日向坂46 影山優佳、なでしこジャパン応援企画動画 第2弾にMCとして出演！「すごく大切な時間を過ごさせていただきました」

日向坂46の影山優佳が、なでしこジャパンを応援する企画動画「LOCKER ROOM TALK ーふたたび、世界で咲き誇れー」第2弾にMCとして登場した。

「LOCKER ROOM TALK ーふたたび、世界で咲き誇れー」は、＜FIFA 女子ワールドカップ オーストラリア＆ニュージーランド 2023＞開幕に向けて、日本女子代表チーム『なでしこジャパン』を応援する企画動画。

第2弾には冬季五輪に2014年、2018年、2022年と3大会連続出場し、2018年の平昌冬季五輪では、女子団体パシュートでオリンピックレコードを記録、新採用されたマススタートと合わせて、日本の女子選手初の同一大会での2冠に輝いた元スピードスケート日本代表・髙木菜那が登場。猶本光選手、MCに影山優佳（日向坂46）と等々力陸上競技場のロッカールームを舞台に、メンタルのコントロール方法や、勝つためのモチベーションなどを金メダリスト・髙木菜那に話を聞いている。

挨拶の場面では、髙木菜那が猶本光選手へ“今日は猶本選手を呼びたい名前があって、「もったん」って呼んでもいいですか？”と話すと、緊張がとけたのか、猶本光選手が笑う場面も。これは髙木菜那がプライベートで仲よくしている鮫島彩選手からのアドバイス。今回の「LOCKER ROOM TALK ―ふたたび、世界で咲き誇れー」は、事前に猶本光選手の情報を入手してきた準備万端の髙木菜那と笑いありのトークとなった。一方、SNSでファンからも大好評だったのは、影山優佳のMC力。今回も髙木菜那、猶本光選手からの太鼓判も押された“回し”も注目ポイントに。

ゲン担ぎやルーティンの話では、猶本光選手が“ロッカールームでは、試合前に音楽がスピーカーから流れていることが多いですが、好きな曲でも歌わない、音楽の世界に引っ張られてしまうので”と述べると、髙木菜那も“試合前は私も歌詞に気を取られるので、ノリがよく歌詞がわからない洋楽を聴くことが多い”と、どちらも試合前の集中時には余計な情報を入れないと明かした。

また、緊張をする方と語る猶本光選手から、その緊張とどう向き合っているのかと問われた髙木菜那は、“私も緊張する方で、オリンピックの決勝の前の日は3時間しか寝られず……ただ、コーチから（睡眠が）それくらいしか必要じゃなかったんだよと話され、そうだなと納得してちゃんと優勝しました！　多少寝られなくても大丈夫です！　緊張している時は、自分、緊張しているなあと客観視すること”と話し、金メダリストのメンタルの整え方と強さを垣間見させた。

髙木菜那は特にゲン担ぎはしないと答え、ないと不安になるので試合前に食べるものはあまり限定しないとコメント。うなずく猶本光選手に、“鮫島選手から、猶本選手は納豆と生姜を持ってきていたと聞いた”と髙木菜那が新たな情報を披露すると、猶本選手からは“納豆が好きで、でも腐らせてしまい……”と失敗エピソードが飛び出すなど、緩急のあるトークがくり広げられた。

また、3人共通の推しは『名探偵コナン』。ファンならではの、コナントークで盛り上がり、カメラの存在を忘れたプライベートのような大盛り上がりのガールズトークも必見。

そのほかにも“好きな、ヒト、モノ、推し、癒し、愛読書”、猶本光選手から憧れの選手やワールドカップの抱負、さらにMCの影山優佳の“なでしこジャパンの注目選手”など見どころ満載の内容になっている。

インタビュー

――収録を終えた感想を教えてください。

猶本選手：
本当に貴重なお話も聞けて影ちゃんのよい回しもあって、楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございます。

髙木：
私は昨日からもったん（猶本選手）としゃべれることがすごい楽しみで、でもすごいもったんは真面目だという話も聞いていたので、私のこんなノリでいっていいのかなっていうのはあったんですが、楽しくお話しできてよかったなと思います。

影山：
私もなかなか慣れないMC仕事で、尊敬するおふたりを前にしてちょっとご迷惑をかけないようにとすごく緊張していたんですけど、おふたりも優しく会話をしてくださって今まで聞いたことのないような貴重なお話もたくさん聞くことができたので、すごく大切な時間を過ごさせていただきました。ありがとうございます。

――猶本選手に質問です。今回の収録を通じて自身の競技に活かせる部分や発見は？

猶本選手：
別の競技の方とお話しして、さらにオリンピックの金メダリストの方とは初めてだったので、トップの景色とか世界とか、そういうことを聞けたので本当に勉強になりました。ありがとうございます。

――オリンピック金メダリスト・髙木菜那さんからこれからワールドカップへ出場する猶本光選手へエールをお願いします。

髙木：
多分ここまでいろんな想いがあって、そこから今回初めてワールドカップの選手に選ばれて、戦いに行くと思うんですが、自分がずっと目標としていた場所というのは想像以上のものがあると思っています。だからこそ、ここで結果を残さなきゃっていう想いにちょっと翻弄されてしまうし、自分のプレイがウマくできなかったらどうしようとかと考えてしまう。そういう気持ちが強すぎると、なかなか馴染めないこともあるかもしれません。サッカーは、チームプレイだし、それまでいっぱい経験してきた人はやっぱり経験してきたからこそわかる空気というのもあるけど、初めて出る選手には初めて出る選手のいいところがめちゃくちゃあって、経験してきてない選手だからこそ、ぐいぐい行ける強みもあると思います。気負いをせずに、やっとこの場所に立てるというワクワク感と、仲間がいるということをちゃんと強みにして戦いに行った方がワールドカップでしっかりとそれが結果に繋がってくれるんじゃないのかなと思います。自分の想いとチームの想いを一緒に持って戦うのが、多分今できるベストだと思います。本当にもったんの初ワールドカップをすごい楽しみにしているので頑張ってきてください。

――猶本光選手は、ワールドカップに対して、今どんな想いがありますか？

猶本選手：
本当にここまでやっとたどり着いて、それまでにいろんな人のサポートとかもあって来られた場所なので、ここからは自分の力を発揮できるように今言われたことを肝に銘じて全力を出してきたいと思います。

――猶本光選手、髙木菜那さん、それぞれ同じ競技を妹さんもされていますが、その点で励みになったところや刺激になったことはありますか？

猶本選手：
私の妹は管理栄養士の資格を持っているんですけど、今ご飯を作ってもらっていてサポートしてもらっているので。でも髙木姉妹はトップでライバルって感じですよね。だから全然違うなって。

髙木：
アスリートをやっている時はライバルだし、パシュート練習の時はすごく大切な仲間っていうところが出てきます。昔はやっぱりいい距離感を保たないとウマくいかないよね、というのはふたりで思っていましたが、私が引退してその距離感が取っ払われたので、私の家に泊まりに来ることも今までなかったけどするようになったし、そういう意味では今、すごく近くなったと思います。また全然違う髙木姉妹になったなっていうのを感じます。私には兄もいるんですけど、妹とかお兄ちゃんにしか話せなかったり頼めないこととかあると思うし、管理栄養士でも自分の家に入るのも他人だとちょっとってなる時に、妹に普通に気兼ねなく頼めたらすごくいいなと思うので、素晴らしい。

――猶本光選手、未来のなでしこを目指す女性フットボーラーのみなさんに一言お願いいたします。

猶本選手：
みなさんの努力がこれからの日本の女子サッカーの未来を作るので、今を一生懸命頑張ってください。