TEAM SHACHI［ライブレポート］YouTube番組発＜柚姫の部屋フェス＞初のZepp開催！ ばってん少女隊、いぎなり東北産、AMEFURASSHIらと熱狂の空間を作り上げる

この日はあいにくの天候の中、スタート。

今年で3回目の開催となった＜柚姫の部屋フェス＞のコアな見どころになりつつある、開場中のレギュラー陣による茶番カラオケでは、MC・瀬戸口俊介や、その偽パパによるソロカラオケ、瀬戸口とSCRAP・小川によるデュエット、そして大黒柚姫と瀬戸口によるデュエットなど、ある種豪華なラインナップで開場時間を沸かせた。

第1部

定刻になると、ウェルカムルームアクトを担当するスタプラ研究生がステージに登場。今年からイベントや公演など積極的に活動を始めた、スターダストプラネットの研究生たちが、初々しくもエネルギッシュさ溢れるパフォーマンスを2曲続けて披露。彼女たちのオリジナル曲である「追い風とストーリー」では、“ラーラーラーラー”というメンバーの掛け声に会場も呼応して盛り上がった。

MCの瀬戸口と大黒が登場し、本編がスタート。瀬戸口による軽快なコール＆レスポンスのあとに登場したのは、この日のために結成されたユニットのル・マイグロ。メンバーの内藤、春名、大黒はそれぞれ何かしらのオタク要素があると公言したり、久しぶりの会場での声出しに感動しているなどトークも弾む。楽曲では「初恋サイダー」「HOT UP!!!」「Chérie!」「わたしの一番かわいいところ」とカバー曲を披露。まるで、もともと活動していたかのような、息がぴったりで可愛らしさ全開の初お披露目となった。

続いて登場したのはアルバム『九祭』の世界観で新たなフェーズに突入した九州発のガールズグループ、ばってん少女隊。「YOIMIYA」で早速幻想的なステージを作り上げると「Killer Killer Smile」で会場を巻き込んで熱く盛り上げていく。その後も「ジャン！ジャン！ジャン！」「御祭sawagi」「和・華・蘭」と、大黒が好きと公言している楽曲を立て続けに魅せて、オーディエンスを大いに盛り上げた。最後には9月に行なわれるイベント＜スタプラローカリズム＞大阪公演での再会を大黒と誓った。

第1部のラストを飾ったのは、TEAM SHACHI。名刺がわりと言わんばかりに「START」で会場のボルテージを一気に上げると、振り付け講座のあと、名古屋城路上デビュー11周年記念日にYouTubeで公開した「NEO首都移転計画」、「JIBUNGOTO」、6月28日（水）リリースのEP『AWAiTiNG BEAR』から新曲「君にぴったりな歌」をアクト。会場は一体感を増していく中、同じく6月28日にリリースする楽曲の中から＜柚姫の部屋フェス＞当日の夜にMVが公開になるとアナウンスされていた新曲「あなたのトリコ〜究極の愛〜」を初披露。ノリノリでキャッチーなサウンドにTEAM SAHCHI史上最も可愛い、プリプリな振り付けでのパフォーマンスを見せた。

その後も「番狂わせてGODDESS」「舞頂破」とライブナンバーを連発して、会場を最後まで熱狂させた。

エンディングでは「エンジョイ人生」が流れると出演者全員が集合。ステージが出演者で溢れる『柚姫の部屋』らしいわちゃわちゃ感のある大団円の中、第1部を終えた。