FES☆TIVE［ライブレポート］本多しおりを迎えて、全力投球のパフォーマンスで魅せた新体制お披露目ライブ「これからの夏も盛り上げていきたいです。たくさん応援よろしくお願いします！」

取材＆文：石山喜将
撮影：ポテヤマムラ

開演するとまずはオープニングとして、5月30日（火）に新メンバー加入発表の際に公開された映像が映し出される。そして、FES☆TIVEのステージの幕開けを告げる出囃子のSEが流れると、観客は一斉にクラップを開始。新体制としてどんな姿を見せてくれるのか、そんな期待が高まる中、メンバーがステージに登場し、会場は歓声の渦で包まれた。

＜FES☆TIVE新体制お披露目単独公演＞1曲目は、前作のシングル「ニホンバレデンセツ」で幕開け。キャッチーなダンスを魅せ、早速ジャンプとコールが巻き起こる。続けて、キョンシーを想起させるダンスなど、中華がテーマのナンバー「カンフーミラクル〜愛〜」を投下。赤いレーザー、赤い照明が灯され、力が漲るアクトを展開。ファンも両手を上げて応えていく。その後のMCでは、新メンバーの本多しおりが温かい拍手で迎えられていた。

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次のブロックは、“日本のおもてなし”を意識したサウンドとダンスが印象的な「ハレとケ！あっぱれ！ジャパニーズ！」、夏の爽やかさのある「夏色とりどリボン」、FES☆TIVEの代表曲「OIDEMASE!!〜極楽〜」で盛り上がりを増幅させていく。数多くのサイリウムが光り、横移動、回転などで全員が熱狂する姿が見られ、会場の温度をぐんぐんと上げていった。新衣装に触れたMCの後に8月2日（水）にリリースするシングル「HUMAN NATURE WORLD」から表題曲を披露。カラフルな照明とピコピコと心打つ電子音が強く鳴る中で、ラインダンスを多用しつつ、振りコピのしやすいダンスで、初見ながらもファンは大盛り上がりだ。間奏では全身を使った激しいダンスも展開し、その姿にファンは圧倒される。次も新シングルからカップリング曲「色違いサンダル」を届け、可愛さとダイナミックが同居しながら綺麗に揃ったダンスはとても魅力させる。

ライブも後半に差し掛かり、まだまだ畳み掛けていく6人。ライブ映えする人気楽曲「シダレヤナギ」では、“ソイヤ！”など会場に声が響き渡り「大江戸爆裂花火姫」ではメリハリのあるパフォーマンスを見せてくれた。この2曲で急激に会場のテンションは上がり、会場の一体感はヒートアップ。美しい旋律と綺麗な歌唱を奏でる「夏リア旋律」で表現力の高さを見せ、「Landmark」でも連携の高さを見せる。本編最後の「マジカルパレード」で、同曲の定番となっている間奏の煽りは辻こはるが担当、ウェーブをして最後まで心を1つにしていた。

本編を終え、メンバーがステージを去ると、大歓声のアンコールが起こり、「人類！WE ARE ONENESS！」のイントロがかかってから再登場。壮大なナンバーで《save our future》とポジティブなメッセージを届け続ける。そして同公演のラストは、チアダンスをイメージした振り付けでエールを贈る「しゃかりきトップランナー！」をドロップ。演奏中に土光瑠璃子がバットを持ち、ボールで打つ演出も。さらに、本多しおりの担当カラーである緑色のテープがバズーカから発射。6人は最後の最後まで活力のある姿を見せ、新体制お披露目ライブは大成功で幕を閉じた。

締めで、土光瑠璃子が“これから6人体制でのリリースイベントも始まりますので、みなさんにたくさん来ていただきたいです。FES☆TIVE、これからの夏も盛り上げていきたいです。たくさん応援よろしくお願いします！”と高らかに宣言した。

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▲新メンバー「本多しおり」加入

▲FES☆TIVE 「HUMAN NATURE WORLD」MV (2023/8/2 Release) [4K]