【イベントレポート】宮崎由加、武道館で卒業「弱気な私を、Juice=Juiceが強くしてくれました」

Juice=Juiceのリーダー・宮崎由加の卒業公演『ハロプロ プレミアム Juice=Juice CONCERT TOUR 2019 〜JuiceFull!!!!!!!〜 FINAL 宮崎由加卒業スペシャル』が2019年6月17日（月） に日本武道館にて開催された。

グループ結成後まもなくJuice=Juiceリーダーに任命され、そのまま活動を行なってきた宮崎由加。この日の公演には約10000人が集結し、メドレーを含めた全21曲のパフォーマンスに惜しみない声援が送られた。ライブの模様はBS スカパー！にて生中継されたほか、国内・台湾を含む全29会場にてライブ・ビューイング中継された。

ライブは静かな立ち上がりからエモーショナルな歌唱で聴かせる「ポツリと」でスタート。続く「この世界は捨てたもんじゃない」では伸びやかに笑顔いっぱいで、「微炭酸」ではクールでキレのあるパフォーマンスと、Juice=Juiceの様々な魅力を序盤から詰め込んだステージで会場のボルテージは一気に上昇していく。

宮崎卒業後のグループ新体制については既に告知がなされており、金澤朋子がリーダー、高木紗友希がサブリーダーになることが決定している。「We are Juice=Juice」と7人が名乗りをあげたライブ最初のMCでは、先日発表された新メンバーの工藤由愛（くどう ゆめ）、松永里愛（まつなが りあい）の2人がステージ初お披露目され、会場から温かい歓迎の声を浴びた。

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新メンバーに対し、先輩メンバーからの質問タイムでは高木紗友希から「憧れの先輩は？」という質問が向けられるシーンも。これに対し、工藤と松永が「せーの」と声を揃えて「さゆきー！」と応えたのには高木が逆に面食らった様子で「いや、仕込んでないですよ？！」と苦笑を浮かべ、他のメンバーからも「仲良くやっていけそうな気がする」と声があがっていた。

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さらに、ここでサプライズとして宮崎の“憧れの先輩”であるハロー！プロジェクトOGの道重さゆみがステージに登場。宮崎が驚きの悲鳴をあげて大興奮していると、道重から宮崎へ「卒業おめでとう」と花束が贈られた。宮崎が道重のモーニング娘。卒業時と同じ25歳であることにふれた道重は、自身の休止・復活経験から「とりあえず1つ言えることはね、2年ぐらい休んでも大丈夫だよ♥　いや、休んだらファンの皆さんは寂しいと思うけど、でもそれぐらい今までリーダーとして頑張ってきたんだしゆっくりしてもいいって気持ちで、気負いすぎずソロでやってくれたらいいんじゃないかなと思います！　これからも頑張ってね」と優しく宮崎を激励した。

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Juice=Juiceはここから、＜JuiceFull!!!!!!!＞ツアーでもやれていなかった曲を含む、12曲にもわたるメドレーブロックへと突入。そして後半戦では都会的なサウンドに熱量をこめた「イジワルしないで 抱きしめてよ」を皮切りに、「カラダだけが大人になったんじゃない」「禁断少女」など緩急をつけた9曲を一気に披露した。ステージに火柱がのぼる「Fiesta! Fiesta!」での大盛り上がりから、「GIRLS BE AMBITIOUS」「Magic of Love」ではメンバーの呼びかけにあわせて観客席から大合唱が響き渡った。

アンコールでは着物アレンジ、且つメンバーカラー全員分を盛り込んだ花柄のドレスに身を包んだ宮崎がステージに現れ、ファンへの手紙を読み上げた。