【対談】青葉ひなり（FES☆TIVE）×坂東遥（新生CoverGirls）グループに懸ける真摯な想い「つらいことや嫌なことがあっても、グループ自体を好きだから辞めたいと思わない」青葉ひなり（FES☆TIVE）×坂東遥（新生CoverGirls）アイドル7年生対談

“自分らしくやればいいよ”って（坂東）

――まずはお互いの第一印象を教えてください。

坂東：
昔、赤坂元気劇場で、CoverGirlsとかFES☆TIVEさんとかで毎日のように一緒に対バンライブをやっていて、その時に初めて会ったと思うんです。最初は青葉ちゃんの方からTwitterをフォローしてくれたのがすごい記憶に残っていて。それがきっかけで、“あ、こんな子いるんだ”っていうのが第一印象ですかね。同い年って聞いてビックリして。当時、同い年の子が周りにあまりいなかったので、嬉しかったのを覚えてます。

青葉：
そうそう。カバガさんとよく一緒になるから、どんな子がいるのかを把握したくてメンバー全員のTwitterを見ていて。それで1番可愛いなと思ったからフォローしたんです（笑）。私、ほかのアイドルグループさんの中から自分の推しを決めるのが好きなんです。ちょっとヲタクみたいな発言ですけど（笑）。

坂東：
初めて知った（笑）。そうだったんだ、嬉しい！

――7年目の真実ですね（笑）。お互い同じグループを6年やっていて、それってすごく長い方だと思うんです。グループ内での変化もいろいろあったと思うんですけど、今の自分の立ち位置についてどう思いますか？

青葉：
私は、初期メンバーですけどリーダーではなくて。グループをまとめることとかは好きではないし、どっちかというと誰かについていきたいタイプで、引っ張っていくのが得意じゃないんです。でも、まとめるだけだったらしっかりしている新メンバーでもできるだろうし、誰でもできるかもしれないけど、自分にしかできないことがあると思っていて。それは、今まで6年やって経験してきたことを伝えることじゃないかと。グループは6年目だけど、メンバーのほとんどがまだ1年目、2年目の子で。その新しく入ったメンバーにグループ全体としての経験値とかペースとかを合わせていったら、グループがダメになるっていうか。グループとしても新しくなっちゃう気がして。

――メンバーが変わるとグループ全体の雰囲気も変わりますもんね。

青葉：
私がFES☆TIVEを守ってきた理由は、グループを成長させたい、グループを前に進めていきたいっていう気持ちが大きかったからで。だからリセットするのも嫌だし、時間が戻るのも嫌で。今まで6年間進んできて、それを残したままさらに前に進んでいきたいから、リセットされないようにじゃないけど、やっぱり自分が経験してきたことを周りに教えていかないとって思っています。1年目とか2年目の新しいグループとしてじゃなくて、7年目のFES☆TIVEっていうのを守る意識で。そういう意味では、引っ張るんじゃなくて、裏でサポートする役割だなって。

――そんな青葉さんがいることで、青葉さんが守ってきたものをみんなで守ろうっていう雰囲気になるんじゃないですかね。

青葉：
ん〜……リーダーではないけど、グループの軸みたいな感じですかね。

――坂東さんは新生CoverGirlsのリーダーですよね。

坂東：
CoverGirlsは、今年の8月で8年目になるんです。私は初期メンではなくて、グループ発足から2年後ぐらいに入って、当時は先輩たちがたくさんいたのでメンバーの中ではけっこう下っ端で。今年でアイドル活動は丸6年が経ちましたが、そのうちの4年ぐらいはずっと自分が引っ張るとか自分がこのグループをどうにかしようとかっていうのはなく、先輩に甘えて活動していた感じだったので、アイドル歴は6年を越えたけどまだまだできないことがたくさんあって。新生CoverGirlsとしてデビューして、リーダーになってできないことがたくさんあることにも気づいて。私、ポンコツって言われるくらい、リーダー気質ではないんです。だから誰もがついていくリーダーっていう感じではないんですけど、それでも“自分らしくやればいいよ”っていうスタンスでリーダーをやらしてもらっていて。周りのメンバーの方がしっかりしているので、メンバーを頼りながらリーダーをやっている感じですね。

――なんだかおふたりの雰囲気が似ている気がしてきました。

青葉：
あはは（笑）。そうかも。

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