NMB48 渋谷凪咲、卒業コメント発表「自分の心がときめいた時に、ときめいた場所へ、素直に挑戦したいと思いました」

本日8月7日（月）にNMB48劇場にて開催されたNMB48 Team-N＜夢中雷舞＞公演にて、渋谷凪咲のグループ卒業が発表された。

同公演のエンディングにて、渋谷凪咲は“私からお話させていただいてよいですか？”と切り出し、グループを卒業することをファンに報告。

涙ながらにコメントを締めくくると、客席からは温かい拍手が沸き起こった。

その後、サプライズ音とともにモニターにNMB48の28thシングルに関するVTRが放映され、今回の選抜メンバーが発表された。

渋谷凪咲 卒業コメント

私、渋谷凪咲はNMB48を卒業します。

私は、約11年間NMB48で活動してきて、自分からNMB48を卒業したいと思ったことは1度もありませんでした。その理由はシンプルで、本当にNMB48での毎日が楽しくて、NMB48が大好きだっだからです。

もちろん、それは今も変わっていません。そんなNMB48のおかげで、私はさまざまなチャンスをいただいて、尊敬して憧れる共演者のみなさまに出逢わせていただきました。私の目に映るみなさんは、年齢とか関係なく、すごい心がキラキラしていて、お会いするだけでパワーをいただけます。そんなみなさんを見て、私も楽しいことやワクワクすることを全力で取り組んでいらっしゃるんだと思って、私も自分の心に素直に無邪気に生きたらいなと、 刺激をいただいていました。

そして今年は嬉しいことに、昔からの密かに抱いていた夢の演技のお仕事をさせていただくことができました。お芝居は本当に難しくて、できないことで溢れているはずなのに、毎日すごく楽しくて心がワクワクしていました。それと同時に、この場所で、もっとたくさん経験して勉強して成長したいと強く思いました。自分の未来のことなんてまったくわからないのに、将来のこと・演技のお仕事をしたらとか想像するだけで、身が震えるくらいワクワクする気持ちは、NMB48に入った時と同じだと感じてそんな時に、尊敬するみなさんのことを思い出しました。私も自分の心がときめいた時に、ときめいた場所へ、私も素直に挑戦したい！とそう思いました。

そして、もう1つ感じたことは、アイドルをさせていただいて感じたことは、アイドルってすごい偉大だなと思いました。私はNMB48じゃなかったら絶対に、今の自分ではいないと確信を持てるので、本当にアイドルってアイドルだからやらせていただけることがあると実感して、感謝してもしきれません。でも、その反面、アイドルだからこそできないこともあるなと、私は思います。

私も今年で27歳になります。

まだまだ知らない世界とか、経験したことがないこととか、挑戦したいことがたくさんあります。そして、今、こうして守っていただいている環境から一歩外に出た時に知る自分の未熟さもすべて感じ、知ることで人として成長したいと強く思いました。私も憧れのみなさんのように、心からキラキラ輝いてお仕事や人と触れ合える人になりたい。

そうなるために、これから頑張りたいなと思います。

今までもこれからも私がNMB48で過ごした時間と、NMB48に入ったからこそ出会えたメンバーやファンのみなさん スタッフのみなさん。お会いできたすべてのみなさんとの出会いは本当に奇跡だと思っていて NMB48のオーディションに応募した自分を誇らしく思います。NMB48に入って本当によかったって、心の底から思います。これから卒業までの時間も、卒業だからと焦ったりせず、今までどおり、みんなと笑い合いながら、日常の何気ない幸せを一緒に“幸せだな”と感じ合えるような時間を過ごせたらいいなと思っています。すみません。N公演に来たのに、私の長いお話を聞いていただいてありがとうございます。これからもNMB48そして渋谷凪咲の応援をよろしくお願いします。ありがとうございました。