OCHA NORMA［超NATSUZOME2023 ライブレポート］メンバーと観客の情熱がぶつかり合って生み出した圧倒的熱狂OCHA NORMA＜超NATSUZOME2023＞ライブレポート

撮影：河邉有実莉

去年の＜超NATSUZOME2022＞ではメンバーカラーの法被を身にまとい登場していたOCHA NORMA。今年は、オレンジとピンクを基調とし、極ミニ丈のスカート、アームウォーマー、ファーのアイテムなど……“Y2K”を彷彿とさせる衣装でステージに現れ、グループの雰囲気をガラッと変えてきた。

彼女たちのライブは、7月26日（水）に発売される3rd シングル収録の「オチャノマ マホロバ イコイノバ 〜昭和も令和もワッチャワチャ〜」からスタート。クールな和サウンドに乗せてキレキレのダンスを披露。“ウー！ハー！”や“ハイ！ハイ！“などのオーディエンスの合いの手もピッタリで、1曲目から早くも超ステージに強固な一体感を生み出す。中でも、北原ももの色っぽい《オチャノマ マホロバ イコイノバ》からの覇気が満ちた《チャチャチャチャ！》のパートでは、グループの中では年下組に入る彼女のギャップのあるパフォーマンスが印象的であった。

MCでそれぞれが自己紹介をすると、“この夏の初めにふさわしいフェスを、私たちOCHA NORMAも精一杯盛り上げられるように頑張っていきたいと思います！”と、米村姫良々が高らかに宣言。続く、デビュー曲「恋のクラウチングスタート」と、OCHA NORMAのライブ定番曲「ヨリドリ ME DREAM」では、1曲目とは打って変わって、コミカルなダンスで、元気いっぱいの明るいステージを魅せた。

そんな陽気なムードの中、同じ事務所の大先輩グループである℃-uteの「Kiss Me 愛してる」を投下。疾走感あふれるイントロが流れ出した瞬間、悲鳴に近い歓声が起き、ファンの間ではすでにコールが定着しているせいか、会場にはより一層野太い声が響き渡った。彼女たちも観客に負けないエネルギッシュなパフォーマンスを魅せ、熱気に満ちた空間を作り出した。

ラストは、広瀬香美が作詞＆作曲を手がけた「ちょっと情緒不安定?・・・夏」。筒井澪心、西﨑美空の伸びやかな歌い出しから、陽気な雰囲気のアップテンポなサウンドに乗せてクラップを促しながら、コロコロと表情を変えて歌い上げた。

終始圧倒的なパフォーマンスを見せつけ、全力のコールを巻き起こしたOCHA NORMA。野外フェスや対バンに数多く出演している彼女たちの超ステージでの25分間は、グループとしての実力を見事に証明するものであった。

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