SKE48 Team S［ライブレポート］多彩なパフォーマンスで魅力をたっぷり伝えた＜春のチームコンサート＞

明るいイントロで元気よく始まったTeam Sコンサートの1曲目は「制服の芽」。

「手をつなぎながら」、「青空片想い」、「心にFlower」とSKE48らしい爽やかな楽曲を全員で歌唱したあとは、各期／ドラフト生に分かれたユニット曲コーナへ。

ドラフト生の3人は「ハート型ウイルス」を可愛らしく、8期生は「大声ダイヤモンド」を息の合ったパフォーマンスで届けて会場を沸かし、9期生はセンターの赤堀君江を中心に「蹴飛ばした後に口づけを」をしっとりと魅せ、10期生は2人で「君と僕の関係」を披露した。

全員が揃うと雰囲気を一変させて、面白おかしく「チームS推し」を歌唱。MCを挟み、最新の30thシングルで青海がセンターを務めた「絶対インスピレーション」へ。曲前や間奏にダンスパートがつけ加えられ、今回のチームコンサート独自のパフォーマンスとなった。

シングル曲を6曲連続で届けて会場を盛り上げると、春メドレーと題して黄色い布を使う演出で「タンポポの決心」を歌唱。「蕾たち」、「チャイムはLOVE SONG」、「10年桜」、「桜、みんなで食べた」を経て、「僕の桜」で本編を終えた。

アンコールでは、タンバリンなど手持ちの楽器を持って「GIVE ME FIVE」をパフォーマンス。間奏では音遊びとして、客席を4つのチームに分けてメンバーと観客が一緒に音を奏でて盛り上がった。

アンコール後のMCで井上瑠夏が“ライブも終わりに近づいていますが、みなさん楽しんでますか？”と話していると、SKE48キャプテンであるTeam Eの斉藤真木子がサプライズで登場。メンバーとファンに3つのお知らせを伝えた。

1つ目は、2022年9月に日本ガイシホールで行なったSKE48 14周年で発表した愛知県内の飲食店応援プロジェクトについて“これまで新型コロナウイルスの感染状況を見ながら開催日を探っておりましたが、3月より声出し感染やマスクの着用についての緩和を受けて、4月18日よりスタートすることが決定いたしました”とアナウンス。

2つ目は、SHOWROOMにてSKE48 超世代メンバー“パレオはエメラルド”リメイク選抜オーディションを開催し、イベントランキング上位9名のメンバーがレコーディングはもちろん、MVの撮影、さらに31stシングルのカップリング曲に収録されることを発表。

31stシングルについては“続報をお待ちください”と伝えられ、ファンの期待が高まる中、最後のお知らせとして＜SKE48 SUMMER TOUR 2023＞の開催をアナウンス。今年はチームでのツアーではなく、メンバーをシャッフルして実施する。

3つのお知らせを受けてメンバーは喜びの表情を見せ、会場からは大きな温かい拍手が送られた。

ラストはTeam Sオリジナル公演の公演名になっている「愛を君に、愛を僕に」で閉幕した。

Team Sリーダー 松本慈子 コメント
Team Sの見どころは春を感じさせる春メドレーと「絶対インスピレーション」から怒涛のシングルブロックで、今のTeam Sしかできないセットリストにしました。なかなかハードなシングルブロックだったんですが、ファンのみなさんからの大きな声援で乗り越えられました。本当に名古屋公演楽しすぎたんですが、5月の東京公演では、今日を超えられるようにメンバー一同頑張ります！