マーキュロ[1万字インタビュー第2回]翠城ニアが決めた大いなる覚悟「今は正真正銘アイドル1本で生きている」

マーキュロ[1万字インタビュー第2回]翠城ニアが決めた大いなる覚悟「今は正真正銘アイドル1本で生きている」

マーキュロ[1万字インタビュー第2回]翠城ニアが決めた大いなる覚悟「今は正真正銘アイドル1本で生きている」マーキュロ 1万字インタビュー第2回:翠城ニア

耽美的で退廃的な世界観を押し出し、現在のライブアイドルシーンの中で異彩を放ちながらも、その存在感を急激に高めているマーキュロ。“絶望”を歌いながら多くのファンの心を鷲掴みにしている7人のダークヒロインの素顔に迫るため、今回、メンバーそれぞれ1万字に及ぶパーソナルインタビューを敢行。これまでの人生とマーキュロでの活動についてじっくり語ってもらった。第2回目となる本日は、翠城ニアのインタビューをお届けする。

今もずっと中二病なんです

ーー小さい頃の夢はなんでした?

ニア:
小学生の時の夢は海賊になることでした。

ーー『ワンピース』的な?

ニア:
いえ、『パイレーツ・オブ・カリビアン』!

ーーそっちかぁ! ガチな方だ(笑)。

ニア:
アハハハハ(笑)。自分、昔から中二病だったんですよ。幼少期って、みんなアンパンマンが好きじゃないですか。自分はブラックロールパンナちゃんが1番好きで(笑)。

ーー(笑)。ヒールというか、ちょっと陰のある人が好きだったと。

ニア:
何かカッコいいなぁって。だからアイドルとかに憧れはなかったですね。ちゃんとした将来の夢はなかったんですけど、マーキュロに入る前はアパレルをやってたんです。服やファッションが好きだったので、アパレル関係の仕事はしたいなとは思ってました。服のデザインとかそういう系の仕事をやりたいなって。今でもそういう仕事に関われたらなとは思ってます。

ーー好きな系統の服は?

ニア:
何か流行を入れつつ、ユニセックスな感じが好きですね。女の子らしい服より中性っぽい感じの。ラッパーみたいな服装が好きです。派手で、ストリートで、でも地雷も入ってるみたいな。なんていうんだろうな、サイバー系、サイバーパンクみたいなのが好きです。あとは今、Y2Kっていう、ちょっと昔のギャル文化がまた再ブームになっていて。Y2Kファッションが好きです。可愛いなって。その当時のギャルは今いないじゃないですか。でもメイクや服装だけ昔のギャルっぽい感じで、今風にやってるのが可愛いなって。

ーーニアさんを始め、マーキュロのみなさんの私服はロック色が強いですね。

ニア:
みんな服装の好みも似てるんです。趣味が合うので、マーキュロの子たちと服買いに行ったりもします。性格や好きなものが似てる子が集まってるので。だからプライベートでもよく遊んだりするんです。それくらい居心地がいいですね。

ーーちなみにニアさんが中二病を発症したのは、いつですか?

ニア:
えー、いつなんだろう……? 本当に昔からなんで、中学2年生以前から。初恋の相手がエド(エドワード・エルリック『鋼の錬金術師』)だったんですよ!

ーーおお(笑)。

ニア:
なので、昔は“錬金術師になりたいっ!”とか言ってました(笑)。

ーー絵に描いたような拗らせ方ですね!

ニア:
だから今もずっと中二病なんです、フフフ。

ーー学生時代は何か部活に入ってました?

ニア:
高校生の時はボランティア部に入ったんですよ。進路で優遇かなと思って。

ーー下心……(笑)。

ニア:
なんかボランティアって、響きがいいじゃないですか。優しそうみたいな(笑)。……って入ったんですけど、サボりすぎて、1回も行きませんでした。

ーー意味ない(笑)。

ニア:
そしたら急に退部させられて。気づいたら帰宅部。逆に進路に響くっていう……。

ーーダメじゃないですか(笑)。そこからずっと帰宅部ですか?

ニア:
帰宅部でしたね、ずっと遊んでました。運動が本当にできなくて。でも唯一、水泳はできるんですよ。幼少期に習っていて、めっちゃ泳げるんです! でも、泳げると言っても、クロールしかできないんですけどね(笑)。クロールはめっちゃ速いです。25m息継ぎなしで行けるんですよ。

ーーおお! 勉強はどうでしたか?

ニア:
勉強大嫌いです。泣きながら勉強してました。テストの前日、ギリギリ寝る直前にちょっとだけ勉強するみたいな。本当に嫌でしたね。めっちゃ赤点取って。30点ぐらいだったな、日本史。日本史とか世界史とか、社会的なやつが本当にわかんなくて。人の名前とか覚えるのが苦手なんですよね。赤点取ったら再テストやるんですけど、100点だったんです。30点から一気に100点、同じ問題だったから丸々覚えた!

ーー覚えるのが苦手なのに、100点はすごいですね。

ニア:
今もヲタクさんたちの名前を覚えるのは苦手と公言してるんです。覚えるために、チェキにサイン書くためのバインダーに名前とか書いたりしてます。来てくれた日と、名前と、そうやって覚える努力はしてますよ。

ーー友達はいた方ですか?

ニア:
昔はめっちゃいたんですよ。友達に取り合いされるくらいだったんですよ。みんな“ニアちゃんと一緒にいたい”みたいな。誰が僕の隣で手を繋ぐか、喧嘩が始まったり……だったんですけど、最近は狭く深く。仲よくなったら依存しちゃうタイプなんで、その子とばっかりしか遊ばなくなる。だから友達は少ないです。友達、欲しいですね……欲しいです!

ーーここでアピールしておかないと(笑)。意外と活発だったんですね。

ニア:
はい、高校の頃まではけっこう暴れてましたね。よく怒られたりしてました、先生に。校則が厳しくて。1回髪を染めたんですよ。夏休み期間に自分でブリーチして、オレンジ色でヤンキーみたいな感じにして。でも1回ブリーチしちゃうと黒く染めてもすぐに色落ちするじゃないですか。毎月頭髪検査があって、いつも引っかかってました。居残りとかも。あとは雑巾がけとかさせられたり、廊下に立たされたりとか……。

ーーめちゃくちゃ問題児じゃないですか。何やらかしたんですか。

ニア:
全然覚えてないんですよ、悪いことした覚えがなさすぎる。校内放送で名指しで呼び出しされたこともあって。“何年何組、翠城ニア、今すぐ職員室まで来なさい”みたいな。そう、ケータイ禁止だったんですよ。持って行くだけでもダメ。学校で必要以上にいじらないとかだったらわかるんですけど、持って行くこと自体がダメで。ケータイ見つかって没収されたのは、20回くらいある。ずっと問題児でした。毎日怒られてました。偏差値がめっちゃ低い学校だったからこそ、校則は厳しくて。

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