キミと永遠に［ライブレポート］多彩なパフォーマンスで成長を見せつけた結成1周年記念ワンマンライブ

キミと永遠に（通称キミトワ）は、“心揺さぶる”をテーマに本格的なパフォーマンスをくり広げる6人組グループ。2022年5月1日にデビューして以来、毎月精力的にライブ活動を行なっている。

ワンマンライブ当日はあいにくの雨。しかし、声出しやノーマスクの解禁などもあり、会場は熱気に包まれていた。何しろ1周年ライブである。メンバーにとってはもちろん、ファンにとっても普段のライブとは意味合いが違う。

ライブ本編は、1曲目から新曲の「ここから始まるシンフォニー」でスタート。公演のタイトルにもなっている同曲は5月8日（月）にリリースされ、各種音楽サービスで配信されている。衣装も曲に合わせて一新されており、2年目のスタートを象徴する走り出しとなった。

王道アイドルチューンからロックナンバー、ダンストラックなどさまざまなジャンルの楽曲で知られるキミトワだが、今回のライブでは「輝く未来へ、僕が思うこと」のアコースティックバージョンが披露されるなど、新しい試みも見られた。また、小学生ダンスユニットがバックダンサーを務め、2階建てのステージを活かした賑やかなパフォーマンスで花を添えた。

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発表も盛りだくさんだった。まず、幕間に流された映像で3組のグループ内ユニットの結成が発表されると、それぞれのユニット曲が続けざまにお披露目された。続いて、新曲「僕の真実」のMVも初公開され、直後のパフォーマンスでは香椎朝陽が見事なアカペラを見せる場面も。

さらに、MC中には1stミニアルバム『心の奥底に眠る空模様』がサプライズ発表された。同作には「僕の真実」「高く跳べ！」に加え新曲が4曲収録される予定で、8月下旬頃デジタルリリースされる。また、同作を引っさげた次回のワンマンライブも発表。こちらは2023年10月14日（土）に、ウエスタ川越 大ホールにて実施予定だ。

本編終盤では、撮影可能タイムが設けられ、写真や動画の撮影が許可されたほか、メンバーが客席に降りてくる演出がありファンを喜ばせた。Twitterで「#キミトワ」と検索すると、この時に撮影されたと思しき写真が大量にアップロードされているが、メンバーもファンも一体となって楽しんでいる様子がよく伝わってくる。

こうして、キミトワの6人はアンコールを含む全23曲、およそ1時間45分におよぶ長丁場を無事に完走。記念すべき1周年ワンマンは大盛り上がりのうちに幕を下ろした。

終演後、SNSにはライブに参戦したファンからは、“パフォーマンス･演出･曲数と最高の1時間45分”“新衣装に新曲、メンバーごとのユニットもあったし、盛りだくさんな内容”“デビュー以来積み上げてきた鍛錬の成果と自信を感じさせる、見応えのあるパフォーマンスでした”などなど、次々と労いの言葉が投稿された。

活動2年目のスタートを勢いよく飾ったキミトワ。これからも“心揺さぶる”パフォーマンスに期待したい。

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