AKB48 小栗有以［イベントレポート］「アクションも初めて生で見たので興味を持ちました」『グッドモーニング、眠れる獅子２』先行上映イベントにて

“本日は楽しんでいきましょう！”と各キャストが挨拶をしてトークショーは開幕。

主演の高岩が“ガンドックのメンバーとのアクションは大変だったけど、賀集、出合と続いてラスボスがケインだったからそっちの方が大変でした。賀集とはガンアクションをやったけど、あんまりガンは経験がなかったので、すべて委ねていました”と振り返ると、賀集も“僕も委ねました”と告白。

続いて、高岩は“出合はアクション経験があるけれど、畑違いというか……アクションスタイルが違うので最初は合わなかったけど、アクションを熟知しているのでウマく合わせてもらいました”と話し、“ケインはカリフォルニアアクション（笑）。アメリカ仕込みのアクションで若い時からスピードのあるので、年齢を重ねて重厚感のあるアクションになっていたのがめちゃくちゃ怖かった！”と述べて、それぞれスタイルが違うアクションを楽しめることをアピールした。

高岩を含む、過去の想い出についての質問に対しては、賀集は“早い話数から変身シーンが多かった”、半田は“平和のためにとかあんまり戦うタイプではなかったので……記憶喪失だったし……”とコメントして笑いを誘い、さらに出合が出演していた『轟轟戦隊ボウケンジャー』に高岩も1年間出演していたという事実を明かし、観客に“どこに出ているかわかりますか？”と質問。実はオープニング映像のボウケンブラックを（スーツアクターとして）演じていたそうで、当時『仮面ライダーカブト』の撮影中に時間があったので出演したという、これまで明かされることのなかった事実を打ち明けた。

小栗も今作の見どころの1つでもあるアクションに関して質問されると“間近で生で見ると本当にすごくて、ケインさんは軽やかなアクションで、高岩さんは重みのあるアクションで、グッときました”とコメント。これに対して、坂本監督も“正解！”と称賛し、小栗に向けて拍手を送った。

ケインも高岩との共演に関して“全力投球していて、高岩さんがプロの中のプロなので必死でした。ついていくのがやっとでした”と語ると、すかさず高岩が“それ俺！”とツッコんだ。

小栗はキャストとの想い出を聞かれると、“半田さんとのオムライスのシーンで、ずっとオムライスを見ていて美味しそうだなと思っていたら、半田さんから美味しいお店を教えてもらいました！　まだ行けていないけどメモに書いてあります！”と微笑ましいエピソードを口にした。続けて、自身の料理のシーンについては、普段は料理をしないことを明かした上で、今回、料理の先生から習ったことで“フランベ得意になりました！”と笑顔を見せた。

今作への出演オファーを受けた時の感想については、出合は“オファーいただいた時にレジェンドの方だったので、プレッシャーがすごかったです。あと僕が圧があったみたいで、高岩さんだから大丈夫かな？と思っていたんですが……”と、撮影当初はやる気が空回りしたそうで、高岩も“出合くんの圧は半端なかったね”と返した。

半田は“最初こういう作品がありますって企画書みたいなものをもらって、それだけで出せてください！と返信しました。僕も当時は若かったので緊張していたから高岩さんと満足にコミュニケーションが取れなかったので、今回挽回したいと思いました”と話すも、撮影前は坂本監督のアクションに不安になったことを明かした。

小栗は“東映さんで坂本監督って、私は縁がないのかなって思っていたので嬉しかったです。私の出ている作品を監督が観てくださってオファーいただいたので、何ごとも頑張っていれば見ている方がいるんだって思いました。アクションも初めて生で見たので興味を持ちました。いつかファミリーになれたらいいな！って思いました”とアクションシーンに意欲を見せると、坂本監督も間髪入れずに“ぜひ、やりましょう！”とご満悦の表情に。

賀集は“パート1の時に、羨ましいなって思っていたので二つ返事でやりたいですって言いました！　高岩さんと拳を交えるのは唯一のやり残したことだったので、ある意味、津上翔一とアギトという見方ができなくはないかなと思います。21年前のデビュー作だったので、御礼だったりをすべてぶつける気持ちでした”と今作への想いを語り、それを受けて高岩はパート1でも“お礼参りの意味を込めてボコります！”と、前作に出演した佐野岳らなどから言われていたことを話した。

ケインは“昨年の夏の映画『仮面ライダーリバイス バトルファミリア』で坂本監督と一緒にやって、すぐあとにオファーがあったので何も見ないでぜひやってみたい！っと。嬉しかったです。光栄でした”と即答したことを明かし、坂本監督も“『リバイス』やっている時から目をつけていて、正式にまとまったのですぐにオファーしました”と振り返り、今作は脚本を作っている段階でキャスティングしていたことを打ち明けた。

“もし続編で海外の方と共演するなら？”という妄想が膨らむ質問が送られると、坂本監督は即『ジョン・ウィッグ』とキアヌ・リーブスの名前を挙げ、高岩は悩みながらも特撮なので『ハルク』と挙げながら、“ジェッキー・チェンも、それで育ったので。日本人だけど真田広之さんも”と回答した。

最後に高岩が“随所に特撮のネタが隠れていたり、前作からの繋がりのある方もたくさん出ているの探してみてください”とアピールし、フォトセッションでは各々変身ポーズを披露するなど大盛り上がりの中、イベントは幕を下ろした。