©2023『サイド バイ サイド』製作委員会

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齋藤飛鳥 、「年を取らない感じを見せたい」出演映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』特別インタビュー&メイキング映像解禁!

坂口健太郎主演、齋藤飛鳥出演映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』(4月14日(金)より全国公開)が、公開記念スペシャル映像を公開した。

今回解禁された映像は、坂口健太郎、齋藤飛鳥、市川実日子、伊藤ちひろ監督、プロデューサーの行定勲へのインタビューと、メイキング・本編映像を組み合わせたもの。それぞれの役に対する想いや、キャスティング秘話など、ここでしか明かされていないエピソードが収められている。

出演が決まった際の第一印象はそれぞれ異なっていたようで、市川は“生きる、自然、人と人。面白い着眼点の監督だな”、齋藤は“役にはめて俳優を選ぶことが多いが、監督の坂口さんへの熱量を感じて、温かそうだと思い、やってみようかなと思った”と、撮影前の気持ちを明かした。

主人公の“未山”というキャラクターについて、“登場人物たちの反射のような存在”を演じることを伊藤監督から求められたと坂口が話すように、詩織(市川実日子)と莉子(齋藤飛鳥)、人によって異なる表情を見せる未山のシーンも登場する。

プロデューサーの行定は、そんな未山のキャラクターを“輪郭が薄い、それが未山の死生観に繋がっていると感じさせることに成功しているのがすごい”と評した上で、“それは坂口健太郎の力量でもあるし、監督・伊藤ちひろのイメージしたものがすごく面白い”と、伊藤ちひろ監督と坂口健太郎ならではのタッグを絶賛。

『映像研には手を出すな!』(2020年)以来、久々の映画出演となった齋藤は、自身が演じた莉子という女性について、“ただの闇を抱えている女の子じゃなくて、時が止まっている感じ、年を取らない感じを見せたい。私の中に莉子に近いものがあると思ってくださっていたので、そのままでいいですよと言ってくださってました”と監督からリクエストがあったことを告白。伊藤監督は齋藤について、“莉子は難しい役”と言いつつ、“齋藤さんがもともと持っている少女性、危うさ、芯の強さが莉子にピッタリ”だったという。プロデューサーの行定も伊藤監督が“(齋藤に)魅了されるんだよね”と語っていたことを明かし、今回の映像内でも撮影中の齋藤の様子やその表情が垣間見えるシーンが登場する。

未山と生活をともにする恋人・詩織の人物像に関しては、監督から“自然の中で暮らす、逞しい女性”を求められたという市川。“エネルギッシュで表情とか言葉とか端々に溢れる人がよかったので、実日子さんしかいなかった”と、伊藤監督はここでも唯一無二のキャスティングだったことをコメント。

“時の止まった”莉子、“逞しく暮らしてきた”詩織、“ただそこに存在している”未山、それぞれで印象が変わる3人の登場人物に対して、坂口が“けっこう難易度高かったな”と振り返りながらも、市川は“ヒントを与えて、自分で考えるというのが演出だったのかも”と、難易度の高い役作りながらも前向きに取り組んだ様子を口にした。

最後に伊藤監督は、コロナ禍を経て生まれた同作を通して、“自分の隣にいてくれる人の大切さについて考える、そういう気持ちに寄り添える作品になれたら”、坂口は“監督の感覚や考えをすごく噛み砕いてお芝居に乗せたことが、楽しかったし、すごく考えたし、余白がこんなにある作品になった。観てもらえるのが本当に楽しみ”とメッセージを送り、作品への想いが溢れる映像を締めくくった。

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