【ライブレポート】TPD、結成6周年記念ワンマンで力強く宣言「夢を諦めずにさらに新しいことに挑戦していきたい」

東京パフォーマンスドールが、2019年6月16日に渋谷・STREAM HALLにて結成6周年のワンマンライヴ＜The 6th Anniversary ダンスサミット＞を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けしよう。

今回のライヴは、アニバーサリーということを十分に考慮されたセットリストであった。今までのシングル曲をリミックスしたようなオープニングSEの中、懐かしい真っ白のデビュー衣装で登場した6人は当時と変わらぬ純真さを残しつつ、大人の女性へと成長していく眩さの中で、先代TPDの人気曲「ダイヤモンドは傷つかない」からスタート。

その後も先代TPDの楽曲が続き、現在の新生TPDらしい「Lovely Lovely」などで、昨今、多くの女性ファンから支持される彼女たちのキュートなビジュアルをアピール。そして客席から写真撮影ができるフラッシュタイムへ。懐かしのデビュー衣装でのフラッシュタイムは、全世代TPDファンの貴重なポートレートの1枚になった。

中盤はメンバーそれぞれのソロ曲やユニット曲を披露するコーナーへ。このコーナーは各曲の衣装替えと、変化するさまざまなタイプの楽曲で、各メンバーの個性を表現していく＜ダンスサミット＞の中で特徴的なセクションとなる。中でも上西星来と脇あかりによるユニット“赤の流星”は、最新8thシングルのカップリング曲「Into The Night」を新衣装で披露し、切ない大人の恋物語をコンテンポラリーダンスで表現した。

ライヴ後半への折り返しの1曲目は、これも8thシングルのカップリング曲「Starship Flight」を初披露。6周年の彼女たちの次への決意を表したメッセージと熱いダンスで後半の幕が開いた。

ここからどんどん加速するノンストップのダンスビートは、まさに先代から受け継いだ＜ダンスサミット＞を令和の新時代へ向けて進化させたものとなり、最後まで会場のファンと一体化した激しいものとなった。本編の最後は、結成当時から6年間大切に歌ってきた「DREAMIN’」をパフォマンス。

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アンコールでは、CDデビュー5周年記念最新シングル「SUPER DUPER」を披露。こちらは、CDデビューから5年経って初めてメンバーの浜崎と脇の2人がシングル曲の振り付けを担当した楽曲だ。“初めて観た人でも一緒にできる！をテーマに作った”というこの振り付けは、老若男女に受け入れられるシンプルでハッピーなもので、その中には“令和ポーズ”と呼ばれるポーズが1ヵ所登場する作りになっている。

MCなしのノンストップパフォーマンスがTPDの持ち味であるが、アンコールではいつもメンバーの言葉が聞ける。

最後にリーダー髙嶋が“どんな時でもこのメンバーで乗り切って来られたのは、みなさまの応援があってのこと。自分たちの夢を諦めずにここからまたさらに新しいことに挑戦していきたい」と、熱い胸の内を語り、メンバーも観客も6年間の想いを巡らせて感動の涙で最後の曲「One Day One Life」で幕を閉じた。

MCの終盤で、8月の新ライヴシリーズ＜SUPER DUPER SUMMER 2019＞の開催を発表。渋谷を中心としてくり広げられるこのシリーズは、グループ全体のみならず、各メンバーが個性あふれるソロイベントやユニットライヴを企画するという、新生TPD結成以来初めての試みに挑戦する。その中には人気ブランドとコラボしたTPD初となる＜女性ファン限定＞イベントも開催される予定である。

結成6周年、CDデビュー5周年の東京パフォーマンスドール、今までの力強さにキュート＆ポップなエッセンスが加わった今回の＜ダンスサミット＞は、ここから新たな広がりを見せてくれるという期待に満ち溢れたワンマンライヴとなった。

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