開歌-かいか-[@ JAM EXPO 2023ライブレポート]ポテンシャルの高さを示した5人新体制5曲ノンストップのお披露目ライブ
開歌-かいか-[@ JAM EXPO 2023ライブレポート]ポテンシャルの高さを示した5人新体制5曲ノンストップのお披露目ライブ
<@JAM EXPO 2023 supported by UP-T>が、8月26日(土)、27日(日)に横浜アリーナにて開催。数多くのアイドルたちが、メインアリーナをはじめ、ロビーやホールなどに設置されたさまざまなステージで、熱く、楽しく、華やかなパフォーマンスをくり広げた。本記事では、同イベントの中から8月27日(日)のキウイステージに登場した開歌-かいか-のライブレポートをお届けしよう。
開歌-かいか-<@JAM EXPO 2023>キウイステージ(2023年8月27日)
取材&文:赤木一之
新メンバーの岩永紗菜子と髙橋里穂が加入し、5人新体制のお披露目の場となったキウイステージ。その記念すべき瞬間に立ち会おうと集まった観客たち。
出番直前になると拍手と声援が送られ、新しいSEが流れる。ピアノの音色が切なくも優しく流れ、後半はドラムの重厚な音が鳴り、鼓動を高めていく。白×ゴールド×花柄の気品漂う新衣装で登場した5人は、ステージの中央で円になり一呼吸。
カウントからの歌い出しで始まった「TOWER」。穏やかさと温かみのある歌声に、間奏では幻想的で浮遊感のある音にピタリとハマるダンスを魅せる。サビの振り付けでは、《TOWER》と歌いながら手を挙げる場面が何回も出てくるが、それまでの3人体制から5人体制になったことで、新しく強固な骨組みが形成されていくかのよう。さらに、《TOWER》の歌声がくり返されるごとに、一緒に手を挙げる観客も増えていき、新生・開歌-かいか-の空間へと誘われていく。
続く、「Time Time」では挑発的でクールなダンスと表情、力強い歌声で魅了。歓声が湧き起こる中、間髪入れずに「かいかのMUSIC」へ。リズムに合わせ、5人5色の歌声とピアノ音やクラップ音、さまざまな音が重複されていくことで、彼女たちの歌声とダンスもどんどんと情熱的になり、会場もヒリヒリとアツくなっていく。
観客に“クラップ!”と煽り、ステージ上でクラップと足踏みするメンバーも、自然とクラップをしながら音に身を任せる観客もカッコよく、盛り上がり方がお洒落だ。
大歓声と拍手に包まれると、エンディングに向けて希望あふれる壮大な楽曲「燦然-さんぜん-」を披露。そして、ラストは7月に発表した、元気でカラッと明るい新曲「超明快自分自身」。心が弾むリズムと歌声、キャッチーな振り付けが楽しく、自然と笑みもこぼれる。
5曲ノンストップで終えると、山村伶那が“ありがとうございます! 私たち開歌-かいか-です! 本日から開歌-かいか-は新体制となりました!”とだけ告げ、5人で“本日はありがとうございました!”と挨拶。圧倒的なパフォーマンスで、新体制のポテンシャルの高さを示した。
開歌-かいか-<@JAM EXPO 2023>
2023年8月27日(日)
キウイステージ
SE
TOWER
Time Time
かいかのMUSIC
燦然-さんぜん-
超明快自分自身