©2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 ©田島列島/講談社

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広瀬すず、當真あみ、強い想いを真っ直ぐにぶつけ合う! 映画『水は海に向かって流れる』オトナ女子の“恋の指南”シーン解禁

広瀬すず主演映画『水は海に向かって流れる』が、観客が選ぶ名台詞の本編映像を公開した。

今回解禁された映像は、高校生・楓(當真あみ)が、陸上部の練習を堂々と抜け出し、猛ダッシュでシェアハウスに向かうシーンから始まる。

榊さん(広瀬すず)に惹かれていく直達(大西利空)に想いを寄せている楓は、“榊さんが恋愛をしないなら、僕も恋愛しない”と宣言する直達の考えを、どうにかして変えたいと考えていた。突然シェアハウスの庭にのり込み、榊さんを見つけるや否や“榊さんが恋愛をしないという宣言を撤回してほしい”と威勢よく直談判する。

涙をこらえ、胸を押さえながら“ずっとここら辺がモヤモヤするんです! 毎日……24時間!”と訴える彼女に、榊さんは楓の恋心を察した上で“自分の恋愛がウマくいかないのを、他人のせいにする女にはなるな”と強く助言。何も言い返せなくなってしまった楓の表情を見て、はっと我に返り、高校生相手にムキになってしまったことを悔やみながらも、楓が自分の想いを真っ直ぐに伝える姿に、心動かされた榊さんは、思わず物干し場でしゃがみ込んでしまう。

物干し場のキャットファイトに居合わせた直達の叔父・ニゲミチ(高良健吾)と猫のムーは“ニャ~……”と身をひそめる羽目に。この対決を経て、感情を押し殺していた榊さんに、どのような変化が訪れるのかは、ぜひ劇場で確認してみてほしい。

このシーンの撮影を振り返り、當真は“榊さんに素直に気持ちをぶつけるシーンは難しかったです。榊さんと楓ちゃんの設定上、私の方から広瀬さんにぶつかりにいかないといけないので、緊張と怖さ、もどかしさでいっぱいでした。でも、前田監督も広瀬さんも、目の前でずっと私のお芝居に付き合ってくださって、とても感謝しています”と語り、強い想いで幾度もテイクを重ねたことを明かす。

対する広瀬は、年下俳優との共演はとても新鮮だったと顔をほころばせながら“當真さんが何度もひたむきにお芝居にトライする姿を傍で見ていたら、心打たれて泣きそうになってしまう瞬間が何度もあって……監督の言葉で自分のお芝居と向き合い、どんどん変わっていく姿はキラキラしていて眩しく、とても素敵でした。現場でぐんぐん成長していく姿を羨ましく思いました”と振り返る。

週末公開したばかりの『忌怪島/きかいじま』など話題作への出演が続いている當真だが、本格的な芝居に挑戦したのは、長編実写映画としては同作が初。彼女の今後の活躍にも期待が高まっている。

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