モーニング娘。'23【イベントレポート】17期がパフォーマンスに初参加し、25周年を記念したベストセレクションALをアピール！「この14人の“最初で最後のアルバム”になっているので、たくさんの方に届けられたら」

イベント直前には、報道陣による囲み取材を実施。リーダー・譜久村聖をはじめ、井上と弓桁も含む14人のメンバーが会見に応じた。

リリースイベント初参加となった弓桁は、会場を見渡して“（お披露目の場となった2023年6月開催の）日本武道館（公演）を想い出せて嬉しいです”と吐露。井上は池袋サンシャインシティ 噴水広場での観客に囲まれた光景を“初めて見たのでビックリしましたし、すごい緊張するなと思いました”と話した。

小田さくらはアルバムの選曲はすべてグループの生みの親であるつんく♂だと解説し、保育園時代に聴いていた旧曲のレコーディングは“夢を叶えたんだなと感じることができる時間でした”と回想。レコーディング初参加だった弓桁は“譜久村さんと羽賀さんに、歌う前に「リズムを意識するとよくなるよ」と教えてもらいました”と話し、井上も同様で“レコーディングで初めてリズムを取りながら歌いました”と明かした。

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譜久村は3人の後輩メンバーを評価し、2022年6月に加入した16期メンバーの櫻井梨央は“もうMCとか担当してるんですよ。今までなかったのですごい”と称賛する。弓桁には“普段はキリッとしている子なんですけど、ファンの方たちがいるステージに上がると必ず口を大きく開けて笑うのが可愛い”と話し、井上には“照れ屋”で一歩引いた位置にいるキャラクターの一方で“今までのモーニング娘。にいない雰囲気の歌声を持っているのでみんなに聴いてほしい”と2人に対する想いを語った。

17期メンバーの教育係を務める羽賀朱音は“「時間をちゃんと守ろう」とか「先輩たちより早く行動しよう」と言ったことは、すべてちゃんとできるようになっている”と評価する。パフォーマンス面での成長にも期待を寄せ“未経験なことも多いので、これからいろんなことを先輩として伝えていけたら”とコメント。

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最後に譜久村はリーダーとして“25周年を迎えるタイミングでNEWアルバムを発売できて嬉しいです”と語り、自身が2023年秋の卒業を発表していることにも触れ“そのタイミングで17期メンバーと出会うことができて、この14人の「最初で最後のアルバム」になっているので、たくさんの方に届いたらいいなと思います”と呼びかけた。

観客が見守る中での公開リハーサルを経て、いよいよライブ本番へ。オープニングSE、観客の拍手を受けてメンバーが登場するとステージ背後で噴水が吹き上がり、力強い「HEAVY GATE」でパフォーマンスがスタート。コールやクラップが響く中、「Happy birthday to Me!」「浪漫 ～MY DEAR BOY～(23 Ver.)」で立て続けに観客を沸かせた。

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MCでは、譜久村から櫻井までの12人が元気よく挨拶。2022年6月の加入から1年強で、17期メンバーと同じくミニライブイベント初参加となった櫻井は、ステージの規模を受けて“みんなでアイコンタクトを取れて一致団結を感じましたし、ファンのみなさんに囲まれている感じが日本武道館に似ていると感じました”と伝えた。 譜久村の掛け声で井上と弓桁もステージへ登場し、井上は“緊張してます。呼吸の仕方がわからなくなってます”と告白。先輩メンバーの発案で、弓桁の特技である“キレのあるラジオ体操”を17期メンバーの2人がステージ中央で披露すると、周囲は笑いに包まれた。

アルバム解説や“推し曲”紹介でトークは弾み、ライブパート後半へ。譜久村が“14人で初パフォーマンスさせていただきます！”と叫びスタートした新曲「なんざんしょ　 そうざんしょ」では、井上と弓桁も初パフォーマンスと感じさせない笑顔を浮かべ、先輩メンバーとともに躍動した。

井上と弓桁がステージを離れ、12人のメンバーは「LOVEマシーン(updated 23 Ver.)」「みかん(23 Ver.)」を熱唱。最後は再び17期メンバーの2人が登場し、14人全員で“モーニング娘。'23でした！”と叫んだのち、感謝を伝えながらステージをあとにした。

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