。

アンコール終了後にリーダーのあかりんが『@ほぉ〜むカフェ』でご主人様、お嬢様が帰られる時と同じようにハンドベルを鳴らし“お嬢様のご出発です！　いってらっしゃいませ！　ご主人様、お嬢様！”と観客を送り出してライブは幕を閉じた。

今後もライブ活動を精力的に展開していくあっとせぶんてぃーんは、来年の春にはさらに大きい会場でライブをすることも発表した。

ポスト

＜おかえりなさいませ！ご主人様、お嬢様。あっとせぶんてぃーん 5th シングルリリースイベント＞
10月13日（土）　タワーレコード横浜VIVRE 12:00〜
10月28日（日）　タワーレコード川崎 13:00〜

レギュラーラジオ
「あっとせぶんてぃーんのご帰宅しませんか?」（ニッポン放送）
毎週水曜日21:20-21:30 OA
◆番組ホームページ