翡翠キセキ[ライブレポート]多幸感溢れるシーンを描いた新体制初ワンマンライブ

翡翠キセキ[ライブレポート]多幸感溢れるシーンを描いた新体制初ワンマンライブ

翡翠キセキ[ライブレポート]多幸感溢れるシーンを描いた新体制初ワンマンライブ

翡翠キセキが、6月25日(土)にSHIBUYA VIDENTにて新体制初ワンマンライブ<翡翠キセキ 虹の始まりの場所>を開催した。翡翠キセキは、6月23日(木)に新メンバーの櫻木ゆら、堀越日陽の2名の加入を発表、6月24日(金)に新体制初の新曲「さよならララバイ」「ヒカリ」を同時リリースし、「ヒカリ」のMVが公開された。新章のスタートにふさわしい7人での初ステージはYouTubeで生配信も実施した。本記事では、同公演のオフィシャルレポートをお届けする。

<翡翠キセキ 虹の始まりの場所>SHIBUYA VIDENT(2023年6月25日)

新衣装を着た7人がステージに登場し、新曲「ヒカリ」の初披露からライブがスタート。“ずっと前を進んで行こう”という曲のテーマは今の翡翠キセキそのもの。可憐な姿に感動したも束の間、「渾身のアンチテーゼ」「曖昧、愛」とパワフル&カッコいい曲で攻めていく。

MCでは新衣装の紹介や「ヒカリ」MVの感想を話すことに。朝海いちかは、MVで自転車に乗るシーンがあったが、なかなか漕がせてもらえず、やっと乗れたと思ったら映像で使われたのは3秒ほどしかなく尺の短さを明かした。

新メンバーの櫻木ゆらが“みなさんまだまだ盛り上がっていけますかー?”と少し優しく客席を初煽りすると、朝海から“違う違う違う! そんなんでいけると思ってんの?”と厳しいツッコみが。場内からは笑いが起こり、“先輩風を吹かせていきたいと思います”と自ら見本を実践、会場をしっかりと温めると、櫻木がふたたび強めに“みなさん、楽しんでいけますかー!”と完璧な煽りで次の曲へ。「ガールズパラダイム」「E.S.P.E.R」とキュートな2曲で会場はヒートアップしていく。

ライブも前半が終了し、新メンバーの2人を深掘りするコーナーへ。櫻木ゆらは、特技の開脚をステージ上で実演し、これから始まる夏の野外ライブが楽しみと語った。堀越日陽は、『コジコジ』が好きでTシャツもたくさん持っているそう。

翡翠キセキの振り付けで難しかった曲は、櫻木が「Rainbow」、堀越は「DEVICE」とその理由を話し、2人に先輩メンバーから“教えてあげる”という優しい言葉や、教科書のような説明に“台本じゃないよね?”というツッコミまで和気藹々とした雰囲気のなか、堀越が難しいと言っていた「DEVICE」でライブが再開。アップテンポな曲に対比する素早い動きの振り付けは、7人バージョンになってさらに立体的になり迫力を増していた。続く「イニシアチブ」「ハバタキ」「僕らの日々」と続き、心の葛藤や希望の感情をパフォーマンスで表現。楽曲の世界観をさらに輝かせていた。

もう1曲の新曲「さよならララバイ」の紹介では、翡翠キセキ初となるラップに苦戦。ラップ担当の真白さくらと朝海は“滑舌よく噛まないようにするのが大変だった”と言っているそばからコメントも噛んでしまい笑いを誘うと、新メンバーの2人も初録音で緊張で噛みまくったとフォローする場面も。振り付けは仲谷水伶が担当し、“1人で7人構成をフルで振り付けするのは初めてだったけど、案がすぐ降りてきて楽しめました”と天才の片鱗を見せた。待望の初披露では、サビ部分を会場全員が振りコピ。

続く「Rainbow」「雨晴れキセキ」の初期曲から「未来坂」まで披露し、7人にパワーアップした翡翠キセキが“虹の始まりの場所”へと新たに歩んだ新体制初ワンマンが大成功で幕を閉じた。

<翡翠キセキ 虹の始まりの場所>SHIBUYA VIDENT(2023年6月25日)
ポスト
<翡翠キセキ 虹の始まりの場所>SHIBUYA VIDENT(2023年6月25日)

次ページ

  • 1