STU48［ライブレポート］7年目への強い決意を示した＜6周年コンサート＞「今年は今年らしく全員で頑張っていきたい」

■STU48 6周年コンサート【1部】レポート
これまでの歴史が詰まった全26曲を全力パフォーマンス

声出しに加えて客席のスタンディングが解禁となり、オープニング3曲からステージと客席は一体に。

キャプテン今村美月が“STU48 6周年コンサート第1部始まりました〜。前半3曲はSTU48屈指の盛り上がりソングを続けて聴いていただきましたが、みなさんのノリノリでアツアツな熱気が伝わってきました”とコメントすると、「ヘタレたちよ」のセリフをこの日のためにアレンジしてきた瀧野由美子は“盛り上げ曲は私たちだけでなくファンのみなさんの声援があるからこそ完成するんだなって改めて思いました。オープニングから鳥肌が立ちました。声援が失われていた3年間を今日、取り戻しましょう！”と続けると、観客は大きな歓声でレスポンス。

続いてはコロナ禍に千秋楽を迎えた公演＜僕たちの恋の予感＞＜僕の太陽＞から、それぞれ公演曲を2曲ずつ披露。コロナ禍のもどかしかった気持ちを込めて全員で「離れていても」（AKB48）を歌唱。

石田千穂が“離れていてもみなさんの心は私たちに寄り添ってくれていました。こうして6周年を迎えられるのもみなさんの温かい応援のおかげです。これから先の未来も私たちと一緒に歩んで行ってください”と感謝を伝えると、立仙百佳は“今日やっと、みなさんからの声援を受け取ることができました”と喜びを見せた。

課外活動ブロックではそれぞれのユニットで2曲ずつパフォーマンス。MiKER!は恒例の寸劇を見せながら、劇中に4月25日に発売される沖侑果1st写真集『遊泳禁止』や甲斐心愛が4月から“ZIP!ファミリー広島”に加わったこと、瀧野は石田千穂・沖・甲斐・高雄・瀧野・中村・福田がアンバサダーを務める森永製菓『アイスボックス』の告知を盛り込むなど、MiKER!らしさ溢れるコーナーに。

本編ラストは石田千穂が“2023年、STU48はこの曲をひっさげて突き進んでいきたいと思います”と語り、3月15日にリリースした9thシングル「息をする心」を届けた。

アンコールでは、3期研究生の14名を初お披露目。1人ずつ自己紹介し、それぞれの個性をアピールした。また、3期研究生の加入によりSTU48×ASH New Wave Project出身の研究生は2.5期生と名称変更された。

先輩になった最年少の諸葛望愛は“私より年齢が高い方が多いなと思ったんですけど、私たち2.5期生4人に頼ってもらえたら嬉しいですし、STU48には尊敬できる先輩方が多いので一緒に楽しく頑張って行けたらいいなと思います”と先輩1日目の貫禄を見せると会場には応援の声が響いた。

告知では、8月に『STU48 6th Anniversary Concert Documentary Book』を発売、6月5日（月）には『日経エンタテインメント！』から『STU48 瀬戸内PR部隊 Season2パーソナルヒストリー』を発売すること、7月1日（土）にSHIBUYA TSUTAYA!!、7月8日（土）に広島・某所にてイベントの開催予定であることを発表（予約は4月10日より）。

最後は、3期研究生を含む全メンバーで「出航」を披露。今村の“これからSTU48は新しい仲間を迎えて今までのSTU48を超えていきます！　7年目もTeam. STU48をよろしくお願いいたします”と感謝を伝え、STU48 6周年コンサート1部はSTU48のこれまでの歴史が詰まった全26曲を全力パフォーマンスで魅せて幕を下ろした。