二丁目の魁カミングアウト[歌舞伎町UP GATE↑↑ライブレポート]ホームタウンで見せつけた気合あふれるパフォーマンス「みんなでアゲていこうかー!」
二丁目の魁カミングアウト[歌舞伎町UP GATE↑↑ライブレポート]ホームタウンで見せつけた気合あふれるパフォーマンス「みんなでアゲていこうかー!」二丁目の魁カミングアウト<歌舞伎町UP GATE↑↑>ライブレポート
@JAMと六本木アイドルフェスティバル、東急歌舞伎町タワーにおけるエンタテインメント施設の企画・運営を行なうTSTエンタテイメントの3者がタッグを組んでお届けする都市型サーキットフェス<歌舞伎町UP GATE↑↑(カブキチョウ アップゲート)>が、5月6日(土)、7日(日)に開催された。
同イベントでは、約170組のグループがZepp Shinjuku(TOKYO)、新宿BLAZE、新宿LOFT、新宿MARZ、新宿WALLYなどの会場で多彩なパフォーマンスを披露し、大きな熱狂を生み出した。
本記事では、その中から7日のZepp Shinjuku(TOKYO)に登場した二丁目の魁カミングアウトのライブレポートをお届けする。
二丁目の魁カミングアウト<歌舞伎町UP GATE↑↑>Zeep Shinjuku(TOKYO)(2023年5月7日)
取材&文:赤木一之
新宿二丁目発のアイドルによる、ホームタウン・新宿での初開催の大規模サーキットフェス、さらにはメインステージ・Zepp Shinjuku(TOKYO)でのステージは、代表曲ぞろいのスペシャルライブとなった。
登場前の影ナレではぺいにゃむにゃむが、“ゲイアイドルが初めての人もそうじゃない人もせっかくのカブキアゲ(歌舞伎町UP GATE↑↑)! みんなでアゲていこうかー!”と気合十分で煽ると、ピアノのメロディが美しい「耳をすませば」のイントロでメンバーがステージに姿を現す。コールで沸く会場。“アゲてこう! アゲてこう!”“もっとこいよ!”と煽り続ける、ぺいにゃむにゃむとミキティー本物。
熱気そのままに、ストレートな歌詞が胸に響く前向きな1曲「まるもうけ」からダンスナンバー「dAance survivor 1999」へ。ミラーボールが光り、会場はダンスフロア状態に。《yeah yeah yeah wow wow wow》で手を挙げ、飛び跳ねるオーディエンス。筆村栄心が“もっと〜!”、日が紅が“歌舞伎町アゲアゲで行こうぜー!”と発すると、会場のテンションはさらに上がっていった。
後半は、ストーリー性のある歌詞とメロディが涙腺を刺激する「青春は何度でもやり直せるなんて嘘だ」から、年齢性別関係なくさまざまな人々の心情に寄り添ったかのような歌詞の「マイノリティーサイレン」と、エモーショナルな楽曲が続く。力強い歌声とダイナミックなダンスを魅せるメンバーと、「マイノリティーサイレン」の間奏《WOW WOW〜》で手を広げ、肩を組み左右に揺れるファンは一体となり、ピースフルな空間を作り上げていた。
最後はアップテンポな「三原色カタルシス」でコール、クラップ、ジャンプで盛り上げ、大団円。ミキティー本物がMCで“私たち5月1日で結成12周年を迎えました! 13年目のアイドルということで最高だったでしょう〜?”と問いかけると、ファンは温かい拍手と歓声で応えた。
二丁目の魁カミングアウト<歌舞伎町UP GATE↑↑>
2023年5月7日(日)
Zeep Shinjuku(TOKYO)
耳をすませば(short version)
まるもうけ(short version)
dAance survivor 1999
青春は何度でもやり直せるなんて嘘だ
マイノリティーサイレン
三原色カタルシス