西野七瀬［イベントレポート］「撮影中は松田龍平さんにツッコんだりしてました」DMM TVオリジナルドラマ『ケンシロウによろしく』完成披露試写会 登場

ライトで照らされたステージ上の白幕に5人のシルエットが浮かび上がる。その幕が振り落とされると、大きな歓声が沸き起こる中、松田、西野、倉科、筒井、中村が登場。

初めて同作を観るファンを前に松田は“これから観てもらうということで楽しんでください”、西野も“試写会観てもらえるということですごく楽しみにしています”とドキドキしている様子を見せながら挨拶してイベントがスタート。続いて中村は“「きゃー！」と久しぶりに言われたなと思ったら僕じゃなかった。龍平かと思ったら龍平でもなくて”と西野の女性からの人気に驚きながら、自虐的な笑いを誘い、会場を和ませた。

バカリズムが担当した同作の脚本を読んだ時の感想を聞かれた倉科は“混ぜちゃいけないタッグが混ざったというか。原作だけでも最強に面白いのに、バカリズムさんの独特な世界観がプラスされて、危険なくらい面白くなっていて。このチームに入るのが楽しみでした”、筒井も“テンポがあって本当にマルチな才能なんだなと思いました”と素直な感想を伝えた。

イベントの中盤は、それぞれが演じたキャラクターを紹介していく流れに。復讐のために『北斗の拳』を読んで暗殺拳を学び、なぜか史上最強の凄腕マッサージ師となる主人公・沼倉孝一を演じた松田は“マンガの画だと腕が太すぎて。けっこう（筋トレを）頑張ったんですけど、こうやって比べてみるとけっこう遠かったですね”とマンガの沼倉のインパクトに感嘆した表情を見せた。

ヒロインで主人公・沼倉の技術に憧れを抱き弟子入りしたマッサージの専門学校生・坂本里香を演じた西野は、沼倉に対してツッコミを入れまくる役どころ。普段はツッコミをすることはないという西野は“撮影中は松田さんが冗談をよく言っていたので、それに対してはツッコんだりしてました”と撮影以外の時間も沼倉と里香のような掛け合いをしていたことを明かした。

ヤクザ専門の記者として働きながら沼倉の復讐を手助けする久田佳子役の倉科は中村とのシーンが多く“「俺はこんな人間じゃないんだ」って強くアピールされてました。普段はすごくチャーミングなんですよ”と中村の役と普段のギャップを語った。

沼倉の母親役の筒井は“本当に大変なことに巻き込まれる役だったんですけど、精魂尽きるまで頑張りました”と自信をにじませた。

続いて主人公・沼倉から母親を奪ったヤクザ・木村猛志を演じた中村は“久しぶりのスキンヘッドで嬉しかったです。特殊メイクなんですけど、2時間くらいかかる。刺青も入れるシーンがあって刺青とスキンヘッドだと5時間くらいかかって。入り時間が過去最高ですね。夜中の3時入りだと、こういう顔になってしまうんですね”と苦労話で会場を賑わせた。

撮影時、同作ならではの要素として指圧のシーンが多かったと振り返る登壇者5人。倉科は“松田さんにやってもらって。全然癒されなかったです。松田さんにマッサージしてもらえるなんて逆に緊張しちゃって”とあまりにも貴重な機会すぎるが故のエピソードを赤裸々に告白。

また印象に残っているシーンとして“沼倉が『モミ鉄』というテレビ番組でマッサージバトルをするシーンがあり、着ている革ジャンを破かなければいけなくなった”と不安な様子を見せた松田に対し、撮影時に近くで見ていた西野が“大丈夫です、綺麗でした！”とフォロー。

最後に松田から“15分でさらってあっという間に観れてしまう。真剣に硬派に撮っているギャグなので、一気見してもらえたらありがたいです”と、9月22日（金）からの配信に向けてアピールをして、イベントを締めくくった。